My Data of Dragons

中日ファンの評論。

結局今日もやって・・・

2007年07月12日 | 敗北(ラジオ観戦)
<CAPTION>【12日・横浜】◇12回戦・横浜6勝6敗 ◇観衆7,629 試合終了</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
中日 0 2 0 0 0 0 1 0 0 3
横浜 0 0 0 1 1 0 0 1 3x 6
[勝]那須野  36試合 3勝 4敗 1S
[敗]クルス  4試合 2敗
[本]井上3号2ラン(工藤・2回)、佐伯5号3ラン(クルス・9回)

   横浜が今季4度目のサヨナラ勝ち。連敗を2で止め、2位中日とのゲーム差を2.5に縮めた。横浜は1点を追う5回、村田の犠飛で同点に追いつくが、7回に1点勝ち越しを許す。粘る横浜は8回、古木のタイムリーで再び同点にすると、9回には1死1、3塁から佐伯が自身初となる5号サヨナラ3ランをライトへ放った。先発・工藤は7回を5安打3失点。9回を抑えた4人目那須野が3勝目。中日は3人目クルスが打たれ今季4度目のサヨナラ負け。なおこの試合9回に、横浜・石井琢朗が史上11人目となる250犠打を記録した。


 この3連戦全部中止でもおかしくなかったが、結局全部やった。
 今日中日が勝って、巨人が負ければ首位が入れ替わる試合。9連戦中だし変に鞭を入れるところではないができれば早く上に行きたい。そういう意味では中田に期待が寄せられるのだが。
 実は井上のツーランのあと、眠りに入ってしまった。起きたら3-2中日勝ち越しとラジオがわめいていた。で試合経過を見てみると、中田が今日も病気をいかんなく発揮していた。5回裏1失点が奇跡なぐらい。ちなみに4回ワイルドピッチに悪送球、5回ワンアウトランナー1塁でフォアボール2つ。思うのだが朝倉と中田を比較して例えると、朝倉は優等生を演じている詰めの甘い間の抜けた少年、中田は優等生に育てられた天然のくそがきでどちらも物足りなく、相手にとって怒りを買うタイプだ。結果的には7回2失点なのだが、ほんとにすっきりしない。一方、打線は工藤にひねり回されていた。もともと左ピッチャーには弱いんだけど、どうもあの日本シリーズ以来選手はほとんど変わっているのに工藤にはいいイメージないんだよなぁ。他のチームはよく工藤をやっつけているのに。
 で問題はここから。まず8回表。英智のタッチアウトは痛すぎた。もらったランナーといわれるかもしれないが、こっちもエラーで失点してる。なにより相手ピッチャーにダメージを与えるプレーになるはずだった。ここでもう一点取れていれば・・・。
 8回裏。デッドボール、前の回当てといて喰らって睨み付ける吉村にもむかついたが、結果的にはこれが痛かった。でも平井なら古木には打たれてほしくなかった。決め球のはずのフォークでカウントをかせぎすぎ。もっとストレートを使ってほしかった。ま、これもくずキャッチャーが悪いのだが。
 9回表。ここまで確かに働いていた井上だったが、ノーツーまでかせいだカウントをもっと大切にしてほしかった。手を出すからにはしとめてほしかったし手を出す必要はまだなかったんじゃないのかと思う。ま、これは8回表のウッズにも言えることだがウッズにはそんなことできないだろうから。
 9回裏。ここのピッチャーの起用については賛否両論になると思う。正直クルスはまだこのような場面では荷が重いと思う。今日クルスのピッチングを見たが、ストレートとスライダーの投げるフォームのスピードが違うためバッターがあわせやすいという槙原氏の解説に素人の目で見ても納得した。平井続投か岡本だったと思う。平井は連投になるが明日からの阪神戦こそ多分中止がでる。あと1イニングは投げてもよかったと思うし、岡本は4日間投げていない。同じように阪神戦が中止になることを考えると、やはり2イニング投げてもらってもよかったと思う。岩瀬は昨日、一昨日と投げていたので使いたくないのは分かるが、クルスは平井、岡本の後でもよかったのではないか?佐伯の時にはもうクルスは手詰まりだった。ここで小林に変えてもよかったと思うし。クルス続投なら佐伯を歩かせるべきだったし。なんかまだ打つ手はあったと思うのだが。
 ま、ともあれ2勝1敗。よく乗り切ったと思う。ジャイアンツも12回表にスリーラン喰らって3連敗しそうだ。3連勝した阪神とやるのは非常にやだが中止も混ぜつつ、無難にのりきってもらいたい。

基本と野球のうまさ・・・。今年は優勝できる力がない。

2007年07月01日 | 敗北(ラジオ観戦)
<CAPTION>【1日・秋田】◇11回戦・ヤクルト4勝7敗 ◇観衆15,120 試合終了</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
中日 2 0 0 0 0 1 0 3 0 6
ヤクルト 0 0 0 0 0 3 4 0 X 7
[勝]高井  25試合 2勝 2敗
[S]遠藤  25試合 2勝 2敗 1S
[敗]岡本  33試合 2勝 1敗
[本]ウッズ21号(館山・6回)、ラミレス7号3ラン(岡本・7回)

   ヤクルトが今季13度目の逆転勝ちで連勝、5カードぶりのカード勝ち越しで5/10以来の5位に浮上。ヤクルトは3点を追う6回、青木のタイムリー、田中浩康の犠飛、ラミレスのタイムリーで同点とすると、7回に青木のタイムリー、ラミレスの7号3ランで計4点を挙げ、勝ち越しに成功。中日は8回、谷繁、PH立浪の連続タイムリーで3点を挙げ、1点差に詰め寄るも、最後ヤクルト・遠藤が抑え、98年10/11横浜戦以来9年ぶりのセーブ。中日は今季2度目の4連敗、2カード連続の負け越しで首位巨人とのゲーム差は5に広がった。


 最近4月のころと同じような試合の繰り返しビデオを見ているようだ。敗因は6回のノーアウト一塁三塁で一点も取れなかったこと、6回、7回に大原、鈴木健なんていうしょぼいの相手に馬鹿みたいにフォアボール出したこと、一発だけはやってはいけない場面でラミレスに一発打たれたことの3つ。正直どれかがなければ勝てたかもしれない試合だった。去年まで当たり前のようにできてたことがもうできない。今年は終了だな、とういうことを改めて感じさせた一瞬だった。今年はプレーオフがあるので3位以内という目標もあるので微妙なとこなのだが、ただ今年のシーズン中にチーム改造を手始めてほしい。まずはキャッチャー、今年中に谷繁を正捕手から引き摺り下ろしてほしい。晩年の中村もそうだったが、どうみても若手ピッチャーにいい影響を及ぼしていない。若手に切り替えるいいチャンスではないだろうか?

川上は・・・

2007年06月30日 | 敗北(ラジオ観戦)

<CAPTION>【30日・秋田】◇10回戦・ヤクルト3勝7敗 ◇観衆18,678 試合終了</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
中日 0 0 0 0 0 2 0 0 1 3
ヤクルト 3 1 0 1 0 2 0 0 X 7
[勝]グライシンガー  14試合 9勝 2敗
[敗]川上  13試合 6勝 4敗
[本]福川2号(川上・4回)、3号(デニー・6回)



 ヤクルトが中日戦の連敗を3でストップ。2位中日と首位巨人のゲーム差4のまま。ヤクルトは1回、宮出・宮本の連続タイムリーで3点を先制すると、2回に1点、4回には福川の2号ソロ、6回にも福川のプロ入り初の2打席連続3号ソロなどで加点した。ヤクルト先発グライシンガーは7回を被安打5、奪三振8、無四死球で2失点に抑え、自身の連勝を6に伸ばし今季9勝目。中日はこの日ケガから復帰した中村紀洋のタイムリーなどで反撃するも及ばず、先発川上が5回5失点で今季4敗目。落合監督は地元秋田で采配4戦目にして初黒星。



 テレビ中継もなく、18時30分に東海ラジオを入れたらもう3-0、あれ?今日って川上とグライシンガーだったような。試合終了を感じた一瞬であった。結果はほぼ一方的。後半戦最高のスタート・・・・
 すこし同情的な部分はある。この5試合、ダルビッシュ、グリーン、杉内、和田、グライシンガー。もともと打てない打線でこの辺が毎回先発されりゃつらいといえばつらい。投手も野手も焦る影響にはなるだろう。でもうちのピッチャーも本来の力はこの辺のレベルのはずなんだけどなー。今のところだが去年よりも今年のほうが調子いいと感じさせてくれる選手って、立浪、英智、岡本の3人ぐらい。もちろん年齢、疲労もあると思うがやっぱりキャンプが失敗じゃなかったのとおもってしまう。
 試合を画面で見たわけではないのでなんともいえないが、1回、先頭青木のセンター前で川上は終わっていたように感じる。ツーナッシングまで追い込んで、ファールで粘られて釣り球をセンター前へ運ばれる。多分攻め方は去年とかわってない。ちょっとしたコントロールの甘さとなにより球威のなさの違いである。今年、1回にこういった球威不足による痛打がものすごく目立つ。ここまで開幕から球威が上がってこないとなるとやっぱり今年はもうだめだなーという結論になってしまう。今年は怪我のせいもあってキャンプでしっかりとした投げ込みをしてこなかったとのこと。その結果であろうという予測に結びつく。もう今年は見込みない。
 ただもうひとつ改めて思うのが、プロに入ってからの間川上は球威だけに頼ってピッチングしてたのかもということである。2回以降ほとんど初球に打たれていた。2回の1失点はしょうがないにしても、それ以降初球の入り方に気をつけようという学習能力は働かなかったのだろうか?もっともデニーも同じことをやっていたので、馬鹿キャッチャーの影響は大きいと思うが。ただ一時は球界のエースにまでなったピッチャーなのに相手の感覚、かけひき等投球術もなく球威だけでここまで投げてきたのか?福川のような打率2割のバッターに、調子が悪いとはいえ何回も打たれてしまうぐらいに知恵のないピッチャーだったのかなぁと。もしそうならこれからずっと勝てないピッチャーとなっていくような気もするのだが。
 ちなみにここのとこ毎回思うのだが、ベンチは1試合1試合大切にしていこうという気持ちがあるのか?それとももう3位以内に入ればいいと思っているのか?甚だ疑問である。昨日も疑問が残る采配がいくつもあったが、なぜ2番手にデニーだったのか?多分ファンはあそこで2失点したときに一番怒りを感じたのではないだろうか?また、あのあほ監督がと・・・。