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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「名古屋の都心で、大通りから一歩入って目にするオープンカフェ」

2019-06-15 06:31:20 | アート・文化



「これは何処なの。パリ?神戸?横浜?」
この絵を見た何人かから言われました。

確かに、名古屋ではあまり見かけない風景です。でも、かつて「白い街」「ダサい街」と言われた名古屋も、近年は随分おしゃれを感じるようになりました。

描いたのは、百貨店や大型商業ビルが建ち並ぶ名古屋・矢場町の一角にあるオープンカフェの外観です。

並行する2本の大通から一歩入り、喧騒からもちょっとだけ離れていて、近くのビル内にある画材店へ向かうたびにこのカフェを目に足を緩めます。

カフェの外観は季節によって大きく変化します。ビルの壁を這うツタや影が壁の色を変えるからです。
春はツタの若葉と落葉樹の新緑も加わって黄緑、夏場は濃緑。秋にはそれらが赤みを帯び、冬場にはすっかり枯れ落ちます。

この絵は真冬に撮った写真をもとに描きました。
壁を覆うツタだけでなく、庭木の落葉樹も葉を落としています。壁に残る枯れたツタの跡をどこまで描き込むか迷いました。10号です。





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