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演劇『夜の女たち』wowowオンデマンド

2022-09-18 22:46:00 | 日記
もうwowowに加入した。
江口のりこの舞台「夜の女たち」を観劇したかったけど、兵庫県立芸術劇場まで行くのめんどーだったから。たしかに、天井が高くて劇場までのアプローチがとても広くてワクワクするし、外観はガラス張りだし綺麗だけどね。駅近だし。だけど、チケットとって、大阪から行く価値があるのか?ちょっと迷っていたら、wowowオンデマンドでやるじゃないの?!
というわけで、Live配信を見ることにした。


舞台は米軍占領下の大阪阿倍野。なんとなじみのある土地やん。
で、終戦後の混乱期に貧し、街頭に立って売春する女たちの哀しみ、くやしさ。そして女同士の諍いを、なんとミュージカル仕立てに。有名な監督の古い映画を下敷きにしているそうだ。

どころで、この脚本でも女性の権利がテーマとして大きく扱われていた。映画もそうなのかな。

ちょっとネタバレだけど…いつもか。

進駐軍御用達の売春宿を日本側が開設したが、梅毒などの伝染病を蔓延させているとGHQから指摘され、すぐに閉鎖。
米軍によって日本女性が救われることになった。
舞台では、医者役の北村有起哉が、占領下でしか女性の権利を認めることが出来なかったと、悔しさを歌い上げた。
しかし、こんな史実があったなんて情けない!戦争に負けて、日本女性は権利を獲得できたのか。

どころで、江口のりこの歌はどうやろ?

きれいな旋律をムリなく歌っててわりと良かった。が、時々気のせいか江口さんが戸惑ってるような感じも受けた。ただ、マイペースなだけなのかな?

しかし、ちょっと長く感じた。(休憩も20分あったけど)ので
途中離脱。この辺、配信は便利、臨場感にかけるかもしれないが。
しばらく後、途中から再開したら音声が聞こえなくなるトラブルも。

質屋のやり手のオバハン、純潔協会のオバハン(2役)を演じた人がもの凄く歌が上手。他にも売春婦役で迫力の歌い手がいて、ナマで聞けたら、鳥肌ものやったと思う。やっぱりミュージカルはこのレベルの人が、とも思ったけど、たまにはいいかもしれない。全員で怒りをぶつける歌唱シーンなど、これもやっぱりナマだと違ったんだろうか?
兵庫県立芸術劇場は10月からだ。「Q」があるからやっぱり観に行けないかな。


映画『さかなのこ』

2022-09-13 23:27:00 | 日記
ポスターだけみてると、のんが女の子としてさかなクンを演じるのか、と思ってたら男の子として演じてた。

違和感はこの時代、もうないのだけど、

映画の最初にも
"男でも女でもいいじゃないか"
と書かれてるので、それはいいけど、

のんが演じるのは何故なのか?のんが女の子として演じても自然でよかったとおもうのだけど。

のんの箱ふぐ帽子を被ってのびのびした横顔のポスターがとても印象的だったので。

途中、詰襟をきて出てくるシーンがあるとは思わなかった。

ストーリー展開にムリがあったのかな?女の子では。ちょっと残念。

と、まあ最初は思っていたけれども
のんという中性的で不思議な存在、さかなクンのこれまた稀有な存在、なんか波長があっているようでムリなく観ることはできた。

ストーリーものんびりしていて、のんのフワッとした呑気な雰囲気が、バイトをクビになったりする世知辛さも中和してた。

同級生がテレビディレクターで、タレントデビューできたのは、実話なのかな?

だとしたら、ラッキーだったかも。もちろん、中学か高校のときに大きな発見をした実力があったからだけど。

ところで、小学生時代の同級生(夏帆)が子連れで、さかなクンの部屋に転がり込んでくるシーンがあるのだけど、その子供役の子が、「拾われた男」で仲野太賀と伊藤沙莉の子供役をやってた福子だった!この映画でも、あまりにこりともせず。朝、のんを起こす時、寝ているのんのお腹の上に顔から上半身で倒れ込むという荒技を見せてくれて面白かった。みつこちゃんでした。





仲野太賀ロスにより「初恋の悪魔」

2022-09-10 23:55:00 | 日記
まだ、やってた「初恋の悪魔」

大賀は、どないなっとるん?と久々に視聴。

すると、事務員のトレードマークの黒いアームカバーを外してたので、配置転換にでもなったのか?
いい感じに軽くおどけて写真撮ってたのが、大賀らしくて良かった❤️

事件がらみで探していた
謎のみぞれさんと会ってみたら、パジャマ姿で現れ、余命半年の5ヶ月目だ、と淡々と話すみぞれさん。
ふたりで、かき氷のみぞれを食べて。みぞれさんが、半分くらい食べたら、もういらない、あげるよ。と大河に言う。
この脚本家は、いちいち面白いシーンを繰り出してくるな。

余命宣告の話では、今日、45才のお医者さんがガンでお亡くなりになって、生前に残した動画が話題になっていた。記事を読んだが、冷静にしかも温かくユーモアにあふれてる。緩和ケアで彼は人生の最期にありながら私たちに優しさと安心をプレゼントしてくれた。ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。





『世界は笑う』京都劇場 観劇

2022-09-05 23:08:00 | 日記



京都まで行ってきたー!大阪から、JR乗り継ぎして約1時間半。
マチネーの当日券をゲットするため早起きした。化粧もそこそこ、朝食も抜いて、9時過ぎ到着。12時開演なのに。

なんでそんなに焦ったかといえば、
キョードー大阪のせい。数日前電話すると、当日券は少ししかでないですね、遠方からは、どうかな?言う。
それで朝起きてしばらく迷ったけど、やっぱり行こ、と。

しかし、劇場につくと誰もいません。私が1番乗り?
ぼーっと京都劇場のきれいなデザイン文字に見とれて写真撮ったり、すぐ近くの京都タワーを眺めたりして待っていても、誰も並んでこない。なぜ?

やがて10時になると、やっとスタッフが出てきて11時から当日券販売しますから、また戻って来てください、と呑気なことをいう。でも、チケット少ないんじゃ?と心配そうにうろうろする私に、スタッフは余裕を見せるので、邪魔者扱いされるのも何なので、スタバで朝食をとるとこにした。一応、隣接するホテルの朝食をチェックしたが、3000円超え。とっとと、立ち去った。

そうしてやっとゲットしたのが、なんと前から3列目!やったー!何はともあれ早起きの甲斐があった。

そんなに行きたいなら、予約して行けば?なんですが、前回、前々回に観たケラの芝居がイマイチだった。今回はやめとこ。世界は笑うってタイトルもなんか大雑把。
ところが先月、新聞の演劇コラムでかなり褒めていたのだ。が、その時、チケットは完売していた。

ようやく、本題だけど、
これが、やっぱり面白かった。

珍しく変に脱線することのない大河ドラマのようなストーリーで、出演者も超豪華。

とくに初めて温水洋一の演技を生で観て、(劇団大人計画で若い時から伝説の役者みたいに言われてたので、観たい観たいと思ってたけど、チャンスなく、ようやく拝見できた。)感激。
昭和30年代初頭、東京の軽演劇の劇団が舞台で温水さんの役も芸人のひとり。
で、ギャグばかり勝手に入れて、怒られてるとか。(でもギャグも動きもクセになる面白さ。連発してたし)
テレビ芸人を褒めてる一般人にからんだり、もうタチ悪くてアクの強さがよく伝わって。芸人魂を体現していた。

あと、瀬戸康史と千葉雄大が兄弟役だけど、ほんと雰囲気似てる。よくこの可愛い二人を兄弟にキャスティングしてくれたわ😍二人を一緒に見れるなんて眼福^_^

それから、伊藤沙莉ちゃんがでてるんだよね^_^沙莉ちゃん、ちょっと痩せて見えた。ドラマにCMそしてロングランの舞台と忙しすぎるのでは?と心配したよ。






ファンタジー小説『石の花』

2022-09-05 00:13:00 | 日記
どこでオススメされたのか忘れてしまったのだけど、図書館で借りてみました。

図書館カウンターで、「石の花」と書いたメモをみせて、この本ありますか?と聞くと、子供向けのコーナーにありますね。と言われ、ちょっと恥ずかしく、ちょっとガッカリ。

本の帯には、「心温まるファンタジーの世界」とあります。ファンタジーって、苦手だし。

しかし、子供向けだけあって、読みやすくて次々ページをめくりました。

表紙にもあるようにロシア伝承のお話で、ある村の石工の名人とその弟子のお話です。
名工のおじいさんは、そろそろ弟子をとってくれ、と地主の管理人に命じられるのですが、どんな少年をよこしても気に入らず、いちいち文句つけておいだしてしまうのです。
そこへ孤児のダニーロをよこしたら、名工の鞭打ちにもたえ、辛抱強さに名工も感心して弟子にしてみようと思い大切に扱っていました。
そんなある時、ダニーロはなんの知識もないのに、いきなり、名工の作品を的確に批判したのです。さあ、名工の怒ったこと。しかし、名工も迷っていたところを指摘されたので、どなりたいだけどなってから、ダニーロにいいました。奇跡によってあらわれなすった職人さま。ちょいと、おうかがいしますが、あなたのお考えではどうなさるのですか。

さあ、ダニーロはこの後、数奇な運命をたどるのですが、いいなずけもでてきて、不思議な体験の連続。

しっかり者のいいなずけが感動的でした。


ところで

日曜日の10時がつまらなくなってしまいました。

伊藤野枝がふっくらした顔で甘い声の吉高由里子なんて…残念すぎる。また、平塚らいちょうが、ゲゲゲの女房か…
半分でリタイア。