くるくるミラクルのロボ日記 Team KURU-MIRA

ロボカップジュニアに2008年から2013年まで参加した兄弟チーム「KURU-MIRA」”Y””T”と父母の日記

Graz大会ジュニア会場の天窓はすごかった!

2009年07月26日 | Weblog
くるミラのYです。
ジュニアの会場にはところどころ大きな天窓がありました。
サッカーコートは調整用のコートが決まっているので、
試合コートと、ものすごく明るさがちがいました。

でも一番大変なのは、グラーツの天気がものすごく変わります。
毎日、大雨から晴れまで何回も変わります。
日本大会も水銀灯が明るかったけど、世界大会は明るさ設定の
大変さも世界級でした・・・。
曇りくらいなら、建物の外でも試合ができそうな自信がつきました。

あと、コートを乗せているテーブルが鉄みたいで、
コートによって磁気がちがいました。



ロボカップ・ジュニア・ジャパン夏合宿の申し込み開始

2009年07月21日 | Weblog
くるミラの父です。
ロボカップ・ジュニア・ジャパンの夏合宿募集が公式コミュニティに出てますね。
期間:7月23日(日)から25日(火)
場所:大阪 長居ユースホステル
参加資格:ロボカップ経験者ならOK。
締め切り:7月31日
↓↓
http://www.robocupjunior.jp/gasshuku/

24日25日は、くるミラはOKだが、メンターは行けるかな?

ロボカップ2009 グラーツ 優勝 表彰式!

2009年07月12日 | Weblog




くるミラの父です。
世界大会は、日本ではなじみの無いスーパーチーム方式なので、果たして11才と7才のKURU-MIRAに各国の選手や審判とコミュニケーションが取れるのか心配でした。
しかし、同じロボカッパー同士、言葉の壁を越えて、最後は会場内を一緒に駆け回っていました。
特に予選日にポルトガルのAPCSとは、何度も相談して作戦を練っていました。
チームメイトの試合時間もチェックし、遅れないよう知らせに走ったり、「自分が勝ちたい」よりも「チームに貢献する」ということを、オーストリアの地で行動できたのは、わが子ながら見直しました。

そして表彰式では、「KURU-MIRA! KURU-MIRA!」と会場から祝福を受け、思わずトロフィーを高く掲げで、とても幸せそうでした。
キッカーもドリブラーも持たないKURU-MIRAが優勝できたのは、目標とした、
1.うっかりミスをしない
2.くいの無い試合をする
を精一杯したからでしょう。
そして3つめの目標、
3.世界中に友だちをつくる
を少しでも実践できたことが、チームメイトや多くの仲間に助けられ、自分達の力以上の結果を生んだのだと思います。

予選1日のピンチ!チームワークの勝利!

2009年07月11日 | Weblog
予選1日目は最大のピンチだったかもしれません。 KURUMIRAのスーパーチームは、日本のTakahama3rd、ドイツのKurzsch(I)ssと強い仲間がいますが、相手も日本チャンプのMRobotsとドイツZockers、台湾のとても素早い48Hitmanです。特に、強敵Mrobotsをどう攻略するかがポイントです。 なんと、Takahama3rdさんが2、3ラウンドで相手をしてくれることになり、「肉を切らせて骨を絶つ!」作戦。 Kurzsch(I)ssとKURU-MIRAは、何としても勝ち点を上げねばなりません。 実は、KURU-MIRAはお兄ちゃんYが指令塔ですが、13時間のフライト&3時間のアウトバーン+時差と慣れない食事が重なって、予選1ラウンドを終えたところで、Yがダウン!午後の2ラウンドと3ラウンドにとても復帰できる状態ではなくなりました。 Yがダウンしているので、Takahama3rdさんが、チームのために自分に不利な条件を買って出てくれたのです。 Tも、「一人でも、できるだけのことはする!」と、昼食もそこそこに、2台のロボットを黙々と調整します。Yも気力でコートに戻ってきましたが、とてもキャプテンを出来ない状態です。 Tは小さいので、イスに乗って2試合を一生懸命戦いました。 Kurzsch(I)ssがTに声を掛け、気使ってくれます。今大会最年少のキャプテンに、観客からも声援が飛びます。

2ラウンドは48Hitman(台湾)戦!

3ラウンドはZockers(ドイツ)戦!

結果、Kurzsch(I)ssも勝ち、KURUMIRAのスーパーチームは、6勝3敗でポイント18対9で勝利! まさに、チームワークの勝利です。

世界大会の競技方式「スーパーチーム方式」のご紹介

2009年07月10日 | Weblog
何人かの方から世界大会での競技方式である「スーパーチーム」について
お問い合わせがありましたので、説明いたします。
KURU-MIRAの参加したサッカープライマリの部を例に書きます。

【世界大会の競技方式はスーパーチーム方式】
・参加チームはクジで3チームから構成される「スーパーチーム」を作る。
今回、プライマリは24チーム参加なので8つのスーパーチームが出来る。
・2つのスーパーチームで3ラウンドの対抗戦をする。
1ラウンド:予め決まっている相手と各3チームが戦う
2ラウンド:自軍3チームの対戦相手を各々指名して戦う
3ラウンド:相手の指名を受けて戦う
(2ラウンド、3ラウンドのどちらかが指名戦で他が逆指名戦)

・各試合の勝ち=3ポイント、引き分け1ポイント、負け0ポイント
各ラウンドは3試合あるので、最大3×3×3=27ポイント獲得
・毎日クジでスーパーチームを組みなおし、各チームはスーパーチームの
得点を累積して行く。
・予選3日間終了時点でポイント上位12組(全24組)が
ファイナルステージ(決勝)に進める。
ただし、13位以下の高勝率3位までに、勝率で及ばない12位までの
下位3位は入れ替えになる。

単に強くてもチームが勝たないとファイナルステージに進めない。
「あいつはオレが引き受けるから残り2つを勝ってくれ」など、作戦も重要で、
国を越えて1つチームにまとまることが重要とされる。

試合スケジュールやコートの変更も英語で掲示板に貼り出される。
初めて会う子供達が、国や言葉の壁を越えて、チームで勝利するため
リーダーになったり、相談役になったり、スケジュールチェック役になったり、あるいはロボットのトラブルを一緒に解決したりして、共通の目的にひとつになっていく。
単に強いロボットを競うのでなく、選手自身にも次世代を担う資質を求めている。

ファイナルステージ(決勝)もスーパーチーム式で行われる。
日本の選抜のような個別チーム毎のトーナメントは無い。

とは言え、スーパーチームのクジ運が悪く、がんばったのに勝ちあがれないチームもあるので、救済として、ファイナルステージを含めない「予選までの個別勝率」で、Individual(個人)の特別賞が設けられている。

写真は、予選3日間のスーパーチーム戦が終了時点の、各チームのランキングです。

ざっと、こんなところでしょうか。
スーパーチーム方式は、世界大会ならではの競技方式で、さながら【ミニ国際プロジェクト】の様相です。
ここに集った選手にとって、将来かならず糧になる、すばらしい経験だと強く思いました。


思い出:初日

2009年07月08日 | Weblog
ホテルのインターネットから書き込めなかったので
思い出して日記を書きます。
7月1日は受付と調整です。
レンガの建物と石畳がいかにもヨーロッパ!
トラム(路面電車)で会場へ行きます。
とても色々なデザインの電車が走っています。
1週間パスを買いました。
電車好きのTは大喜び!

会場は近代的で広くてキレイです。

優勝だー!

2009年07月07日 | Weblog
優勝は、僕たち日本とドイツと台湾のスーパチーム「Final Team1」です。
3位はTakahama3rdの「Final Team3」です。

・優勝
「Final Team1」 Kuru-mira(日本)、LGRobots(ドイツ)、48Hitman(台湾)
・準優勝
「Final Team2」 Super Trump(台湾)、HDPS(中国)、APCS(ポルトガル)
・3位
「Final Team3」 Takahama3rd(日本)、Kurzsch(I)uss(ドイツ)、 Eslitle(台湾)


■決勝
Final Team1 vs Final Team2 ,,,,,, Goals , Points

1.Kuru-Mira(日本) / Super Trump(台湾) G19: 2 , P 3:0
2.48Hitman(台湾) / HDPS(中国) G14:11 , P 3:0
3.LG Robots(ドイツ)/ APCS(ポルトガル) G 3: 0 , P 3:0
計 P 9:0

■3位決定戦
Final Team2 vs Final team3

1.ASG (ポルトガル) / Kurzsch(I)uss(ドイツ) G4:7 , P0:3
2.Dunkle Macht (ドイツ)/Takahama3rd(日本) G1:9 , P0:3
3.M Robots(日本) / Eslitle(台湾) G4:6 , P0:3
計 P0:9
■準決勝
①Final Team1 vs Final Team4 Goals Points

1.48Hitman(台湾) / Dunkle Macht (ドイツ) G14:0 , P3:0
2.LG Robots(ドイツ)/ ASG (ポルトガル) G1:3 , P0:3
3.Kuru-Mira(日本) / M Robots(日本) G9:3 , P3:0
計 P6:3
②Final Team2 vs Final team3

1.Super Trump(台湾) / Takahama3rd(日本) G3:11 , P0:3
2.HDPS(中国) / Kurzsch(I)uss(ドイツ) G10: 7 , P3:0
3.APCS(ポルトガル) / Eslitle(台湾) G4: 3 , P3:0
計 P6:3

ロボカップGraz世界大会結果!

2009年07月06日 | Weblog
YとTです。
今、ウイーン空港にいます。これから帰ります。
で、世界大会の結果ですが、
僕たちKURU-MIRAは、
”優勝”です!

ファイナルステージは、
ドイツと台湾とスーパーチームを組んで、
お互いがミスをしないよう、
助け合いながらがんばりました!

takahama3rdさんも3位!です。
M-ROBOTSさんはおしくも4位で入賞できませんでしたが、
予選での個別成績部門で1位!。

サッカープライマリの3チームはそろって
トロフィーを持って帰ります!