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爺ちゃんの「ずくだせ散歩」!

京都紅葉巡り:東山の長楽寺へ!

 今日(2日)は、朝方から雨が降っている京都です。今は薄日が差しています。朝の4時頃大雨警報の緊急メールが来てビックリしました。

 昨日、天気が良かったので「良い天気だな」と呟いたところ、「目の前でウロウロされると邪魔だから、何処かへ行って来なよ!」と婆さんに言われてしまいました。

 11時近くなので遠くへ行くのは無理と判断し、円山公園の上にある「長楽寺」へ行くことにしました。「紅葉の隠れた名所」と言われています。

 日曜日ですので混雑は覚悟で錦市場に入ったのですが、そうそうに諦めました。四条通に出て八坂神社へ。

 八坂神社では結婚式が行われていました。本殿の前にある「舞殿」で行われていたため、周りを観光客の方が取り囲んで写真を撮っていました。「私なら照れくさいな」等と思いながら写真を撮ってきました。

 円山公園は思っていたより人が少なく、ひっそりとしていました。紅葉も終わりの頃だからでしょうか。

 公園の右横の道を上がって行くと長楽寺です。山門の手前を左に入る道が、東山山頂の「青蓮院青龍殿」に登る道です。

 長楽寺は、建礼門院が出家した寺として知られており、創建は、800年代という古刹です。境内は高い木々に覆われているので、静かで落ち着ける場所です。その分、紅葉には少し早かったのかと思いました。

 建礼門院塔や、建礼門院が修行をしたという「平安の滝」があります。

 山の中腹には徳川昭訓(左から2枚目)や頼山陽(3枚目)の墓があり、眺望も開けていると案内板に書いてありましたので登りました。台風の影響からか道には倒木があちこちにありましたが。

 相阿弥が作庭したと伝わる庭園に入ります。それ程大きくはない庭ですが、足利義政が銀閣寺の庭を造る時に、試作的に造園させたものといわれています。紅葉が見頃ならば良かったのですが。残念!

 山門に戻りました。石段の上から見下ろす山門の風景も、なかなかいい感じです。

  参道を下りた左手に「東本願寺大谷祖廟」があります。親鸞聖人の墓所です。境内から一段と高い所にある親鸞聖人の墓所にお参りした後、境内に戻り写真を撮ってきました。椿と紅葉のコラボが見られました。太鼓堂や総門も立派です。

 ねねの道から見た大谷祖廟参道です。

 高台寺前のねねの道を歩いていると、左手奥に紅葉が目に付きました。岡林院というお寺で、丸窓ある風景に惹かれました。

 高台寺の境内に上がりました。大門までの坂を「台所坂」と呼ぶのだそうです。まだまだ紅葉も奇麗でした。

 大門を入った所に「綱敷天神」があります。人が並んでお社の周りをぐるぐる回っていました。マニ車といって、般若心経が入った車を回しながら歩くとご利益が受けられるのだそうです。

 鐘楼から見る八坂の塔を望む風景は、京都らしい風景で私の好きな眺めです。

 高台寺公園の横の「維新の道」を上がり、霊山観音を左に見ながら霊山護国神社に行って見ました。

 霊山護国神社は、明治元年に創建された神社で、明治維新を担った方々の霊を祀っているようです。坂本龍馬と中岡慎太郎の墓があることで有名。京都市内も良く見えます。

  維新の道は、霊山護国神社の前の道を登り切った所に鳥居があり、そこが頂点で、二年坂・産寧坂に続く道まで下ります。奇麗な紅葉やミステリー作家の山村美紗さん、娘さんで俳優の山村紅葉さんの家などを眺めながら。

 下の道と交わるところに、興正寺本山霊廟があります。親鸞聖人のご廟所があります。参道の紅葉を撮ってきました。

 産寧坂を見ましたらこんな状況で、とても清水寺まで行く勇気が出ませんでした。お腹も空いて来ましたし。

 そのまま八坂の塔に向かいました。途中、「嵯峨菊」が店先やお地蔵さんの脇に飾られていました。どことなく「はかなさ」を感じる嵯峨菊は良いものです。

 八坂の塔や八坂庚申堂も大混雑です。

 東大路通の安井金比羅宮を抜け、建仁寺の境内に入り、宮川町をぶらぶら歩いて帰りました。

 長楽寺周辺は坂道が多いので、結構、ハードな散歩になりました。ダイエットには向いていますので、婆さんや孫娘に薦めたいコースです。

 今日の歩数は、16,709歩。

 


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