SOHOミセスのよしなごと

「テープ起こし」ワーカーの独り言をつづっています。

新型インフルエンザって軽いの?

2009年12月08日 | よしなごと

新型インフルエンザ体験者としての感想は、

タミフルは強力、ということだ。

朝晩2回、タミフルを服用し、およそ丸1日で症状は回復した。

もっとも、一応「インフルエンザなんだから」という思いもあったからか、
何となくだるい感じもするが、気持ちの問題のような気もする。

その気になれば、仕事も家事もできそうな気がしたが、
家族からも、「寝てなきゃ、だめでしょ」 と言われるので、
お言葉に甘えて、2~3日は寝たり起きたりの生活をしていた。



どんなにぴんぴんしていても、

新型インフルエンザと診断されると、何が何でも1週間は自宅待機を
余儀なくされるので、仕事にも買い物にも、とにかく外出は控えなければならない。

結局、4日目からは、家でメールを見つつ、仕事をしていた。


それにしても不思議なのは、家族が誰も感染していないということだ。
私よりも、むしろ高校生の娘が罹ってもおかしくないのに、である。

うがいのコップと洗面所のタオル、洗顔用のネットは別々にしたが、
それも2日目からやったこと。

感染の可能性は十分あったと思うが、
潜伏期間と言われる1週間が経過しても、夫も娘もフツウに生活している。


いざ、回復してみると、

あれは本当に新型インフルエンザだったのだろうか・・・・

なんて、考えてみたり。


かなり症状が重い、あるいは亡くなった人もいるという話を聞くと、
今回、軽くて済んだことには感謝、かな。

思わぬ休養をいただいた、と思うことにする。


新型インフルエンザ顛末(てんまつ)記

2009年12月01日 | よしなごと

家族も周囲の誰も罹っていないのに、どこで感染したのか。
なぜか1人、ビンゴで罹ってしまった。

ある日の火曜日
外勤の仕事中。午後 突然、のどの奥に違和感 。
ちょっと気温も低く寒かったので、机の引き出しに入れてあった去年の使い捨てカイロを引っ張り出して、そっと背中に貼る。
のどの痛みは、かすかにあるのみ。そのほかは特に異常なし。

午後6時 娘の予備校で三者面談
「一晩で回復させるぞ」と、夜、葛根湯と栄養ドリンクを1本飲んで早々に寝る。

翌水曜日
おかしい。のどの痛みがなくなっていない。
でも、終日、家で過ごせる日なので、大人しく寝ていれば回復するだろうと思い、読みかけの小説を読みながら、ベッドで過ごす。
久々だったので、ちょっと嬉しかったりしたのは日中だけ。
夕方になっても、だるさが消えない。

試しに検温すると、37.4℃ 

があったとは・・・

だからだるかったのね。
これってもしかしたら、あの、流行の、インフルエンザ?
それにしては、「高熱」ではないようだけれど・・・と、
発熱センターとやらに聞いてみようと思ったが、相談時間は終了していた(19:00まで)

木曜日
午前8時 37.4℃
近所の診療所に事前に電話で確認。
のどの痛みと37℃台の熱が丸一日収まらないが、インフルエンザの可能性はあるのかどうか。
通常は、38℃の高熱が出るらしいが、とりあえず検査してもらうことに。

できることなら家で寝ていたほうがましなのだが、やっとの思いで出掛けた診療所。「疑わしい」と患者自ら申告していたにもかかわらず、通常の待合室にかなりの時間、放置される。

シーズンだからか、いつもなのか、待合室は、結構賑やかだ。
馴染みらしいお年寄りの患者さんがうろうろ、
風邪かインフルエンザか、母親に付き添われた小さな子ども、小中学生もちらほら。
(この辺りは小児科がないからね)

マスクをしていたとはいえ、こんなところで待っていていいのだろうかと心配になる。
隔離部屋もあるだろうにと思いつつ、ソファの端っこに座ってじっと待つ。

どうも看護師さんには、高熱ではないため、普通の風邪だと思われているフシがある。

それにしても、定期健診並みに診察してもらっている熱はなさそうなお年よりがどんどん入れ替わるのに、目を潤ませて、だるそうにしている中年のオバサンが放置されているのは一体なぜ? 馴染みの客・・・いや、患者ではないからか?!と疑いたくなってしまう。

大人しくしていようと思ったけれど、あまり遅いので、意を決して窓口に申し出る。

「あのう、インフルエンザかもしれないと言ってるのに、もう40分くらい待ってるんです。私より後から来られた方が、今、検査に入られたみたいですけど、いつまで待てばいいんでしょうか?」

やはり、忘れられていたのかも。申し出たら、すぐに
「次、入ってもらいますから」  ということになった。

しっかりしてくれよ!ウイルスまき散らしていてもしらないからね。

ようやく診察。
診察の後、お医者さんが

「一応、こんな時期なのでインフルエンザの検査をしておきましょう」 だって。

あのう・・・もともとそのつもりなんですけど。
とは、さすがに言えない。

検査結果が出るまで数分間。
今度は、診察室の前のイスに座って待つように言われる。

結果が「陽性」と出た途端、診察室から出た後は、

隔離部屋に案内される。
お会計もすべてこの部屋で済まし、出口もここからだ。(今さら手遅れじゃないの!?)

明らかに、看護師さんの不手際だろう。
こういうことって、意外と多いのかもしれない。


薬の処方箋をみると、タミフルとその他2種類の薬の名前が書いてある。

もちろん、薬局では、即座に薬を渡してくれた。
ほかの誰よりも早く薬をわたされたような気がするが、感染経路を断つという意味では、これが当然の行動だと思う。


なんか、診療所の話が長々と続いてしまった。
続きは、また別口で書くことにする。