1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 1 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 |
[勝]川上 15試合 8勝 4敗
[S]岩瀬 33試合 1勝 2敗 24S
[敗]上園 6試合 2勝 2敗
[本]ウッズ23号(上園・2回) |
中日が巨人とゲーム差なし・勝率4厘差で5/27以来となる首位に浮上した。中日は2回、ウッズの23号ソロで先制すると、続く3回には福留、井上のタイムリーなどで5点を追加した。先発・川上は7回を投げ、毎回の11安打を浴びるも3失点に抑え8勝目。通算100勝に王手をかけ、昨年からの甲子園の連敗を3で止めた。3人目の岩瀬が24セーブ目。阪神は先発・上園が3回を6安打6失点で今季2敗目。打線は5回に坂、鳥谷、7回には林のタイムリーで3点差まで迫るも及ばず、連勝は4でストップ。甲子園でも5連敗となった。
この二日の中止、岡田監督にとって選手を休ませることができるということでとてもプラスなことのようだったが、中日にとっても大きかったと思う。3連勝した阪神、サヨナラ負けした中日、流れも分が悪い。そしてこの3連戦が行われていて、もし阪神が勝ち越すようなことがあれば完全に息を吹き返す。しかも中日にとってやや苦手意識のあるチーム。リスクがおおきな3連戦だっただけに、本当に恵みの雨だったと思う。もちろん選手も休むことができ不調だったウッズや李などもリラックスできた。下柳ともあたらずに済んだ。今日勝った方が恵みを得るという形にもなるであろうが、私の意見としては阪神にはマイナスだったと思う。
で、絶対勝たなくてはならないこの試合で勝手に阪神がこけた。3回表が致命的になったのだが、そもそもケチのつけ始めは2回表だ。ウッズをツーナッシングに追い込んでおいて3球目をバックスクリーン、先週とまったく同じミスをおかしたのである。ウッズは打ち気にはやるバッター、もしピッチャーが下柳だったりキャッチャーが矢野だったらツーナッシングまで追い込んだ時点でストライクはいらないという方程式がすぐ出てくるはずである。となれば3球目に勝負を急ぐ必要などまったくなく、あそこでストライクからボールになるというリスクの高いフォークを選択してはならないのである。そういう意味でこの経験の浅いバッテリーが出てきたことも中止の影響としてラッキーだった。で、経験の浅いバッテリーだけに引きずった結果が3回表に表れたと思う。結果論だがこれ以降中日は点が取れてないのだからこれがなければ負けていた。まったくのもうけもんである。
試合を見てないので川上の内容はよく分からなかったが、金本へのフォアボールだけはナンセンスだ。調子も悪くひざの状態も悪い金本なのだから少なくとも一発はない。むしろそのあとの林のが恐い。打たれてもしょうがないものとしてしっかり攻めてほしかった。7回は失点に絡んでいる。無駄なフォアボールだけは本当に避けてほしい。
テイタラクのジャイアンツが今日も負け、ついに首位に立った。なにより負け数が3つさというのはかなり大きい。いろいろまだうまくいってない中日だがどうやらすこしづつ傾いてきたと思う。とりあえずヤクルト3連戦、首位をキープして終わらせたい。
まぁ巨人の自滅もぁりますが、それでも。