SOHOミセスのよしなごと

「テープ起こし」ワーカーの独り言をつづっています。

dvfファイルからwavファイルへの変換

2005年10月11日 | テープ起こしの周辺
1時間36分のdvfファイルを受け取った。

ステレオで音質はまずまず。多人数の会議の録音だ。
これをテープ起こしするためには、mp3かwavファイルに変換する必要がある。

あいにく私はソニーのICレコーダーも付属ソフトの『Digital Voice Editor』も持っていなかった。
そのため、クライアントさんがwavファイルに変換してくれたものも一緒に受け取ったのだが、残念なことに音質はかなり落ちていた。

滑舌のよい人、マイクに近かったと思える人の声は問題ないのだが、早口でかつ、マイクから遠いと思える人の声が聞き取りにくい。

あらかじめクライアントさんからICレコーダーの本体を除いた一式を借り受けていたので、一通り起こした後、元の音源を別の形式――「dvf →wav(自動:wavファイルへデコード)」で変換してみた。

するとどうだろう。

同じwavファイルなのに音質が格段によくなり、聞き取りづらかった音もかなりクリアに聞こえるではないか。

クライアントさんが最初に変換してくれたのは、「音声認識用」のwavファイルだったようだ。ビット数は同じだが周波数は4分の1、ステレオからモノラルに変わっていた。

『Digital Voice Editor2』で音声フォーマット変換を使ってdvfファイルからwavファイルへの変換には次の3種がある。

   1  自動:wavファイルへデコード
   2  CD作成用
   3  音声認識用

最初にクライアントさんが変換してくれたのは3番、改めて自分で変換したのは1番。


元の音源のコピーも借り受けられるなら、ぜひそうしたいと実感した一件だ。