2009年9月06日 岡田ジャパン惨敗…前半互角も後半ボロボロ
http://www.sanspo.com/soccer/news/090906/scc0909060403009-n2.htm
その姿こそが、何よりの教材だった。前半7分、俊輔は相手選手に左足くるぶし付近を踏まれて転倒。しばらく立てないほどの痛みと格闘しながら、2分間の治療を経てピッチに戻った。
「足は痛いけど、日本代表で集まれる時間はなかなかないし、相手はオランダだから頑張った。やっぱ、終わってから痛いけどね」
まさに決意の90分フル出場だった。試合は前半こそ善戦したが、運動量の落ちた後半は防戦一方。個の能力を見せつけられた。
しかし、俊輔は「結果は0-3だけど、スナイダーのシュートなんてJリーグでは絶対ないし。それぞれが何を感じるか。もちろん(敗戦は)良くないよ。でも、道が見えた」。結果には不満だが、世界ランク3位と激突し、肌で世界との「差」を感じたことに意味を見いだした。
「最初のペースを90分、やり続けないと勝てない」と運動量を最後まで保つことを勝利の条件に掲げ、「オランダは個人がありつつ、組織で戦える。オレらは個人がないなら、それ以上の組織でやらないといけない」。さらに、後半から出場の本田らには「後から出てきた選手は、もっと走らないといけない」と手厳しかった。
そんな俊輔が語気を強めるのが、それをどれだけ個人個人が自ら考えられるかだという点だ。
「オレは親じゃないんだから、それは自分で感じてほしい」
MFジダンらを擁し、98年仏W杯を制した世界最強軍団に01年、0-5で敗れた。その衝撃を各自が胸に刻み、努力することで02年日韓W杯の16強につなげた。
「周りはどう思うか分からないけど、オレらはプラスにとらえる。沈むことはないよ。ちゃんと受け止めて、ポジティブにいかないと」。俊輔は、この第一歩が確実に糧となる日が来ることを信じている。
http://www.sanspo.com/soccer/news/090906/scc0909060403009-n2.htm
その姿こそが、何よりの教材だった。前半7分、俊輔は相手選手に左足くるぶし付近を踏まれて転倒。しばらく立てないほどの痛みと格闘しながら、2分間の治療を経てピッチに戻った。
「足は痛いけど、日本代表で集まれる時間はなかなかないし、相手はオランダだから頑張った。やっぱ、終わってから痛いけどね」
まさに決意の90分フル出場だった。試合は前半こそ善戦したが、運動量の落ちた後半は防戦一方。個の能力を見せつけられた。
しかし、俊輔は「結果は0-3だけど、スナイダーのシュートなんてJリーグでは絶対ないし。それぞれが何を感じるか。もちろん(敗戦は)良くないよ。でも、道が見えた」。結果には不満だが、世界ランク3位と激突し、肌で世界との「差」を感じたことに意味を見いだした。
「最初のペースを90分、やり続けないと勝てない」と運動量を最後まで保つことを勝利の条件に掲げ、「オランダは個人がありつつ、組織で戦える。オレらは個人がないなら、それ以上の組織でやらないといけない」。さらに、後半から出場の本田らには「後から出てきた選手は、もっと走らないといけない」と手厳しかった。
そんな俊輔が語気を強めるのが、それをどれだけ個人個人が自ら考えられるかだという点だ。
「オレは親じゃないんだから、それは自分で感じてほしい」
MFジダンらを擁し、98年仏W杯を制した世界最強軍団に01年、0-5で敗れた。その衝撃を各自が胸に刻み、努力することで02年日韓W杯の16強につなげた。
「周りはどう思うか分からないけど、オレらはプラスにとらえる。沈むことはないよ。ちゃんと受け止めて、ポジティブにいかないと」。俊輔は、この第一歩が確実に糧となる日が来ることを信じている。