2009年10月08日 香港戦後 選手コメント (1/2)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/comment/200910080007-spnavi_1.html
■中村俊輔(エスパニョル/スペイン)
「チームコンセプトを意識してやっていた」
(香港は)北朝鮮とも(東アジア選手権で)ドローだったし、まったく侮れない相手だと思ってやっていた。相手に関係なく、二アに低いボールとか、ほかの選手が飛び込んだりとか、チームコンセプトを意識してやっていた。何回かゴールに結び付かなかったけど、意識したいい形がチームとしてできていた。個人として一番意識したのは、サイドで2対2から2対1を作って、ポジションチェンジをちょっとして、おれが引いて(ボールを)もらったときにヤット(遠藤)が出たり、ハセ(長谷部)が動いたりして相手を混乱させるとか。松井も個人プラスチーム戦術をよく理解してきていると思うから、中に絞ってドリブルとかしていたし、それが収穫だった。あとは(大久保)嘉人が外に開いたりとかね。
FWもよく連動していた。(佐藤)寿人も久しぶりだったけど、いい動き出しをしていたし、岡ちゃん(岡崎)は点を取っていたし、嘉人も裏に出るタイミングが良かった。何度か合わない場面はあったし、自分も1人でパスミスした場面があったけど、強い相手だとああはいかない。でも、高いレベルを意識してやった結果、ミスしたのはしょうがない。それが今日はほとんどできたのが良かった。コマ(駒野)も右サイドで良かったし、徳永も今日初めてやったけど、駆け上がるタイミングが良かった。そういう収穫があった。
ハーフタイムに監督も言ってたけど、まだFWとかがサイドから(クロスを)上げた瞬間に、もっと全速力で相手をなぎ倒すくらいの迫力で(ゴールを決めて)来いと。細かいミスはしょうがないと。
今日、おれはわざとやってみたことがある。オランダ戦とかガーナ戦の穴を埋めることと、新しいことを今日はやってみた。3ボランチっぽくなっているときにヤットが開いたり、ハセが飛び出してシュートまで行くとか、松井が斜めに戻ったりしてたから、ああいうのはすごく強い相手にも利くと思う。中が絞ったりすると、外はもっと上がりやすくなるし、ボランチ2枚に自分もいたりすれば、ボールも回りやすくなる。(相手に)回されたと思ってサイドハーフが開いたら、サイドバックとサイドバックが1対1になる。もちろん前の方の仕事もしなきゃいけないけど、バランスを見ながらだね。オランダ遠征でも、サイドで2対1を作るタイミングとか忘れがちだった。コマとか長友とかね。前に前に行きすぎってところがあったから、ハーフタイムで「もう少しお前が落ち着かせろ」と岡田さんにも言われたし。
(国際Aマッチ出場数でカズ(三浦知良)を超えたが)そうなんですか。まあ、うれしいけど。内容はカズさんの方が全然上だし、存在感も上だから。(自分は)足元にも及ばない。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/comment/200910080007-spnavi_1.html
■中村俊輔(エスパニョル/スペイン)
「チームコンセプトを意識してやっていた」
(香港は)北朝鮮とも(東アジア選手権で)ドローだったし、まったく侮れない相手だと思ってやっていた。相手に関係なく、二アに低いボールとか、ほかの選手が飛び込んだりとか、チームコンセプトを意識してやっていた。何回かゴールに結び付かなかったけど、意識したいい形がチームとしてできていた。個人として一番意識したのは、サイドで2対2から2対1を作って、ポジションチェンジをちょっとして、おれが引いて(ボールを)もらったときにヤット(遠藤)が出たり、ハセ(長谷部)が動いたりして相手を混乱させるとか。松井も個人プラスチーム戦術をよく理解してきていると思うから、中に絞ってドリブルとかしていたし、それが収穫だった。あとは(大久保)嘉人が外に開いたりとかね。
FWもよく連動していた。(佐藤)寿人も久しぶりだったけど、いい動き出しをしていたし、岡ちゃん(岡崎)は点を取っていたし、嘉人も裏に出るタイミングが良かった。何度か合わない場面はあったし、自分も1人でパスミスした場面があったけど、強い相手だとああはいかない。でも、高いレベルを意識してやった結果、ミスしたのはしょうがない。それが今日はほとんどできたのが良かった。コマ(駒野)も右サイドで良かったし、徳永も今日初めてやったけど、駆け上がるタイミングが良かった。そういう収穫があった。
ハーフタイムに監督も言ってたけど、まだFWとかがサイドから(クロスを)上げた瞬間に、もっと全速力で相手をなぎ倒すくらいの迫力で(ゴールを決めて)来いと。細かいミスはしょうがないと。
今日、おれはわざとやってみたことがある。オランダ戦とかガーナ戦の穴を埋めることと、新しいことを今日はやってみた。3ボランチっぽくなっているときにヤットが開いたり、ハセが飛び出してシュートまで行くとか、松井が斜めに戻ったりしてたから、ああいうのはすごく強い相手にも利くと思う。中が絞ったりすると、外はもっと上がりやすくなるし、ボランチ2枚に自分もいたりすれば、ボールも回りやすくなる。(相手に)回されたと思ってサイドハーフが開いたら、サイドバックとサイドバックが1対1になる。もちろん前の方の仕事もしなきゃいけないけど、バランスを見ながらだね。オランダ遠征でも、サイドで2対1を作るタイミングとか忘れがちだった。コマとか長友とかね。前に前に行きすぎってところがあったから、ハーフタイムで「もう少しお前が落ち着かせろ」と岡田さんにも言われたし。
(国際Aマッチ出場数でカズ(三浦知良)を超えたが)そうなんですか。まあ、うれしいけど。内容はカズさんの方が全然上だし、存在感も上だから。(自分は)足元にも及ばない。