小学生の頃、近所にあったおもちゃ屋さん、寿久井堂の店先のショーケースに店主の作ったでっかいサターンVのプラモデルが飾られていた。
レベル製って言ってたからたぶん1/96のやつだね。
「スッゲ〜な、でっかいな〜」と感動して店主のおっちゃんに「あれって、いくらくらいするの。お年玉貯めたら買えるかな」と聞いたところ「買っても君には絶対に作れないからタミヤの戦車にしときなさい」とけんもほろろな対応。
このおっちゃん、無愛想だけどちゃんとこっちのレベルを見て分からないところを教えてくれてたんだよなぁ。
プラモに色を塗り始めた頃も色々教えてくれたっけ。
で、その頃の憧れがずっと心の端っこに残っていたのだけど、2019年のアポロ11号の月着陸から50周年に再販や新製品も含めて多くの模型が発売され再燃した。
いちばん興味を惹いたのがドラゴンの1/72 アポロ11 サターンVの完成品モデルだった。
欲しいけど4万円弱払っても置き場所がなぁ。
4万円弱を押入れの肥やしにするのはなぁと諦めて幾星霜。
とりあえずAMTの1/200のキットを買ってお茶を濁していたのだけど、先日オクを覗いていたらドラゴンの1/72 アポロ11 サターンVが即決価格8000円を下回る価格で出ていた。
未組み立て品でしかも送料込み。
一部塗装ミスがある商品だったのだけと、それが格安の理由かな。
塗装ミス以外は何も問題ない事を確認し、即購入。
塗装ミスは第一段部の上側のコルゲート部分、黒の部分がコルゲートひとつ分ズレているというもの。
もし自分が4万円弱出してコレが届いたらショックで熱がス〜っと冷めるかも。
でも塗装ミス承知で8千円弱で手に入れた物だから即修正。
余分な黒塗装は目の細かいペーパーで削り取り、足らずのところは黒塗り。
上手く修正できたのでIKEAのガラスのコレクションケースを注文して到着待ち。
RCSエンジンはまだ取り付けていないがアポロ11 宇宙船部分。
BPCの中にCMがちゃんと入っているようなのだけど、アンビリカルフェアリングで抑えられていて取れそうにない。
コレクションケース、早く届くと良いなぁ。
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