ムーンライダース
「スカーレットの誓い」
↓
I can't live without roses
「薔薇がなくちゃ生きてゆけない」なんていう高踏遊民的な感性でもって、80年代初頭、日本のNewWave(?)のさきがけとして君臨した他に類を見ないバンド。最近バンド活動休止のニュースが飛び込んできて、懐かしさからついググってみました。
大衆的な歌謡曲とは明らかに違う、知的センスあふれる楽曲で、異彩を放つ。歌詞は、より文学に近い詩のようでもあり、少年の瑞々しさを表現するものや、階級闘争・労働運動的な事柄、そうかと思えば、ごくごく個人的な嗜好や倒錯の世界を描くなど当時としてはタブーに挑戦していたと思う。今思うと、独特な比喩表現などはアポリネールやコクトーといったフランス文学の影響もあったのかなと想像する。オタな音楽ファンとしては、佐藤奈々子さんの名前も見落としてはなるまい。
「マニア・マニエラ」というアルバムは、当時流行ったカセットブックというパッケージで、斬新だったなあ。
「スカーレットの誓い」
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I can't live without roses
「薔薇がなくちゃ生きてゆけない」なんていう高踏遊民的な感性でもって、80年代初頭、日本のNewWave(?)のさきがけとして君臨した他に類を見ないバンド。最近バンド活動休止のニュースが飛び込んできて、懐かしさからついググってみました。
大衆的な歌謡曲とは明らかに違う、知的センスあふれる楽曲で、異彩を放つ。歌詞は、より文学に近い詩のようでもあり、少年の瑞々しさを表現するものや、階級闘争・労働運動的な事柄、そうかと思えば、ごくごく個人的な嗜好や倒錯の世界を描くなど当時としてはタブーに挑戦していたと思う。今思うと、独特な比喩表現などはアポリネールやコクトーといったフランス文学の影響もあったのかなと想像する。オタな音楽ファンとしては、佐藤奈々子さんの名前も見落としてはなるまい。
「マニア・マニエラ」というアルバムは、当時流行ったカセットブックというパッケージで、斬新だったなあ。