月明かりの下の独り言

こちらに舞い戻って参りました。
こちらで、ちょっくら暑苦しく真面目な話題に、取り組んでいきたいと思います。

書きたいことが、たくさんありすぎて・・・

2008-01-28 | つぶやく
最近の私のなやみ。それは、ブログを二つに分けてから、なんだかのびのび書けるようになって、縛りや戒めがなくなってしまって、もう書きたくてたまらない、ネタがたまってどうしようもないってことです。
私は、考えたこと、感じたこと、を日記というか、スケジュール帳の余白に書き留めるようにしていました。

何年か前からは、論文の構想から、読んだ本のノートやら、なんでもかんでも書きとめたい欲望に駆られ、市販のスケジュール帳では圧倒的に余白が足りなくなり、無印良品のダブルリングノート(ドット罫B6版90枚)に半年分ずつ、自分でスケジュール欄を作り、残りの頁にひたすらメモを書いておりました。こんな感じで。



ブログをはじめ、圧倒的にノートが足りなくなってきた昨年末以来、今度は同じく無印良品でダブルリングノート(ドット罫A5版90枚、倍の大きさになりました♪)を買い求め、半年分のスケジュール欄を作ったはいいけれども、それでもどう考えても半年間そのノートが持ちこたえることができないことが、1月半ばにはすでに明らかになりました。

で、表紙の半透明のポケットに収まる小さなスケジュール帳を購入し、ノートにはひたすらメモ書き。今年に入って、すでに42頁、21枚を消費しています。そのメモ書きをもとにして、こちらのブログやあちらのブログの記事を書いている、というのが、どうでもいいでしょうが私のネタばらし。

書いたものが大量になり、考えていることも、たくさんあって、どうにもこうにもならなくなりそうな私の目にとまったこの本。

思考の整理学 (ちくま文庫)
外山 滋比古
筑摩書房

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普段は、あまりノウハウ本というものをあてにしない私ですが、この本をぱらぱらと大学生協で立ち読みしてみて、じっくり読んでみたくなり、買い求めました。

これは西洋文学者の外山滋比呂さんという方が書かれた本です。最近のノウハウ本のことはよく知りませんが、今まで買って読んだり、試したりしてもなかなかしっくり来なかった「三色ボールペン活用法」だとか、ネットでちょくちょく目にする「手帳の活用法」などに、共通するものの考え方、みたいなものが書かれておりました。

それもそのはず、この本の初版は1987年、おそらく今のいろんなノウハウ本の古典的な存在と言えるんじゃないでしょうか。これは、卒業論文を書く学生さんのために書いた本のようです。ネタ、を寝かせて発酵させること、書くことで、敢えて忘れること。そして、時間が経って残ったネタが、自分のものになっていく、ひどくおおざっぱにまとめると、そんなものでしょうか。今の情報社会には真っ向から対立するようで、実は非常に示唆するところの多い、非常にアナログな、内容です。

その中で、私の目を引いたのは、ノートの活用方法。とにかく思いついたことを書きつづる手帳をつくり、さらにその手帳の中から時間が経っても面白いと感じたネタを書き写し、ふくらませてノートをつくる、さらに時間が経過してノートを読み返した時に引っかかってきたものでつくったのが最終的なメタ・ノート、という三段階でネタを熟成させ、思考をふくらませていくという手段。

私は今まで、この手帳の段階のみで論文を創り上げてきたから、どうも頭の中がごっちゃごちゃになってしまっている。さて、では今まで書きためた手帳から、ノートを、そしてメタ・ノートをつくろうか、と、また大好物がたくさん並んでいる無印良品に行き、再生紙のダブルリングノートA5版ドット罫を仕入れて参りました。

文房具、大好きなんだよね。買っただけで満足しちゃいそう・・・。

それにしても、こうやってネタをダダ流ししてる私は、外山さんの言ってるようなネタを熟成させる作業が果たしてできてるんだろうか・・・。

ま、時間が経ったら、分かるよね。

気にせず、これからも書き続けるよ!!

ちなみに、先日の「で、あなたは読んだの?」しおりは、このちくま文庫についてました。

ついでに、あの有名な斎藤孝さんの三色ボールペン情報活用法、はこちらです。

三色ボールペン情報活用術 (角川oneテーマ21 (B-43))
斎藤 孝
角川書店

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