こちら北山杉の里はご多分にもれず、高齢化がすすんでおります。
小学校は小野郷地域も中川地域も休校になり寂しい事ですが、ニーズに合わせて今月新しい建物が建ちました。
デイサービスセンター 「北山杉いこいの家」 です。
場所は小野郷から大森方面へ行く道を少し入ったところ。
あまりご存じないかと思いますが、当組合は、京都市域産材供給協会の構成団体の一員です。
難しい名前ですが京都市域産材供給協会というのは、京都市の木を、公共建築や、一般消費者、工務店の皆様等に広く利用していただき、京都市域の4分の3を占める森林の保全につなげることを目指して京都市の委託を受けた団体です。
北山丸太をはじめ京都市の地域産材を「みやこ杣木(そまぎ)」と名付け地産表示をしています。
「北山杉いこいの家」は、その「みやこ杣木」を使っていただいており、早速見学に行かせていただきました。
北山杉に囲まれた広い敷地に平屋建てです。
玄関ホールに、北山杉の磨き丸太を使っていただきました。
丸太が入ると空間が丸みを帯びて、来所される方々を暖かくお迎えしてくれるようです。
そしてデッキスペースの床にも、「みやこ杣木」が使われています。
外にでてみると、廻りにさえぎるものがないので、風がよく通りとても気持ちがいいです。
7月開所のデイサービスセンター「北山杉いこいの家」はご利用者だけでなく、地域の憩いの家として、みんなが気軽に集まれる拠点となるべく、社会福祉法人 七野会様が運営してくださることになりました。
北山丸太、そして「みやこ杣木」がデイサービスセンターの一角を飾ることができて光栄に思います。
改めてオープン、おめでとうございます