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東京芸術座九条の会

憲法九条、戦争への関心を寄せて

学習会の感想その2

2012-05-22 00:58:07 | Weblog
これまで「九条」や「憲法改正」について、なんとなく考えたり、ぼんやりと人の意見を聞くことはあっても特別に学習しようと思ったことはありませんでした。今回、学習会に参加したことは改めて九条・憲法のことを考えるきっかけになりました。
私が目を向けていないところで静かに、確実に、一部だけれど多くの人間が憲法を改正(改悪?)しようと動いていることを知ってゾッとしました。日本はどこに向かおうとしているのか。どこかの誰かが決めた何かに流されるままにならないよう、自分の意志をしっかり持ってもっと周囲にアンテナを張っていなければと思いました。
私はただ、大切な人が戦争で傷ついたり傷つけたりするのはイヤだ!それだけ!       橋本 怜奈



今回の学習会で高田さんのお話を聞かせていただき、憲法九条がとても危うい状態である事を気づかせてもらいました。
「九条が復興を妨げている」など、おおよそ理解できない理論を展開して改悪が進められようとしている状況が急速に出てきている。
これに対して、私たちは自分たちの手法で、九条を考える機会を、そして九条の大切さを広めていかなければならないことより強く感じた学習会でした。      榎本 邦尚



平和に馴れてしまっている私にとって、変わりつつある憲法第九条の内容は衝撃的でした。
物事の中身や捉え方をかえて社会をよりよくしていく方法は、現代で必要なことだと思いますが、九条だけは例外だと感じてます。     中屋 力樹

9条が危ない!

2012-05-13 00:35:51 | Weblog
今、憲法が危ないみたいだというニュースを耳にして企画した今回の学習会でしたが、こんなに危なかったなんて…
学習会に参加した人は、みんな胸をドキドキさせながら講師の先生の話を聞いていました。
去年の3・11の大震災のわずか2カ月後に、緊急事態条項という「大規模な自然災害やテロなどの緊急事態があった時のそれに対処するための条文」を導入して憲法を変えようとする動きが始まったなんて本当に驚きでした。地震・津波・原発の被害に対してやることがいっぱいあるときに、それに便乗する形で憲法を変えようとするなんて、とても信じられません。
自民党も民主党も公明党もみんなの党もたちあがれ日本も維新の会も…、みんな9条を含めて憲法を変えようとしているという絶望的な状況を、どうすれば変えられるのか。
原発をなくすために、今までデモとかの運動なんかしたこともなければ興味もなかった人たちが、大勢デモや集会に参加するようになってきた力と手を結んで、改憲を阻止する運動を大きくするという話は、納得できるものでした。
頭にきたり背筋が冷たくなったりという話が多かったのですが、絶望することなく、9条を守るために何ができるかを考えなくてはと考えさせられる学習会でした。
                                       浅利倫映

学習会のお知らせ

2012-05-08 00:17:15 | Weblog
さまざまな問題が国会で話し合われていますが、憲法9条は今どう取り扱われているのでしょう?
講師として「9条の会」事務局の高田健さんをお招きして、9条の現状をお聴きし、意見交換の場を持ちたいと思っています。
オープニングで東京芸術座の相沢ケイ子と笹岡洋介による「お国ことばで憲法を」、世話人による、井上ひさしの「子どもにつたえる日本国憲法」の朗読を行います。
講演会の後の交流会ではそれぞれの9条の会の方たちと経験交流などを行いたいと思っています。
これを機会に、いろいろな劇団などの9条の会や9条に関心のある方たちと横のつながりができたらと考えていますので、是非ご参加ください。

日時:5月12日(土)
     学習会・14:00~16:00
     交流会・16:00~17:30
      ※交流会のみ参加費\300いただきます
場所:東京芸術座(練馬区下石神井4-19-11)西武新宿線上井草駅徒歩7分

お問い合わせ:03-3997-4341(東京芸術座)


久しぶりの投稿です

2010-11-13 14:56:18 | Weblog
久しぶりに大きな取り組みをすることになりましたのでお知らせします。
11月23日、東京芸術座稽古場で練馬9条の会の学習会が行われます。その学習会を東京芸術座9条の会も一緒に取り組むことになりました。
講演会の前に、東京芸術座有志による朗読劇をやります。劇団のレパートリーのひとつ「勲章の川」を30分ほどの朗読劇にまとめたものです。この作品は、秋田県の花岡で実際に起こった「花岡事件」を題材とした作品です。
戦争中、中国から強制連行で連れてこられ‘鹿島組’で強制労働をさせられていた中国人が、あまりの待遇の酷さに一斉蜂起して逃げ出しました。その中国人を、一般の村人までが追いかけ虐殺したのです。その「花岡事件」を、30年後一人の高校教師が学校の授業で取り上げました。村人までがかかわったこの事件は、ずっとタブーとされてきていました。ひとりの生徒の父親がこの虐殺に加わっていたことがわかり…
戦争の本質を描いたこの作品は、劇団の代表作として全国の高校で上演されました。今回、劇団に入ったばかりの若手が中心となり、戦争の本当の姿と向き合い、この作品と格闘しています。
第二部では「韓国併合100周年、歴史教育はなぜ大切か、戦争ってなんだ?」というテーマで、歴史教育者協議会前委員長の石山久男さんの講演会が行われます。
13時半~16時の予定です。入場料は300円となっています。是非お出で下さい。

映画会のお知らせ

2009-02-08 23:24:43 | Weblog
久しぶりに映画会をやります。どなたでも無料で参加できますのでよろしかったらご参加下さい。

日時:2月23日13時30分~
場所:東京芸術座稽古場
作品:「ヒロシマナガサキ」 スティーブン・オカザキ監督作品

14人の被爆者の方と4人の原爆投下に関与したアメリカ人の証言を軸に、アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門でオスカーに輝いた事のあるスティーブン・オカザキという日系人の監督が25年の歳月をかけて完成させた渾身の映画です。被爆者たちの想像を絶する苦悩、そして勇気と尊厳を描いていると同時に核兵器の恐ろしさを浮き彫りにした作品になっています。

上映の前に豚汁を出しますので、昼食を食べてからご覧下さい。