ようやく『マイマイ新子と千年の魔法』を見て、
「この作品ってすごいかもしれない深いかもしれない」と思ったので
たまたま目にした、原作者の高木のぶ子さんのblogを読んでみたのですが、
今の日本の政治に対してこんな冷静で客観的な意見を述べられる人がいたとは。
そうとも言えないのかもしれないけど(政治って何が客観なのかよくわからんから…)
とにかく頷けることが多い記事でした↓
高木のぶ子のSIAブログ「外交の質の変化」
ちょっと彼女の記事の内容とはズレるかもしれませんが
個人的に、日々の仕事のなかで、“とにかくなんでも公開”することが、必ずしも住民のためになっていないのではないかとしみじみ感じるのですよね。しかも“公開”するぶん、余計な(ってことはなかろうが)仕事が増えてその時間でもっとできる仕事があるような気もして。“公開”に振り回されて“公開”の為に体裁整えて実のないことやっちゃってるような感じもある。
もちろん“公開”によって牽制されてる部分も多いにあると思いますが。
『東のエデン』を見ていて物部さんの「この国は一億人のエゴイスト集団だ」という台詞に大いに賛同した私は、コロコロ動く世論(そりゃあそうだ老若男女一億人もいるんだから)に右往左往してちゃなにも達成できないような気がしてしまう。世論はそりゃあ参考にしなくちゃいけないけど、行政のプロとして世論とは異なる意見を突きつけることがあってもいいんじゃなかろうか。行政のプロと一般人が最初から同じ意見だったらむしろおかしいよね。そんなんじゃプロとしての専門家としての力が発揮されてないのでは。だから高木さんの記事で仰られてるように(私とは意味合いが違うかもしれないけど)大事なのは結果なんだよなぁ。
闇が日本を支えてた、と言えば建設業界の談合なんかもあてはまるかも。NHKドラマ『鉄の骨』(だったっけ?)でも取り扱ってたけど、必ずしも悪とは言えないような、企業を日本を支える為に奮闘した人たちがいたのよね。今って、なんかこう、頑張った人が生き残れる、という時代では無いのかも。
なんにしてもマスコミこそが一番の国を動かす力を持ってるんじゃないかという気がする今日この頃。どの記事を大きく取り上げるかっていうのを決めるだけで、思想統制できちゃうような。
「この作品ってすごいかもしれない深いかもしれない」と思ったので
たまたま目にした、原作者の高木のぶ子さんのblogを読んでみたのですが、
今の日本の政治に対してこんな冷静で客観的な意見を述べられる人がいたとは。
そうとも言えないのかもしれないけど(政治って何が客観なのかよくわからんから…)
とにかく頷けることが多い記事でした↓
高木のぶ子のSIAブログ「外交の質の変化」
ちょっと彼女の記事の内容とはズレるかもしれませんが
個人的に、日々の仕事のなかで、“とにかくなんでも公開”することが、必ずしも住民のためになっていないのではないかとしみじみ感じるのですよね。しかも“公開”するぶん、余計な(ってことはなかろうが)仕事が増えてその時間でもっとできる仕事があるような気もして。“公開”に振り回されて“公開”の為に体裁整えて実のないことやっちゃってるような感じもある。
もちろん“公開”によって牽制されてる部分も多いにあると思いますが。
『東のエデン』を見ていて物部さんの「この国は一億人のエゴイスト集団だ」という台詞に大いに賛同した私は、コロコロ動く世論(そりゃあそうだ老若男女一億人もいるんだから)に右往左往してちゃなにも達成できないような気がしてしまう。世論はそりゃあ参考にしなくちゃいけないけど、行政のプロとして世論とは異なる意見を突きつけることがあってもいいんじゃなかろうか。行政のプロと一般人が最初から同じ意見だったらむしろおかしいよね。そんなんじゃプロとしての専門家としての力が発揮されてないのでは。だから高木さんの記事で仰られてるように(私とは意味合いが違うかもしれないけど)大事なのは結果なんだよなぁ。
闇が日本を支えてた、と言えば建設業界の談合なんかもあてはまるかも。NHKドラマ『鉄の骨』(だったっけ?)でも取り扱ってたけど、必ずしも悪とは言えないような、企業を日本を支える為に奮闘した人たちがいたのよね。今って、なんかこう、頑張った人が生き残れる、という時代では無いのかも。
なんにしてもマスコミこそが一番の国を動かす力を持ってるんじゃないかという気がする今日この頃。どの記事を大きく取り上げるかっていうのを決めるだけで、思想統制できちゃうような。