草薙さゆり 公式BLOG

シンガー草薙さゆりの気まぐれBLOG

新しい1歩。踏み出したら、進む一方。

2013年07月15日 | 音楽


2013.07.12




こんぐらいあった
ロングの髪の毛を




デンッッッッ!!!!!!!




40cm切りました!!!!!!!!
(このアイスうまいです!)


改めましてこんにちは。
最後の昭和に生まれ
もうすぐ25歳を迎えようとしている
シンガーさゆりマンこと
草薙さゆりです。


さて。
ここ数日いろいろありすぎて、頭の回転が一時停止というか
休息を求めているわけです。

しかし“いろいろ”には
良くないこともあれば、イイ事もあり、
決して苦しんではいません。


と、いうわけで、振り返ってゆきます。

7.28(Sun)に行われるLIVEで共演する
同い年のピアニストに英語を教えていただくことになりました!

あまりにわたくし、文法・・・というか
英語のイロハを知らなすぎるので、まずはこんなんも使って
教えていただきました。




頑張って、話せるようになりたいな



そして、そんな試みを初めたと同じく。
7.12(Sun)
sing・sing・sing Vol.4」~繋ぐ手と手~
というシンガー中里学(Gaku)さん主催のイベントに出演しました!


緊張のあまり、しゃべりすぎたのと盛り上しすぎて、
時間オーバーしてしまったのが申し訳なくて、
実は未だに反省中(笑)

しかし


むっっっっっっちゃ楽しかった!!!!!

 






武村麻実さんの
何でそんなおもろいねん!!!!
っと、突っ込まずにはいられないこの感じ(笑)
忘れられないアーティストです(笑)
しかし歌がむっちゃ良かった~~~~!!!!!
曲も最高だし、歌声は透き通り、言葉の1つ1つが
浮き出てくるような素敵なアーティストさんでした


そしてMikiroさん!
むっちゃ優しいオーラで、“ありのまま”の自然体な歌声と詞で
なんだか昔から知り合いだったんじゃないか?
みたいな親近感をくれるアーティストさんでした!
途中、怪談話盛り込んでたのウケた(笑)
また共演できたらいいな~

主催者の中里学さん!
もともと、ベースの啓太さんのつながりで紹介していただきたんですが、
とにかく歌がいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいんだ!(笑)
めっちゃいい曲で、私には絶対に書けない繊細な詞。
綺麗に並べられてるようで、でもわざとらしくなく、
本当に素直に描きたいこと書いている感じの愛ある詞たち。
そして甘い歌声で沢山の女子の心をキャッチ。
絶妙な話術でツッコミの激しい男子の心をキャッチ。(笑)
Gakuから中里学という本名に変えたというのは、
一大決心で、本当に新たなスタート!
きっと素晴しい未来が待っている!!!

一緒に歌ったラブソングはマジ緊張しました(笑)


画像は中里学Blogからパクりましたw



と、そんなわけで!

実力派変顔シンガーで構成された

LIVEは本当に素晴しいイベントに幕を閉じ、

ほんっっっとうに温かいお客様に支えられた、

素敵なイベントでした!!!!!!



ありがとうございました~~~~~!!!!!


と!

そんなわけで
さゆりバンドは今回、最高のサポートメンバーに支えられて、
今までにない構成、今までにない編成で
“The 音楽”
みたいなLIVEをすることができました。

改めましてめんばー
草薙さゆり(Vo)
蕪木光生(Key)
abbey(Per)
菅原聡美(Sax)

で、セットリスト
1.START
2.Dream Ideal
3.A Dream Is Wish Your Heart Makes
4.If You Believe,I Believe
5.songbird(JAZZ ver.)

でした。
残念なことに、LIVEの録音ができてなくて
反省や振り返りが難しいんだけど。
でも、多分良かった。

だって最高に幸せで楽しかったから。(笑)

SongbirdのJazz Ver.は
ここまでかっこよくなるなんて!
同じ曲って思えない!みたいな
自由で軽快でSOULがある
マジでさいこ~だった。

踊らずにいられなくて踊りまくっちゃったし、
アドリブ部分は、もはや地球じゃないところで歌っていた感じ。(笑)

そんな演奏を支えてくれた素敵なメンバーに心から感謝の気持ちでいっぱいです。

蕪木ママ、あびーパパ、聡美ねぇ
大好きな時間を本当にありがとうございました




ぜttttttttttttttttttttttttttttttttttったいに
(↑t打ちすぎた(笑))
またやるので、見に来てください!!!!!
感じてください!!!!!!!!

 

最後に。
このLIVEに来てくれた親友が書いてくれた
とある記事を残して終わります。

 彼女は、とてもユーモアとセンスがあり、
かつ知的で教養のある女性。
才色兼備とはこのこと。

しかし、彼女とお友達になった時、
私はそんなことも知らないくらい
いや、気づかなかったくらい、
フィーリングで仲良くなった。

いわゆる
“人間、たいせつなのは心だよ”
ってやつです。

ピアニストDmiもそうだけど、
彼も彼女も
私からすると神がかった頭脳の持ち主なんだけど、
こんな私に沢山のことを惜しみなく教えてくれて
愛情をくれる素敵な人間なのです。

この記事を見たとき、涙が止まらなかった。
幸せです。
歌っていく=生きていく
って、改めて勇気をもらいました。


本当に、ありがとうDori★



 

2013年7月14日 1:30

July 12th @Shibuya loopannex

 

熱帯夜の渋谷にて、草薙さゆりちゃんのライブを観た。

彼女は私が最も尊敬する女性の一人であり、

最も歌声を心地良いと感じる歌手の一人であり、

そして最も愛する友人の一人である。

 

彼女が創る音楽や舞台というのは実に多彩で

ライブを観に行くその度に"草薙さゆり"の持つ果てしない可能性を感じては圧倒される。

最近にしてようやく、そんな感覚にも慣れてきたと思っていたが、しかし昨日のパフォーマンスにはとにかくなにか決定的なものがあった。

どうしても彼女の音楽をうまく語ることができず、敢えて避けてきた私に

「でももうなんでもいいから形にしておかなくては」

と思わせる程の力があった。

彼女の明らかな音楽に対して、私の言葉は非力だろう。

 

それでも。

 

 

***

 

彼女のオリジナル曲『Dream Ideal』の中にこんな一節がある。

涙流しても 最後のゴールまで 決してくじけずに 今 たたかう

草薙さゆりはたたかう歌手だ。

しかし、彼女は武器も防具も持たない。

どんな相手が向かってこようと、生身ひとつでまっすぐ正面から対峙する。

外野からしてみれば傷つくことが見え見えで、危なっかしくって、もっと自分を大事にして!なんて思ってしまう。

でも、彼女のスタイルとは文字通り"矛盾を持たない"ということなのだ。

私は草薙さゆりほど強く優しくたたかう人間を知らない。

彼女が拳を握るとき、それは誰かを撲つ合図ではない。

その中に、彼女だけの音を掴まえたということなのだ。

 

歌人の岡井隆は軽い歌についてと称してこんなことを書いている。

「ふつうの歌は、重くて暗いのである。英語でライト・ヴァースに対する言葉がヴァースであるように、軽い歌の反対は、ただ、歌である」

「ふつうの歌が作ることができて、はじめて軽い歌がうまく作れるのであって、この逆ではない」

ここで言及される歌とは勿論tankaな訳だが、私はsongだって同じではないかと思うのだ。

 

草薙さゆりはたびたび「自分の歌は重い」と冗談めかす。

確かに彼女が歌うとき、歌詞の言葉ひとつひとつにはずしりとした質感が伴う。

その歌をその場所で歌うというそれだけのことにも、背後には想像を絶する物語がある。

きっと、それでいいのだ。その重さが彼女の音楽にとってのふつうだから。その重さこそが、彼女の歌を歌たらしめているのだ。

 

一方で、彼女の歌の魅力は、ジャンルを自在に行き来し、うねる波のような音階を軽々とあしらう身軽さにもある。

どんな言葉も、彼女が歌えばやがて重力から解放されていくように聴こえるのだから不思議だ。

前出『Dream Ideal』のサビで彼女は高らかに誓う。

あなたを幸せにできることが できたなら きっとわたしは どこまでも 飛んでゆける

"あなた"とはきっと、彼女の世界にいる誰かのことなのだろう。

と同時に、自身の重さに引きずられ埋没していきそうな言葉たちのことでもあるような気がする。メロディーの羽根を与えられ、幸せな音楽という鳥に姿をかえたその言葉たちに乗って、草薙さゆりは飛翔する。

彼女につられて顔を上げた私たちは、そこに広がる高い空を認めるのだ。

 

***

 

戦え!何を!?人生を!

そう歌ったのは大槻ケンヂだった。

草薙さゆりはきっと人生をたたかい続ける。悲しいかな、彼女はたたかっていないと生きていけないのだ。

その凛とした美しさの隣で、私は彼女をいつまでも応援していたい。

 

彼女のこれからに、あらん限りの音楽の祝福がふりそそぎますように。

 

 

So we must be HAPPY

生きることを難しく考えるなって言ったんだよ

ちっちゃな体 全身で泣きながら言ったんだよ

忘れてるだけだ 羽根ならあるって教えてくれたんだよ

それが泣き声だったんだよ それが産声だったんだよ

GO GO FLY GO 羽根を広げ 涙を拭いて 歌えばいい

それだけでいい

ー『羽根ならあると彼女は泣いた』