珈琲おいしい

日々の日記の予定だったけど最近ゲームコラム風。いまとなってはレゲーレビューブログかな。

ゲーム家論【素人】

2011-06-02 22:41:33 | 素人視点のゲーム業界
最近、ふらりとゲームショップに立ち寄ると、『DS』や
『ゲームボーイアドバンス』のソフトのあるあたりをぷらぷら
歩いて物色している事が多い。
特にこれと言って、欲しいゲームがあるわけじゃないんだけども、
なんとなく、ライブラリーというか、特にDSなどの商品ラインナップが
想像以上に並んでいるので、物色で時間をつぶすという恍惚な時間を
過ごすのにはもってこいなのだ。
こんなのあるんだ!?という発見も意外と多い。

その逆と言っては何だが、管理人の『モンスターハンターポータブル3rd』の総プレイ時間が888時間を超えてしまった。
まだまだ『モンスターハンター3(トライ)』には及ばないものの、
歴代ゲームでは第2位の輝かしい成績。しかも似たようなシステムの
ゲームなのでシリーズとして考えた時の総プレイ時間なんか考えると、
どうなってしまう事やら。その時間をさらに年間日数で割って、
とか考えたら・・・
おお怖い。

今日の記事はそんな事が言いたいのではないのだけどね。

ゲーム市場の縮小と先細り(まるで少子化)にの要因と、その
打開策(安易)について、素人なりに思った事を書き連ねてみます。

~~~~~

今日の記事の書き出しにもニュアンスを含めましたが、最近、
大作とそうでない作品との質や知名度の乖離が激しくないですか?
何を言いたいかというと、一つのゲームが拘束するプレイ時間が
どんなゲームでも長ーくなっているような気がします。

まとめるとこう。

「一本のゲームがしっかり長くて、他のゲームに力を注ぐ
 ひま(時間)がない」

という事。また、『モンスターハンター』のように
長ーく楽しめる完璧ちょ…、
完璧作品が出てくると、それ以外のソフトをプレイする余裕が
ないんです。

それに加え、ソフトウェア価格の高騰化。
¥6000~¥8000するソフトなんかおいそれと購入できるものでは
ないです。気分的に¥3000~¥4000後半あたりが、個人的には
サクッと購入しやすい範囲です。
会社の帰り道などに、ジャケ買いできる程度がいいんです。

さらに言うのであれば、自分くらいゲームを好きな人間でも、
そうなのですから、8000円台のフルプライスのゲームに対して、
ゲーム離れをし始めているユーザーが買ってくれるものでしょうか?

そんな懸念。

普通に「買わない」選択(※)だと思います。RPGなどによる長時間の
拘束等も考えると、ゲームのプレイ時間が長くなる事もめんどくさい。
新規のRPGなどになったら、初期の操作方法のチュートリアルを
理解・記憶したりするだけでうんざりするし、その世界観なども、
クリエイターによる独特の言語や名称を使われていたりすると、
もうついていけない。

という状態になります。

最近のゲーム機や、次世代と予定されているゲームを見てて思う
んですけども。
超大作は、年に数本でいいと思う。だって、全部が
『モンスターハンター』のようなやり込みソフトだったら、他の
ソフトを購入するきっかけがつかむ事ができません。

というか『モンハン』があればそれで良い。

自分にとっての『PSP』が『モンスターハンター』専用機になって
いることを考えると『地球防衛軍』シリーズや『ダンボール戦機』
などにも興味はあるものの、手を出せていない。手を出すチャンスを
『モンスターハンター』がさえぎってしまってイルノデス。

まぁそれは個人的な理由でしかなく『PSP』や『モンスターハンター』に
罪は無いんですけどね。
楽しすぎるのが悪い、という褒め言葉になります。
そういった話は別の機会に。

~~~~~
※自由に選択していけ。
~~~~~

この間、『ゴーストトリック』のプレイをした際に、1本の
ゲームソフトが見せる感動や興奮は、100時間を超えるような
作業時間ではなく、クリエイターによるゲームの魅せ方・作り方の
という手腕・実力にかかっているように感じました。

例えるならこうです。
『読書家』と呼ばれる人が月に30冊(いや何冊でもいいんですが)
とか本を楽しむ事を趣味として楽しんでいると思います。
まさにこの状態をゲームに置き換え『ゲーム家』という趣味人。
というのを確立させるような展開をしてみてはどうでしょうか。

はい!自分自称『ゲーム家』です!と、先に宣言しておく。
今後使っていこうかな。

実はそういった展開が、できない事はないと思っています。
というのも、それは『携帯電話のゲーム』や『Appleのゲームアプリ』が
そういった隙間の時間を埋めるゲーム提供を実践し始め、着実に定着し
つつある市場に育ってきているからです。
その市場に対して、『任天堂』『SCE』『Microsoft』は、現在対応
できていません。
ユーザー層がどうであれ、そのユーザー層は潜在的に存在する
ゲームのライトユーザーそのものなのに。

自分は自称『ゲーム家』なので、ゲームは『携帯ゲーム』は
『携帯ゲーム機』でやる事を心がけており、携帯電話、iPadなどの
タブレットでのゲームプレイはしていないので、従来からある
ゲーム業界を応援している立場ではありますが。

今の携帯機ゲームでさえ、敷居が高いんです。
あと、ソフトの抜き差しも何気にサクサクゲームライフの妨げに
なっているような気もします。
『テトリス』『メテオス』『役満』『クォース』『3Dピクロス』
あたりが本体に保存できれば
十分なような気がしないでもないですが。

~~~~~

で、本日の文頭に戻ります。

このところ、ちょこっと『モンスターハンター』以外の軽めの
ゲームをやりたいなーって思った時に、探すのが
『ゲームボーイアドバンス』や『DS』だったりします。
最近探しちゃうのが、『THE TOWER DS【DS】』や『千年家族【GBA】』
『直感ヒトフデ【DS】』
で、買ったのが『ファミコン探偵倶楽部【GBA】』。
もちろん軽く楽しめるRPGとしては『FF1・2【GBA】』なんかも楽しんだ
過去があります。

昔、『ナムコ』がファミコン時代に『ファミリーシリーズ』として
ゲームソフトを価格帯を下げた事があった。あんな感じでいいんです。

ゲームソフトは『消費される商品』という位置づけでいいと思います。
全部が全部、濃い商品ばかりで消化不良を起こしつづけてます。
一本一本のボリュームが大きくなり、価格帯も大きくなっている昨今。
この状態が続けば、『携帯電話ゲーム』や『iPhoneゲーム』に
ライトユーザーは駆逐され…ちゃってるのかな??

今年の6月7日から『nintendo3DS』にてWebサービスが開始します。
『DSiウェア』の時には自分はあまり利用しなかったサービスでした。
『Wiiウェア』の広報は上手にできていた事もあり、なんとなく
じんだのですが、『DS』では今一つでした。

『3DS』では『ゲームボーイソフト』がいよいよ『バーチャルコンソール』
で利用できるという事もありますから、個人的にはなかなか楽しみでも
あります。
そして『Wiiウェア』『バーチャルコンソール』『ゲームアーカイブス』と
いった市場が、もっと活性化され、そしてまだ見ぬ『据え置き機連動』等を
考えていけば、まだまだユーザーの心の距離は縮まるのではない
でしょうか。

今年の『E3』も間近になりました。『SCE』の5時間にわたる講演や、
『任天堂』の据え置き新機種。『Microsoft』は…スミマセン
これからチェック。などなど、まだ噂の域を越えた内容は
ありませんが、これからのゲーム業界を牽引していくメーカの新提案。
期待したいところです。

というか、サクッとやれて楽しいゲームで、休日を潰すってのも全然
ありなんですよ。

なにせ自称『ゲーム家』ですから。

今日はこの辺で。


P.S.
大きめのゲームでそういった隙間を埋めるのであれば、個人的には
『携帯機』でオフライン状態で経験値を稼ぐなどのミニゲームや
修行の場とし、自宅据え置き機でオンラインの『coop』とか
ストーリーモードとかの連動があったりしたら嬉しい。かな。

【3DS】6月7日の本体更新 紹介映像(ニンテンドーeショップなど)


≪関連記事≫
ニンテンドー3DSの本体更新、詳細が決定 3D版「エキサイトバイク」無償提供

≪当ブログ過去ログ≫
 ●ランキングから眺めたゲーム業界2008【素人】


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ひらまお)
2011-06-04 02:43:11
DSiを持ってなかったので、「Art Style」シリーズ
http://www.nintendo.co.jp/artstyle/index.html

と「囲んで消してワクグミの時間」
http://www.nintendo.co.jp/ds/dsiware/kk4j/index.html

に惹かれてます。

が、後は大して………。



ゲームボーイのVCもたったの6本て…………。

ちょっと最近の任天堂は、ユーザーというか、自分のところのハードを買ってくれたゲーマーに対して、「ありがとう」の感謝が足りない気がします。

3DSのロンチもひどかったし…………。

個人的にはwii2当分見送ります。

wiiで痛い目にあったので。「レギン」「パンドラ」で当分まだ遊べそうですし。

「ゼノブレイド」の続編が出るとかだったら、ちょっと揺れますけどね………。ただあのクラスのRPGがロンチで出せるほど開発がスムーズとは全く思えないですしね-。
返信する
Unknown (kuroo0)
2011-06-06 23:03:05
こんばんわ!
VCについては、追い追いで登場するんでしょうね。
せめて、もうちょっとだけじっくり楽しめるソフトが
あればよかったんですけどね・・・

任天堂がお客様に還元、っていうのは、あまり提供時には
考えない方がいいのかもしれません。
任天堂はハードで損をする作り方をしないっていうのが
最近になってやっとわかってきました。
でも、まぁいいんですけどね。

というわけで、きっとWii2も発売日に買ってしまうと
思います。
『ゼノブレイド』レベルのロンチは・・・難しいかも
しれませんねぇ~、またあれでじゃないですか?
『ゼルダの伝説』の新機種とWiiの併発売。

最近毎日が早いのですが、『ゲーム機ハード』の寿命も
短いように感じます。
子供の時はもっとゆっくり時間が流れていただけなのかも
しれないですが・・・
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。