My Data of Dragons

中日ファンの評論。

川上は・・・

2007年06月30日 | 敗北(ラジオ観戦)

<CAPTION>【30日・秋田】◇10回戦・ヤクルト3勝7敗 ◇観衆18,678 試合終了</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
中日 0 0 0 0 0 2 0 0 1 3
ヤクルト 3 1 0 1 0 2 0 0 X 7
[勝]グライシンガー  14試合 9勝 2敗
[敗]川上  13試合 6勝 4敗
[本]福川2号(川上・4回)、3号(デニー・6回)



 ヤクルトが中日戦の連敗を3でストップ。2位中日と首位巨人のゲーム差4のまま。ヤクルトは1回、宮出・宮本の連続タイムリーで3点を先制すると、2回に1点、4回には福川の2号ソロ、6回にも福川のプロ入り初の2打席連続3号ソロなどで加点した。ヤクルト先発グライシンガーは7回を被安打5、奪三振8、無四死球で2失点に抑え、自身の連勝を6に伸ばし今季9勝目。中日はこの日ケガから復帰した中村紀洋のタイムリーなどで反撃するも及ばず、先発川上が5回5失点で今季4敗目。落合監督は地元秋田で采配4戦目にして初黒星。



 テレビ中継もなく、18時30分に東海ラジオを入れたらもう3-0、あれ?今日って川上とグライシンガーだったような。試合終了を感じた一瞬であった。結果はほぼ一方的。後半戦最高のスタート・・・・
 すこし同情的な部分はある。この5試合、ダルビッシュ、グリーン、杉内、和田、グライシンガー。もともと打てない打線でこの辺が毎回先発されりゃつらいといえばつらい。投手も野手も焦る影響にはなるだろう。でもうちのピッチャーも本来の力はこの辺のレベルのはずなんだけどなー。今のところだが去年よりも今年のほうが調子いいと感じさせてくれる選手って、立浪、英智、岡本の3人ぐらい。もちろん年齢、疲労もあると思うがやっぱりキャンプが失敗じゃなかったのとおもってしまう。
 試合を画面で見たわけではないのでなんともいえないが、1回、先頭青木のセンター前で川上は終わっていたように感じる。ツーナッシングまで追い込んで、ファールで粘られて釣り球をセンター前へ運ばれる。多分攻め方は去年とかわってない。ちょっとしたコントロールの甘さとなにより球威のなさの違いである。今年、1回にこういった球威不足による痛打がものすごく目立つ。ここまで開幕から球威が上がってこないとなるとやっぱり今年はもうだめだなーという結論になってしまう。今年は怪我のせいもあってキャンプでしっかりとした投げ込みをしてこなかったとのこと。その結果であろうという予測に結びつく。もう今年は見込みない。
 ただもうひとつ改めて思うのが、プロに入ってからの間川上は球威だけに頼ってピッチングしてたのかもということである。2回以降ほとんど初球に打たれていた。2回の1失点はしょうがないにしても、それ以降初球の入り方に気をつけようという学習能力は働かなかったのだろうか?もっともデニーも同じことをやっていたので、馬鹿キャッチャーの影響は大きいと思うが。ただ一時は球界のエースにまでなったピッチャーなのに相手の感覚、かけひき等投球術もなく球威だけでここまで投げてきたのか?福川のような打率2割のバッターに、調子が悪いとはいえ何回も打たれてしまうぐらいに知恵のないピッチャーだったのかなぁと。もしそうならこれからずっと勝てないピッチャーとなっていくような気もするのだが。
 ちなみにここのとこ毎回思うのだが、ベンチは1試合1試合大切にしていこうという気持ちがあるのか?それとももう3位以内に入ればいいと思っているのか?甚だ疑問である。昨日も疑問が残る采配がいくつもあったが、なぜ2番手にデニーだったのか?多分ファンはあそこで2失点したときに一番怒りを感じたのではないだろうか?また、あのあほ監督がと・・・。


落合監督へ。何もないことはないでしょう。

2007年06月24日 | 敗北(TV観戦)
<CAPTION>【24日・ナゴヤドーム】◇4回戦・中日1勝3敗 ◇観衆38,153 試合終了</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 1 3 0 1 2 2 0 0 9
中日 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2
[勝]和田  13試合 6勝 5敗
[敗]中田  14試合 7勝 5敗
[本]小久保16号(中田・2回)、17号3ラン(中田・3回)


ソフトバンクが中日戦3連勝で中日戦初の勝ち越しを決め、連勝で貯金を8。交流戦を11勝13敗で終えた。ソフトバンクは、2回に小久保の6/3以来の16号ソロで先制すると、3回には小久保が06年4月以来となる2打席連続の17号3ランで中日を突き放した。先発和田は6回を投げ、4安打9三振2失点で6勝目。中日は6回にウッズのタイムリーなどの2点のみに抑えられ2連敗で貯金8。先発中田は5回を5失点でデビュー戦の05年4/3以来となるナゴヤドームでの負け投手となり、ナゴヤドームでの連勝は13でストップした。


 まったく理解に苦しむ試合だった。正直何やっても勝てない試合だったかもしれない。しかし「何もない」で終わらせた落合監督に何とかしようという意思が見られない試合だった。今日の和田の先発は予想どうりのはず。なぜ李が1番だったのか?昨日の試合で何かをつかんでいたのだろうか?とてもそうは見えなかった。昨日も書いたが今の李は始動が早く、ボールの見極めが全然できていない。事実今日も見込みがまったく見られなかった。英智が確かに少し当たりが止まったとはいえ、李に比べ確率が高いのは明らか。ちなみにいうと今の状態なら井上、藤井のほうが全然期待できる。もう期待の外国人といっているときではないと思う。現状でのベストで組んでほしい。2回の高谷の敬遠と5回の中田の続投についてもちぐはぐさが感じられる。確かに相手は和田、いいピッチャーで1点もあげられない展開かもしれないが、中田だって中日の勝ち頭、引けをとるピッチャーではない、というより軸となるピッチャーなのである。あの場面での敬遠は点差以上にチームの劣勢を表すものだった。全然流れを引き戻そうという作戦ではない。逆にそこまで中田が信じられないなら、5回の本多か川崎の場面で代えるべきである。確かに苦しい展開だが昨日の試合を意識する中で5点目は絶対にあげてはならなかったはず、明日から5日試合もなくピッチャー使い放題の中でなぜ続投だったのか?とても中田をエースとして見ているベンチの采配ではない。ぜんぜんベンチの意図が理解できない試合だった。
 そもそも今年始まってからずっとそうなのだが、ベンチが手を打ったことに対してとても選手が理解しているようには見えない。昔、落合監督が選手時代当時の星野監督に対して理解に苦しむ采配と感じていたらしいが、同じことをやっているように感じる。采配は結果論でありそれが正しいかどうかはやる前は分からない。だからこそチーム全体でその采配の意味を理解してなければならないわけであり、例えば今日李を1番にした意味を本人は知っていたのだろうか?とてもそんなバッティング内容には見えなかった。他も同様である。
 ちなみに今日も小久保にやられたわけだが、3回はやはり解せなかった。まず川崎の場面、あれだけ小久保をいやがっているなかでこのバッターを出してはいけないという気持ちが感じられなかった。前から谷繁についてのリードで感じているのだが、初球、2球と 同じ変化球を投げさせてノーツーにするケースがあまりに多すぎる。この場面絶対にこのバッターを出してはいけないと思うならば、絶対にノーツーにしてはいけないはずである。結果カウントが悪くなったためにボールが真ん中に集まってセンター前に運ばれた。小久保と勝負しなくてはならなくなったのである。非常にもったいない。何回同じことをすれば気が済むのだろう、ベテランにもかかわらず。そして小久保の場面、バッテリーはどうしようと思ったかである。そのプランがまったく見えなかった。あの場面小久保を抑えるのが難しいと判断するならば、ホームランを避ける配球、もしくはいちかばちか歩かせる、私自身はそうするしかないかなと思っていた。とにかくホームランだけは最悪でヒットで1点ならしょうがないと。初球の高めのストレートで打ち上げてくれたらだったが悠然と見送られた。そしてカーブ。なぜ真ん中にカーブだったのか?打ち損じてくれと祈りながら投げていただけだったのだろうか?やられるべくしてやられたと思った。なんか、これからずっとソフトバンク、小久保に勝てないのかな?そんな風に感じる一瞬だった。
 ジャイアンツが負けてくれたため4ゲーム差のまま。だが中日はずるずる行きかねないチーム状態だ。とりあえず交流戦終了で5連休に入る。チームを立て直す最後のチャンス。ファンとしてはチームが変わってくれることに賭けたい。

あの小久保との対戦。

2007年06月23日 | 敗北(TV観戦)
<CAPTION>【23日・ナゴヤドーム】◇3回戦・中日1勝2敗 ◇観衆38,231 試合終了</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 0 0 0 0 6 0 0 0 6
中日 0 1 2 1 0 0 0 0 0 4
[勝]スタンドリッジ  1試合 1勝
[S]馬原  26試合 22S
[敗]川上  12試合 6勝 3敗
[本]松田1号2ラン(川上・6回)、柳田1号(杉内・4回)



ソフトバンクが4点差を逆転、連敗を4で止め首位ロッテと2ゲーム差とした。ソフトバンクは4点を追う6回に川崎、小久保、柴原、代打・吉本のタイムリーで同点、チームでは9試合ぶりとなる松田の昨年5月14日以来の1号2ランで勝ち越す。2人目スタンドリッジが1回を無失点で来日初登板初勝利。中日は2回谷繁のタイムリーで先制、4回には柳田のプロ初HRなどで4点を先行するも、巨人とは今季最大タイの4ゲーム差に拡がる。先発川上は5回1/3を被安打11で今季ワースト6失点で3敗目、自身交流戦での連勝は7でストップ。


 間違いなく勝ったと思った試合だった。打線が運もあって杉内攻略、川上もカットボールがよくコントロールされていてこのまま行ってもいい雰囲気だった。6回のあの集中打、ややコントロールがぶれだしたところにストライクを集めて喰らったということだ。球数は5回終了時で68球、なんぼキャンプの調整不足があってもスタミナが切れたとは思えない。やはり精神的なものからとなってくるだろう。5回までで勝ち投手の権利も得て今日はいけるとちょっとした思いから連打を浴びての気持ちの焦り、川上はパニックになっていたんだろうと予想できる。そこに追い込んだのが小久保ではなかっただろうか?前回の小久保との対戦で3打数3安打を喰らっていた。何を打たれたのか手元に記録がなかったのでなんともいえないが、実は今日の試合で一打席目と三打席目ではカットボールを一球も使っていない。一打席目はストレート、シュート、フォーク、カーブ、打たれた三打席目はストレート、シュート、スライダー、シュート、シュートである。ちなみに二打席目はストレート、シュート、カット、カット、フォーク、カット、3点差をつけて少し余裕をもって自分の投球をしたと思われる。だが前回やられた後の初打席、川崎にタイムリーを打たれランナー3塁に残って対戦した三打席目は小久保に対する意識が強く働いた配球だったと思う。川上はこの場面でかなりの精神力を使ったであろうし、シュートが真ん中に入ってしまいセンターを越されたときはかなりの脱力感が想像できる。あそこが境目であった。正直今日はカットボールがよくコントロールされていた。何より川上の一番の武器である。打たれていたバッターだったからこそ、カットボールで勝負してほしかった。スライダー、シュートでコーナーを突くピッチングをしているピッチャーじゃなかっただけに。結果論といわれるかもしれないが、もし私の書いてあることが正しいとするならばバッテリーは相当悔いが残っているはずである。一番の武器で戦わなかったのだから。ちなみにもうひとつ気になったことがある。そのあと柴原、松田にカーブを完璧にさばかれていた。あたかもカーブがくることが分かっていたかのように。ソフトバンクは癖を盗み取るのがとてもうまいチームだ。川上がカーブを投げる際、なにか癖を持っているのではないだろうか?でなければそうそう投げない(今日は5回までで、68球中10球)カーブをあんなに完璧には打てないと思う。
 ちなみに川上の代え時について賛否両論であるが、やはり同点になった時点で代えなくてはならなかったと思う。そろそろエースのプライドといってる時期ではなくなってきている。今年は先発の代え時で多くの試合を落としている。正直もう簡単に試合は落とせない。割り切っていかないといけないと思う。それぐらいに今年の先発はだらしない。
 ちなみに打線だがとてもうまくいったとは思えない。まず井端、二打席目の三振はあまりにも無様すぎる。ランナーが3塁に行った時点で、ツーエンドツーであったがなにがなんでもバットに当てなくてはならなかった場面。あの気のないスイングは許されるべきではない。三打席目にしても新外国人ピッチャーが出てきてすぐの場面。やはり何球か投げさせて少しでも相手を知るきっかけを作るのが、ベテランの勤めではないのか?すくなくともワンボールの2球目に手を出す場面ではないと思うが。それからウッズはあれだけ振り回しているから腰は大丈夫だとは思うが、制球眼という一からの点で慣れてくるのに時間がかかるだろう。福留は復調してきているとは思うが、森野は合わしにいくバッティングで力のない打球が目立つ。もっと強く振ってほしい。李は始動が早すぎるように見える。一打席目は変化球がたまたま前のほうでタイミングが合ったのでので右中間を割っていく強い打球になったが、後の打席は始動が早すぎて投球が見極められていずに振って2三振。左ピッチャーではたまに打てるかもしれないが、おそらく右ピッチャーではほとんど打てないと思う。李の本来の長所であるミートという部分も死んでしまったような気がする。なにより前半点をとりながら、逆転された後チャンスで点が取れないのは最悪の形といわざるをえない。
 ジャイアンツと4ゲーム差がついた。なんとなく2年前を思い出す。落合監督がいうように追われるほうが、トップにいるほうが有利なのである。このままではジャイアンツに追いつけなくなってしまう。大ピンチだ。そろそろベンチも選手もなりふりかまわずという体制を取っていかないと、それでなくても今年は勝てる試合をたくさん落としている、ほんとうにシーズンが終わってしまう。 


試行錯誤。

2007年06月19日 | 勝利(TV観戦)
<CAPTION>【19日・富山】◇3回戦・中日1勝2敗 ◇観衆10,709 試合終了</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
中日 0 0 0 1 0 0 0 0 X 1
[勝]朝倉  14試合 4勝 5敗
[S]岩瀬  26試合 1勝 2敗 18S
[敗]高木  27試合 1勝 1敗


中日が今季5度目の完封勝ちでオリックス戦の連敗を2で止め、貯金を今季最多タイの9とした。中日は4回に1死一・二塁から谷繁のタイムリーで先制。その1点を朝倉-岩瀬のリレーで守りきった。先発朝倉は8回を投げて、4安打5奪三振無四球で今季4勝目。一昨年から続いている地方球場での連勝を6に伸ばした。岩瀬は今季18セーブ目をマーク。オリックスは先発カーターが2回に打球を顔面に当て負傷降板。急遽登板した2人目高木が1点を失って今季初黒星を喫した。今季5度目の完封負けで借金も2ケタ10に。


 相変わらず胃の痛くなるような試合。見てるほうでこうだからベンチやピッチャーは相当きついだろうなぁ、と察する。
 大幅な打線変更、井端が一番から外れた。確かに今の井端に一番はとてもじゃない勤まる気がしない。だが、井上でもないような気がする。現メンバーでは英智しか・・・。というよりこうやって見てみると、井端だけが目立ってしまっているが全体的に打者の意識が変わってしまったように見える。選手個々の特徴、足が速い、長打力がある等、違っていてもフォアボールや内野安打でもいいから塁に出ようというものがもっと根底にあったと思う。例えばそれが得点圏にランナーがいる場面でも、フォアボール等で次のバッターにつないでいる場面が去年までには何度も見られた。その結果予想外の大量得点を取っていたりしたものだった。確かに主力が大幅に欠け若手が多くなりここでという気持ちになるのもわかるのだが、実際に結果にはなっていない。へんな言い方だがハードルを下げてまず一塁に行くという気持ちに変わったらもっといい結果を出せるのではないだろうか?昨日の井端の第3打席、もしフォアボールでもいいという意識があったとしたら、あの見逃しの三振はなかったと思う。それこそ去年みたいにファールで何球も粘っていたであろう。それこそが中日のしぶとい打線の原点のはずだから。
 ちなみにそういう意味で言えば堂上は、中村公、沢井に比べ感じられた。まだ緩急の対応は大変そうだが、もっと経験をつめばという意味では途中交代などせず最後まで使ってほしい。少なくとも渡辺と帰るよりは価値はあると思うのだが。


チームを引っ張るべき人は?

2007年06月17日 | 敗北(TV観戦)
<CAPTION>

【17日・札幌ドーム】◇4回戦・日本ハム3勝1敗 ◇観衆35,121 試合終了

</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
中日

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

日本ハム

0

0

0

0

0

0

0

0

1x

1

[勝]武田久  31試合 3勝 2敗 2S
[敗]中田  13試合 7勝 4敗 


 日本ハムが今季2度目のサヨナラ勝ちで引き分けを挟んだ連敗を3で止め、交流戦では2位ロッテとのゲーム差を2とした。日本ハムは9回、先頭高橋の四球、坪井の犠打で1死2塁から稲田が自身初のサヨナラ打をセンター前に放った。先発・グリンは8回2/3を被安打4、奪三振7、四死球2。2人目武田久が打者1人3球で3勝目。日本ハムは今季7度目の完封勝ち。中日先発・中田は8回1/3を137球、被安打4、奪三振4、四死球7で自身初の完投負けで4敗目。打線は散発4安打、今季4度目となる完封負け、3度目のサヨナラ負け。



 火曜日の夜から旅行に出て、昨日の夜に帰ってきたためほんとに久しぶりにテレビ観戦をした。昨日の勝利もチームの精一杯だったと思うが、今日の試合もチーム精一杯だったと思う。つまり今日はどうやっても勝てなかったということになってしまう。確かにミスらしいミスもなく、中田があれだけのピッチングをして、2回しか作れなかったチャンスで格となる井端でも点が取れなかった。この書いた内容だけ見れば負けて悔いなしといったことになる。しょうがないと。
 ほんとにそれでいいのか?このレギュラー格が多く戦列を離れている中、井端、森野、福留で打線を引っ張らなくてはならない。もちろん打線の調子が下降気味なのはいか仕方ないとは思う。ただ井端に関して何とかしようという気力が見えない。意識が意思が強く感じられないのである。李が二軍に落ちた際、自分はびっくりするぐらい周りが歓迎した。確かにでもそうだろうなと思うぐらい守備がかんまんだった。それぐらい李に対して「やる気」というものにみな疑問符をつけた。今の井端はそれと同罪のように思われる。今日の最初の2打席は最近にしては比較的内容があったと思う。微妙に変化する球をすぐには決着つけずおっつけていい当たりをしたとおもう。しかし3打席目、ツーアウトランナーなしでこの回だめと簡単にあきらめたのか2球目の外のスライダーを簡単にひっかけてショートゴロ、いつも目にする光景だった。4打席目は初球の結果的に一番打ちやすかった球を見送り、3球目のやはり打てそうな球を打ち損じて4球目にインコースズバッと投げられて見逃し三振。ここ数試合中村公治や沢井で見た光景といっしょである。そこには井端の鋭い恐さはもとより、普通のベテラン選手の経験すらも感じられない。チームの副会長で、あまりこういう言い方は好きではないが何億ももらっている選手である。ふがいないとしかいいようがないと思う。確かに中田は6,7,8,9と先頭バッターを出した。特に8,9とフォアボールでもちろん失点の理由はそこにあると思う。結果的に9回のうち5回も先頭バッターを出しているのだから、1失点がむしろ奇跡ではあろう。けれども今これだけの打線戦力でしかないなかで投げてる中にあって、リーダーとも言うべき人がそんなにふがいなくては、やはり気の毒な気持ちが強い。井端ほどのスキルがあっても気持ちがついてこないのならグランドを去るべきだと思うが。もちろんそんなはずはないのだが、外から見てるとそれぐらい気持ちがないように感じる。
 ちなみに中村公治だが、僕の目には変化球が打てそうもなく見えた。根本的に一軍に上がってくるレベルではないように感じる。数試合の結果を見て積極性が足らなくてああいう結果かと思っていたが、それ以前の問題のように見えた。あと沢井だが今日のバッティングに関しては少しでも意地が見えたが、セカンドというポジションであのスローイングの安定のなさは正直話にならないのではないだろうか?荒木の比ではない。もしあれで精一杯だとするならば、やはり一軍のレベルではないように感じる。
 このけが人のなかで苦手日ハム相手にアウェーでしかもダルビッシュ、グリーンで一勝一敗は上出来だと思う。川上、中田はすばらしかった。それだけに足を引っ張っている数億円プレーヤーが気になってならない。


やっぱりもらった試合かなぁ?

2007年06月11日 | 勝利(TV観戦)
<CAPTION>【11日・ナゴヤドーム】◇4回戦・中日3勝1敗 ◇観衆35,109 試合終了</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ロッテ 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2
中日 0 5 1 1 0 0 0 0 X 7
[勝]浅尾  16試合 4勝 1敗
[敗]渡辺俊  10試合 6勝 2敗
[本]福留11号(高木・4回)



試合終了
「今日は自分のピッチングができず、直さないといけないところがたくさんあったので今後の課題にしていきたいです。特に立ち上がりは今までで一番悪くて見ている方がイライラする投球だったと思います。(プロ初打点について)たまたまですが振れば当たるということが分かりました。いつも打線に助けられてばかりなので自分の力で勝てるようにがんばります。(ファンのみなさんに)今日は本当に情けないピッチングを見せてしまいました。次は絶対に満足してもらえるようなピッチングをしたいのでこれからも応援よろしくお願いします!」(談:浅尾投手)
「ここに立つのが久々なのでちょっとはずかしいですね。大阪で連敗していやな雰囲気になりかけましたが名古屋に帰ってきて4連勝して、お客さんもたくさん来てくれているので選手もよろこんでがんばっています。(ファンのみなさんに)一試合一試合必死で戦っている姿を球場に来て応援してください。」(談:谷繁選手)


中日が今季2度目の4連勝で貯金を最多タイの9とした。中日は2点を追う2回、谷繁の2点タイムリー2Bで同点、井端のタイムリーで勝ち越すと、ウッズの2点タイムリーで5点を挙げる。3回に先発・浅尾のプロ初打点のタイムリー、6回には福留の11号ソロでリードを広げた。今季初の先発全員安打で交流戦初のロッテ戦の勝ち越し。浅尾は5回を7安打2失点で4勝目。ロッテは1回にサブローのタイムリーなどで2点を先制するが、今季初の3連敗。先発・渡辺俊介は3回を今季最多の6失点で4月7日楽天戦以来の黒星。


 終わってみれば圧勝。しゃべりなれていない浅尾とベテラン谷繁のまるで父親と子供が呼ばれたヒーローインタビューが行われていた。昨日の中田じゃないけど浅尾かぁ・・・。というより1回の攻防見たらよく勝ったなぁというのが実感だ。フォアボールに始まって3連打にゲッツー崩れで2失点、方や1,2番でノーアウト1,3塁を作ったにもかかわらずクリーンアップが凡打で無得点。交流戦のロッテに渡辺俊、どう考えたって今日はやばいなぁと感じた。ところが明暗くっきり。それこそ昨日のような流れを引き戻した英智の走塁のようなものがあったわけでもない、もちろん浅尾のバンド処理はうまかったとは思うがパリーグのピッチャーバッターなのだから失敗は前提のものであり、それで流れが変わったとは思えない。井上、英智がチャンスを作ったのは大きいとは思うが、谷繁、ウッズのタイムリーはいずれも釣り球が中途半端になったもの。浅尾のバンドも失敗だ。勝手に渡辺俊が処理をミス。これだけやれば流れも変わるわなぁ、という感じだった。まったく渡辺にあってなかった福留にも、ピッチャーが変わって一発出てしまう、流れってほんとに恐いなぁという試合だった。そういった意味ではミスなく試合のこなした中日のチームの勝利といったとこだろうか?そういう意味では浅尾のピッチングをみんなよく我慢したなぁと思った。コントロールが悪くてボール球が多いのはしょうがないにしても、リズムが悪すぎる。ノーツーになるたびに、ロージンにてをやりモッタモタモッタモタと。テレビで見ててもさっさと投げてよという感じだった。内容うんぬんよりもチームがよくなるための最低限等について考えてほしい。ましてやルーキーなんだから。楽天のまーくんを見てこのようなことを一番感じる。なーんか自分中心で野球をやってるように見えてならない。あーはなってほしくない。
 ともかくロッテに3勝1敗。これは大きい。楽天を無難にこなして、日ハムをなんとかしたい。




誰がヒーロー?

2007年06月10日 | 勝利(ラジオ観戦)
<CAPTION>【10日・ナゴヤドーム】◇3回戦・中日2勝1敗 ◇観衆37,936 試合終了</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ロッテ 0 0 0 0 1 0 1 0 0 2
中日 3 0 0 0 0 0 1 0 X 4
[勝]中田  12試合 7勝 3敗
[S]岩瀬  23試合 1勝 2敗 16S
[敗]小野  9試合 2勝 5敗

試合終了
「何とか粘ることができました。今日はぎりぎりですけど、勝てて良かったです。守りの野球がドラゴンズの野球だと、自分の中では思っているので、しっかり投げれましたし、守っていただけたと思います。
(交流戦 後半について)勝ち越せるよう頑張っていきたいと思います。
(次回は)長い回、行けるとところまで行きたいですね。」(談:中田投手)


 中日が今季6度目の3連勝で、貯金を8に伸ばした。先発・中田は6回を投げ、5安打10奪三振5四死球の1失点でチームトップの7勝目をマークし、05年4/15から続くナゴヤドームでの連勝を13に伸ばした。打線は1回に森野のタイムリーで1点、井上の2点タイムリー2ベースで3点を先制、7回に1点を追加した。4人目・岩瀬はリーグトップの16セーブ目で通算130セーブ目をマーク。ロッテは5/3、4以来の連敗で20敗目を喫した。先発・小野は5回を5安打2奪三振の3失点で5敗目を喫し、自身の連敗は4となった。


 3時までやしきたかじんの「そこまで言って委員会」(読売テレビですがこれはほんとに面白いです)を見ていて、3時からラジオをつけたらまだ3回表、えらいことになってんのかなぁと思ったら3-0。ただ聞けば中田がもう65球。また持病が出ていたようだった。まぁしかし1失点でよく抑えたものだ。6回なんてフォアボール、フォアボール、バンド処理ミス。紙一重ですね。ただその後抑えてる球威があるのだから、きわどいところをそんなに狙わなくてもと常々思う。コントロールに安定がないんだから。初回に点が取れたから勝ったようなもんで、試合経過を見ても分かるとおりその後どれだけ野手のリズムが狂っていたか。そういった意味で勝ててよかったね。という試合だったと思う。ヒーローインタビューに立っていたが、一つ間違えば敗戦の戦犯だったのでは?
 では今日のヒーローは?私は間違いなく英智と考える。7回表1点差においつかれ、やばい雰囲気の中でのレフト前のツーベース。間違いなくチームの雰囲気を一変させた。実際谷繁のタイムリーで貴重な追加点にも絡んだ。8回表の牽制死もそうだが、去年によくあった、相手のちょっとしたミスを感じさせるプレイは、大きなダメージを相手に与え自分のチームの雰囲気を変えることができる。
 それにしても、スタメンが変わってから締まったゲームができていると思う。今日の先発は論外だったが、やはりこの方が中日っぽく感じるのは私だけではないと思うのだが。

エースが手本。

2007年06月09日 | 勝利(TV観戦)
<CAPTION>【9日・ナゴヤドーム】◇4回戦・中日4勝 ◇観衆38,030 試合終了</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
西武 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2
中日 0 0 0 0 3 0 0 0 X 3
[勝]川上  10試合 5勝 2敗
[S]岩瀬  22試合 1勝 2敗 15S
[敗]西口  11試合 5勝 6敗
[本]森野9号3ラン(西口・5回)


試合終了
「(逆転3ランについて)思い切り振ろうと思って打席に立ちました。前回の対戦でもホームランを打っているので良いイメージがありますね。今日も良い場面で打つことができて良かったです。(ホームラン9本のうち6本が3ラン)それはできすぎですね。自分の前のバッターが良いバッターばかりなので何とかホームに返せるようにと思っています。明日からの2連戦も二つ勝てるようにがんばりますので応援よろしくお願いします!」(談:森野選手)
「調子は良くありませんでしたがうまくまとめることができたと思います。中でも森野のホームランはぼくに元気を与えてくれました。先に点を取られてもうちの打線には期待しています。最後の岩瀬さんも自信を持って見守っていました。今日のピッチングができたのはファンの皆さんの声援のおかげです。明日からもすばらしい応援をよろしくお願いします!今日はありがとうございました!!」(談:川上投手)
「(岩瀬について)同じ失敗は2回しない。(相手のエラーについて)一つのミスが試合のポイントになる。」(談:落合監督)


  中日が逆転勝ちで連勝。去年からの西武戦連勝も7に伸ばした。中日は2点を追う5回森野の9号3ランで逆転に成功し、川上-岩瀬のリレーで逃げ切った。川上は8回2失点、2試合連続今季2度目の2桁10奪三振で自身4連勝、今季5勝目。セリーグの投手初の交流戦通算10勝目。岩瀬がリーグトップタイの15セーブ目を挙げた。西武は3回に中島のタイムリー2ベースで2点を先制するが00年8/31~9/10以来7年ぶりの8連敗で借金は05年8/26以来の8。先発西口は6回1/3、3失点で6敗目、自身初の5連敗となった。


 昨日の反省点は1回の福留の三振、3回の栗山へのフォアボール、8回の荒木のエラーの3つ。やっと勝てた試合のように見えるが、私にとっては安心してみていられた試合だったと思う。理由はと問われると川上の雰囲気という曖昧なものになる。だが去年のような、川上が何とかしてくれる雰囲気を十分に感じさせてくれた。
 去年と今年を比べてみると、私の意見だが去年はもっと軽かった気がする。打ち取る、または打たせておけばかなりの確率で野手がさばいてくれるという安心感、自分が抑えていればあとは勝てないのは野手の責任というドライ感、そして自分のピッチングをして打たれたならしょうがないという自信感を感じた。今年は先発陣がスタートでつまずいた。それによって数字を追うようになってしまったこと、またエラーが増え野手の安心感が薄れてしまったことなど去年より多くのことを考えて、というか悩んで投げていると思う。数字目標がついて、守備に足を引っ張られた山本昌はその典型的だ。だが、なにより自分のピッチングをすれば勝てるという193勝という実績で普通に投げていてもいいとは思う。早い回に点が取れたんでは?と思われる方も多いと思うが、打線というのは本当に水物で今の調子でチャンスのたびに点を期待することはかなり難しい。となると先発陣にかかる比重は大きくなる。是非去年のような安心感を持たせてほしい。
 ちなみにその為にも最低限ランナーを進める、エラーでましてや先頭バッターを出さないというようなやはりやるべきこと、チームプレーを徹底してほしい。


 


これが中日のベースボールスタイル???

2007年06月08日 | 勝利(TV観戦)
<CAPTION>【8日・ナゴヤドーム】◇3回戦・中日3勝 ◇観衆34,646 試合終了</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
西武 3 0 0 0 2 0 0 0 2 7
中日 4 1 0 0 0 0 1 0 2x 8
[勝]岩瀬  21試合 1勝 2敗 14S
[敗]小野寺  20試合 2敗 10S
[本]中島4号2ラン(岩瀬・9回)、福留10号(星野・7回)
 

 

 

試合終了
「(大歓声に応えて)遅くまであきらめずに声援いただきありがとうございます!(サヨナラ安打について)前の3打席は良くなかったのですが自分のベースボールスタイルに則って初球から積極的にいきました。井上さんや孝介が打って、お客さんもたくさん残っていてくれて本当にうれしいです。一つ勝つことは難しいことだとセンターを守っていて思いました。でも一つ一つコツコツと続けていけば連勝できると思います。(ファンの方に)明日も来てください!」(談:英智選手)


試合後コメント: 中日が今季3度目のサヨナラ勝ちで連敗を3で止め、昨年からの西武戦の連勝を6に伸ばした。5対5で迎えた7回、中日は福留が4/29以来の本塁打となる10号ソロで勝ち越す。福留はプロ入り9年連続2ケタ本塁打。1点リードの9回、岩瀬が中島に逆転の4号2ランを打たれるが、その裏、2死1、2塁から英智が、小野寺からライトへ2点タイムリー3ベースを放ちサヨナラ勝ち。英智は自身初のサヨナラ打。岩瀬は今季初勝利。西武は05年6/23~7/1以来の7連敗を喫した。借金は05年8/27以来の7。


 一生懸命がんばって映りの悪い三重テレビで見てたのに、中島のツーランを目の当たりにして英智のサヨナラには放送が終わっているとは・・・。
 それにしてもこれが中日だよなぁ、と改めて実感した。ジャイアンツが典型なのだが、ホームランで得点していくチームはホームランで得点計算しようとする。ホームランが出てる間はいいが、出ないと一気に得点能力を失うのである。ここ最近の中日がまさにそうだった。9階裏、福留がフォアボールで出た場面でウッズか森野が一発打てば、と正直思った。そもそもこの攻撃になるときに福留かウッズに一発出ろと思った人も多かったのではないだろうか?実際ウッズはホームランを狙っての結果三振だったと思う。ウッズはそれでいいと思う。ウッズはそれが仕事だ。しかし福留はホームラン後の打席できっちりフォアボールを選び、森野はツーアウトランナー一塁、ホームランか長打がほしい場面、おもいっきり引っ張って強い打球を打ちたくなる場面で、反対側に打ってしぶとくつないだのである。正直すごいと思った。もちろんその後打った英智もうまく打ったと思う。中日再出発の試合で打線側はほんとにいいものが出たと思う。
 一回の井上も大きかったと思う。英智の打席でとりあえず一点差まではという期待がつぶれた中で、ツーアウトの得点圏、最も井上が苦手としている場面でよく打ったと思う。もちろん3点は大きい得点だが、あの場面で点取ったこと、追いついたことは死にかけた試合を一気に戻したと思う。
 3回と6回は逆に問題点だ。3回の山本昌の打席、山本昌で点を取りにいくか荒木で点を取りにいくかはベンチの判断でいいと思う。実際悩む場面だとおもう。ただ山本昌で点取りに行くのだったらもっと早いカウントで動くべきだったと思う。2ストライク2ボールになって外角の変化球が来ることは見え見えであり、それをピッチャーバッターに当てろというのは酷な話だ。あのカウントになった時点で、次の荒木でもよかったと思うし、あそこでゲッツーでも普通にバッティングのほうがまだ確率は高かったと思う。
 6回のゲッツーは痛かった。井端であればなんとかしてほしいなぁと。
 あと、8回立浪を使う必要があったのか?もし同点になったらもっと大切な場面があったかもしれないのに。

 話は変わるが、一番荒木、二番井端のほうがしっくり来ると思いませんか?雰囲気だけの問題だが二人とものびのびと打ってる気がしたし。
 それにしても山本昌。実は初回を見てなかったのでどんなピッチングだったのかは分からないが、山本昌からコントロールを奪ったら何も残らない。フォアボールなんてもっとも出してはいけないピッチャーなのだが。ここ何試合か見てて思うこと、もちろん勝負どころでコントロールが甘くなってるのも打たれる原因の一つなのだが、去年と大きく違うところは武器が一つ足らないことである。インコースのストレート。山本昌のピッチングはカーブ、スライダー、外のストレートでカウントを取って内のストレート、外のスクリュー、まれな変化球で勝負という形だと思う。右のインコースのコントロールやストレートの球威に問題があるためほとんど投げてないようだが、やはり内のストレートを取り戻さないとなかなか抑えることは厳しいと思う。最高の球でなくてももっと多投すべきだとは思うが。
 それから岩瀬。やはり今年は去年より球威がないようだ。そのため少しでもきわどいところをというところでカウントを悪くして、ストライク取りにいった球をやられている。球威がないとはいえもっと大胆に勝負してもいいと思うのだが。ちなみに毎回言っているが入らない変化球を要求してカウントを悪くしている谷繁のリードにも問題はあるのだが。
 ま、いずれにしてもうれしい勝ち方をした。次も期待したい。



これはけっこう黄色信号?

2007年06月06日 | 敗北(記事見て)
<CAPTION>

【6日・京セラドーム大阪】◇2回戦・オリックス2勝 ◇観衆16,587 試合終了

</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
中日

0

0

0

2

0

0

0

0

0

2

オリックス

1

2

0

0

0

0

0

0

X

3

[勝]デイビー  12試合 4勝 5敗
[S]加藤大  24試合 2勝 2敗 6S
[敗]小笠原  6試合 4勝 1敗
[本]森野8号2ラン(デイビー・4回)


オリックスが3人の投手リレーで1点のリードを守り、2度目の4連勝。交流戦8勝3敗1分で単独3位キープ。オリックスは1回アレンのタイムリー内野安打で1点を先制、2回には下山のタイムリー2ベースで2点を加え逃げ切った。中日は4回に森野の8号2ランで2点を返すが、及ばず。オリックス先発デイビーは7回を2失点7安打無四球で今季4勝目。自己最長の4連勝中だった中日先発・小笠原は今季最短の3回1/3を3失点で、06年6/18以来の黒星。チームは今季3度目の3連敗で、敗れた首位巨人とのゲーム差変わらず2.5。


 あらら、今日はテレビ放送ないの?仕方なくラジオをつける。
 中村紀、李が登録抹消。なんのかんのいいながらもこの二人がいなくなるとやっぱり相手に重量感を感じさせられないなぁ、と思った。ただ、荒木はともかくこの二人は去年はいなかった選手。アレックスにしたってそこまでチャンスに打っていたとは思えない。今年みたいに打ち勝ってきているチーム状態にとって痛いことには違いないが、去年みたいな緻密な野球を取り戻せば十分戦えるチーム、それだけの野のうまさを持っているチームだと思う。今以上の集中力を持って戦えば、むしろ今よりよくなるのではないか?
 そういった意味で3回表、3点差あるとはいえ森岡は送りバンドで1点づつ取り返すという策ではなかったのか?今の打線でヒットを続かせる期待をましてや下位打線の若手にもつことはあまりにも危険である。7回の送りバンド失敗は致命的だ。いままで打線のカバーでおおざっぱな野球でやってこれたがこれからは選手も首脳陣も意識変えしないと、セリーグ自体が調子よくないのでなんとかなっているがジャイアンツが少し調子を取り戻したら日本一どころではなくなるという危機感を意識してほしい。
 そういう意味ではベテランにもかかわらずこのところ精彩を欠く渡辺は使うべきではないし、もともと精彩のない井上は1軍にいるべきではないと思うが。
 この交流戦、ほんとに重要になってきた。