ポスターだけみてると、のんが女の子としてさかなクンを演じるのか、と思ってたら男の子として演じてた。
違和感はこの時代、もうないのだけど、
映画の最初にも
"男でも女でもいいじゃないか"
と書かれてるので、それはいいけど、
のんが演じるのは何故なのか?のんが女の子として演じても自然でよかったとおもうのだけど。
のんの箱ふぐ帽子を被ってのびのびした横顔のポスターがとても印象的だったので。
途中、詰襟をきて出てくるシーンがあるとは思わなかった。
ストーリー展開にムリがあったのかな?女の子では。ちょっと残念。
と、まあ最初は思っていたけれども
のんという中性的で不思議な存在、さかなクンのこれまた稀有な存在、なんか波長があっているようでムリなく観ることはできた。
ストーリーものんびりしていて、のんのフワッとした呑気な雰囲気が、バイトをクビになったりする世知辛さも中和してた。
同級生がテレビディレクターで、タレントデビューできたのは、実話なのかな?
だとしたら、ラッキーだったかも。もちろん、中学か高校のときに大きな発見をした実力があったからだけど。
ところで、小学生時代の同級生(夏帆)が子連れで、さかなクンの部屋に転がり込んでくるシーンがあるのだけど、その子供役の子が、「拾われた男」で仲野太賀と伊藤沙莉の子供役をやってた福子だった!この映画でも、あまりにこりともせず。朝、のんを起こす時、寝ているのんのお腹の上に顔から上半身で倒れ込むという荒技を見せてくれて面白かった。みつこちゃんでした。