きゃだのぼやき

きゃだのF1 blog☆

素人による素人のためのF1講座 ~第7回~チーム紹介 BAR編

2005-02-24 19:28:43 | 素人による素人のためのF1講座(05年)
ども、カゼひいて元気がないきゃだです
気を取り直してBARホンダの紹介いきますね~

BARはご存知日本人ドライバー佐藤琢磨がいるチームです。
BARは97年に「ティレル」というチームを買収する形で設立され2000年からホンダエンジンを搭載しています。昨年ホンダがBARの株式を45%買い取りホンダは最終的にフェラーリのようなオールホンダを目指しているとも言われています。
昨年はこれまでで最高のコンストラクターズ2位を獲得する活躍を見せ、今シーズンはコンストラクターズ2位を捨ててでも初優勝を狙う意気込みです。

(マシン)BAR007
エンジン ホンダ製  タイヤ ミシュラン
BAR007は昨年大成功を収めた006を発展させたマシンで、軽量化、低重心化が図られています。しかし、昨年のような速さはテストの段階ではなかなか見えず、グリップ不足、2レース分の距離をエンジンがもたないなど問題を抱えており、ドライバーからも不満が出ています。
しかし、これはチームの「コンストラクターズ2位を落としてでも初優勝を」という方針のためで、もしトラブルが解決されれば強さをみせることも可能でしょう。

(ドライバー)
Car No.3 ジェンソン・バトン イギリス出身 25歳 出走84回 通算0勝(最高位2位) 2004年ドライバーズランキング3位
女性のファンも多いハンサムなバトンです。
彼はウィリアムズからキャリアを始め、2003年まではあまり目立つという感じのドライバーではありませんでしたが昨年、表彰台に10回も登るなどかなりの安定した速さを見せて才能を開花させました。
昨年の終わりにBARとの契約が残っているのにも関わらず、ウィリアムズへ移籍しようとし、BARとウィリアムズが激しい争奪戦を繰り広げましたが裁判で移籍はできないとする判決が下されるという事件もありました。
不安要素としてはやはり移籍の失敗によるモチベーションの低下でしょうが、BAR007が結果を残せさえすればその心配はないでしょう。

Car No.4 佐藤琢磨 日本出身 28歳 出走35回 通算0勝(最高位3位) 2004年ドライバーズランキング8位
おそらく、佐藤琢磨の活躍によりF1に興味を持ったという人も多いのではないでしょうか?彼は日本人ドライバーで最も輝かしい成功を収めていると言ってもいいでしょう。
琢磨は安定した速さという面においては充分ではありませんが、時々、すばらしいオーバーテイク(相手のマシンを抜くこと)を見せます。現在のF1はオーバーテイクはあまり見られず、ピット戦略(いつピットインするか)で順位が決まる傾向がありますがその中で彼のオーバーテイクはすばらしいものがあります。
弱点としてはやや安定性に欠けること。また、マシンに優しいドライビングがあまり得意でないというとこでしょうか。今シーズンはマシンをいたわる必要があるのでその辺は注意が必要です。
今シーズンも再び表彰台の頂点に上がってほしいものです


個人的には序盤はかなりBARは苦戦すると思います。しかし、この予想をぜひとも覆してほしいものです。

最新の画像もっと見る