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素人による素人のためのF1講座 ~第5回~チーム紹介

2005-02-22 23:19:32 | 素人による素人のためのF1講座(05年)
こんばんわ~、今日はチーム紹介いきますね。

えぇーっと、ストレートにフェラーリは・・・と書き始めたいことですが、今日はチームの「種類」について書こうと思います。F1を最近見始めた人によく聞かれるのですが、
「フェラーリやBMW、ホンダは自動車メーカーだからわかるケド、ザウバーとかミナルディってなんなの?」
そーなんです、おそらくF3000やCARTもそうなんですが、F1にはメーカーの影響力が少ないプライベーターチームが存在するのです。

マシン本体(シャーシ)もエンジンも100%製作するチーム
フェラーリ、ルノー、トヨタがあります。
この方法だと莫大な費用がかかりますがマシン本体とエンジンの組み合わせが理想的なマシンを作ることが可能です。
もちろん、資金力はかなりあります。

マシン本体とエンジンを作っている会社は別だがチーム運営にはワークス(自動車メーカー)が口出しするチーム
ウィリアムズBMW、BARホンダ、マクラーレンメルセデスがあります。
メルセデスベンツはマクラーレンの株を持ち同じようにホンダはBARの株を持ち、チームへの影響力を持つのです(ウィリアムズとBMWは未確認ですが、おそらくそうです)
また、チームにワークスからエンジニアも派遣されるのでかなり高いレベルまで理想のパッケージングが実現可能です。
資金力はプライベーターに比べるとかなりあるといってもいいでしょう。

プライベーターチーム
ザウバー、ジョーダン、ミナルディ、レッドブルがあります。
プライベーターチームは自動車メーカーやエンジンメーカーからエンジンを「買う」という形でエンジンを手に入れているのでメーカーの影響力はさほどありません。しかし、エンジンを供給してもらう代わりにその自動車メーカーが将来有望とするがまだ正ドライバーには早すぎるというドライバーを正ドライバーとして採用することもあるのでまったく影響がないとは言えません。(例えば、フェラーリエンジンを供給してもらっているザウバーはフェラーリのテストドライバーだったフェリペ・マッサを正ドライバーして採用している)
しかし、資金面で問題のあるチームが多く(レッドブル以外はそう)撤退、売却などの噂が常にあります。資金がないということは戦闘力のあるマシンを作るのがなかなか難しくここ何年かはプライベーターチームが優勝争いに参加することはほとんどありません。そのため、ドライバーの個人スポンサーが有力だったり、「持参金」を持ち込んだドライバーを採用することもよくあります。

2レース1エンジンもタイヤの使用規制もプライベーターチームのための予算削減という名目で行われていますが実際、開発費用がかさみどこまで効果があるのか疑問ですし、F1をつまらなくしていると言われてしまっても仕方ないでしょう。

F1中継ではプライベーターチームあまり注目されませんが、F1ドライバーとして成功するドライバーはプライベーターから出世することが多いので(ミハエル・シューマッハもそう)若手有力ドライバー育成の場としてもプライベーターチームは非常に重要です。

レースで、ミナルディ(黒いマシン)がとろとろ周回遅れを走ってるからってバカにしてはいけないのです!

明日はチーム紹介、フェラーリ編です。
開幕 オーストラリアGPまであと11日。

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2 コメント

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Unknown (コンソナ)
2005-02-23 23:42:05
いやぁ~まだまだわかりにくいですね!!F3000やCARTの説明が足りない。

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Unknown (きゃだ)
2005-02-23 23:58:06
ご指摘ありがとうございます。

確かにそうかもしれませぬ
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