1月12日~16日まで、きなせ企画公演「とりあえずの死」に出演しました。中国残留婦人の物語で、中国にある外国人向けの養老院で暮らす女性たちの実話をもとにした話です。日本の為と満州に渡り、敗戦で日本に見捨てられ、そのまま日本に帰ることができずに中国で暮らし続けた女性たちです。私が演じたのは、結婚してすぐ満州に渡り、夫が徴兵されたあと終戦になり、同じ開拓団の人たちと逃げる途中でひとりもとの開拓村に戻り夫の帰りを待っていたが、中国人に捕まり競売にかけられて中国人の嫁として売られてしまった女性の分身(心の中のもう一人の自分)の役です。夫は敗戦後開拓村には戻らずに日本に帰ってしまっていて、日本で再婚し子どももできていました。一時帰国で夫に会いに行きますが、会うことができずにまた中国に戻ってしまったのです。
戦争では、日本でも外国でもたくさんの悲劇がありました。そんな悲劇がもう起こらないために、九条を守り、九条の精神を世界に広げていくことが大切だと改めて痛感しました。
今回この公演のロビーに「九条の会」のコーナーを作らせてもらい、今まで出したニュースや九条関連の出版物を展示しました。少しでも宣伝をできる場所があれば宣伝して、この芝居の主人公たちのような戦争犠牲者が二度と作られない世の中になるようにがんばりたいと思います。 浅利倫映
戦争では、日本でも外国でもたくさんの悲劇がありました。そんな悲劇がもう起こらないために、九条を守り、九条の精神を世界に広げていくことが大切だと改めて痛感しました。
今回この公演のロビーに「九条の会」のコーナーを作らせてもらい、今まで出したニュースや九条関連の出版物を展示しました。少しでも宣伝をできる場所があれば宣伝して、この芝居の主人公たちのような戦争犠牲者が二度と作られない世の中になるようにがんばりたいと思います。 浅利倫映