goo blog サービス終了のお知らせ 

ムゲンツヅリ

もはやジーザス日記。

ジーザス・クライスト=スーパースター 2013 @自由劇場

2013-12-10 | 見た聞いた
まさか1年後にまた同じ場所でジーザスが見れるとは!
もう10年以上前から、私はこの舞台に恋してるんだよなぁとしみじみ。


2013.11.12 夜 えるされむ 1階・ステージ向かって右側・真ん中くらいの席

<本日のキャスト>
ジーザス:神永東吾
ユダ:芝清道
マリア:野村玲子

カヤパ:高井治
ピラト:村俊英

ヘロデ:北澤祐輔


メイン3人は基本的にあんまりパフォーマンスしない演出…?
群衆の圧倒感をより際立たせるためなのか。
むか~し、福岡で観た時はジーザス様もユダも、
もっとオーバーパフォーマンスで動いてた気がするんだけど、私の妄想だったかしら。
確かに、あれだけ歌いながら踊るのは大変だと思う。
でも、なんかちょっと物足りなさを感じてしまうのは
もっと動いていた舞台を以前に観たからじゃないかと思うんだけど、
記憶ってものはあいまい;

ヘロデは1年前の下村さんからすると、やっぱりかなりの物足りなさがあった。
下村さんが強烈すぎるのはわかるんだけど、わかるんだけどっ!

残念ながら(私の観る時のモチベーションも多いにあるんですが)
ちょっと全体的に物足りなさがあったので、
ジャポネスクのチケットも急遽とるという去年と同じパターン。
単純にジャポが観たいというのと、ボーナス時期だしまあいいか…というのもあるんですが。

ただ、冒頭オーバーチュアのユダの演技で、ちょっと涙出そうになりました。
ジーザスへの想いで「まじ、辛そう!!」というのがひしひしと伝わってきまして
けっこうオーバーチュアでおごちそうさまでもありました。



2013.12.10夜 ジャポジャポ  1階・ステージ向かって左側・奥の方通路横の席

<本日のキャスト>
ジーザス:神永東吾
ユダ:芝清道
マリア:高木美果

カヤパ:高井治
ピラト:村俊英

ヘロデ:下村尊則


もはやジャポの方が好きかもしれない…

一年前もそうだったんですが、エルサレム→ジャポネスクという公演順だからか
ジャポの方がノリがいいというか、完成度が高まってる気がするんすよね。
みなさん、よりその役にハマりこんでしまっている時期なのか。

オーバーチュアのユダとゆかいな?仲間たちのダンスがとっても素敵。快感。
しかし意味はよくわからないかもしれない(笑)
本来、ジーザスさまとユダさんとみなさんの状況を
端的に表すべき序章のようなものなんだろうけど。
ユダとみなさん息ぴったりだなぁ…と思ってしまう。
ただ、これまでのエルサレムの舞台で私が気付かなかっただけかもしれませんが
「最後の晩餐」でユダが去る時に、何人かついていく弟子?みたいな人達がいるんすね。
ユダも実際、ジーザス信奉者たちのなかでもかなりのリーダー的存在だったことを
このダンスは表現してるのかしら、もしかして。

そして、ユダのいっちゃん最初の右手を挙げる素早さとキレに痺れてしまうんだ。
もうそれだけも素晴らしいのだ。

「何が起こるか教え給え」では男性が動で女性が静。
みんなちょうせくしぃ。
一年前も書いた気がするけど、男性の裸の上半身がとても美しいのです…
女性も腰のくびれのあたりがそのカーヴィーラインがそれはいやらしくて美しいのです!

今回、比較的役者のみなさんのお顔がよく見える席だったのか?
くまどりしてても、全然みなさん前回のエルサレムVerより熱い演技をしているように見えました。

マリアもよかったですよ。
歌声が研ぎ澄まされていてきれいでした。
アンコールで笑った顔がかわいかったv(くまどりしててもv)

ジーザスさまがすごく完成していたというか、
やっぱり前回より良くなってたと思う。
結構、聞き惚れてしまいました。
ちょっと動きが時々固い?ジーザスさま。
『出ていけ!』と『自分で直せ!』の動きにどうしてもちょとクスっとしてしまう。

あと、ピラトさま!!
どんどん良くなってると思われる村さん
このピラトってキャラにひじょ~に深みが出てるんですな。

カヤパもいい~声してました。
今回、初めて「ジーザスは死すべし」の後で拍手を聞きました。

下村さんのヘロデはもう期待通りですね。
やっぱり、このナンバーの後の拍手が一番アツい。
他のヘロデとどう違うのかというと、なんか全てが違うんだなぁ。
迫力!!だな。うむ。声量も充分で。
ふざけながらもジーザスさまにイラついていく様子がよくわかるんすよね。

ユダのジーザスへのキスと抱擁は
「これでこの人はようやく解放される…」
といった安堵もどこか感じられた。
あの時の、ユダのジーザスの身体の触り方がちょっといやらしいv
ずっと抱擁したままでいたかったんでしょうね、ユダは…。


う~ん、クリスマスの時期にジーザスはいいですね。ジャポだけど。

J.C.S. エルサレム&ジャポネスク (2012年自由劇場公演)

2012-12-15 | 見た聞いた
劇団四季ミュージカル
「ジーザス・クライスト=スーパースター」
@自由劇場

エルサレムバージョン 2012年11月15日 夜公演

<主要キャスト>
ジーザス:神永東吾
ユダ:金森勝
マリア:高木美果

ピラト:村俊英
ヘロデ:下村尊則


すっごーい久しぶりに劇団四季を観劇です。
たまたま劇団四季のホームページを見たら、おおっジーザスやっとるやんけ!というわけで。

仕事帰りに観劇できる贅沢よ…こういう時、これこそ上京したメリットだなぁと思う。
そして初・自由劇場!と思っていたのですが、な~んとなくここ覚えがあるような…
この小ささ…舞台と観客席が近くていいなーって思ったことがあるような…
うーん、でも本当に来たことあるのか何を見たのか思い出せません;

とりあえず、キャスト表を見てまず最初の衝撃!
ヘロデが下村さん…シモン…!四季やめたはずなのになんで~?ラッキー!!
その昔、キャナルシティ博多の噴水前イベント広場で、例のセクスィ~なスリット入りの衣装で華麗にヘロデのナンバーを歌われて、私と姉で彼に「フェロモン」というあだ名をつけた懐かしい思い出が蘇る…
またフェロモンを拝めるなんて、ありがとう神様(涙)
そしてピラトは村さん!!私の№1ファントムv

残念ながらユダは芝さんじゃないのか…

しかし、開演前にパンフレットを眺めてこの日2番目の衝撃!
芝さんがジーザスを演っている…!!
ひー思いもよらなかった。そんなキャスティングも有り得るとは。
確かに芝さんがジーザスの恰好した写真が載ってるわー。うひょー。意外過ぎる。

そんな興奮の中で開演。
久々のジーザス。

及第点です。決して悪くは無いのです。やっぱりこのミュージカルはいいなーと思いました。
ただやっぱり、以前見た福岡公演で感じた興奮・激動は感じられなかったなー。
メイン3人は確か、前回見た鳥栖公演と同じキャスト。
金森ユダは私にはちょっと物足りないようです。
ちょっと大人しい…?なんかあんまり萌え心をくすぐられない(笑)
高木マリアは『私はイエスがわからない』で、なんとなく棒立ちで歌っているように見えてしまった。確かに聴かせるシーンなのだけど、何かミュージカルとして足りないような。
以前、劇団四季俳優(誰か忘れた)がインタビューで「演出家に“歌ってはいけない”と言われ、それが難しかった」みたいなことを言っていたのを思い出した。彼らは歌手ではないのだから、どんなに歌声が美しくても朗朗と歌い上げてはいけない、彼らが口にするのは歌であり台詞なのだから。歌を聴かせるシーンであると共に、その役の想いを吐露する貴重なシーンなのだから。それこそコンサートでもストレートプレイでもない、ミュージカルの醍醐味…そんなことをちょっと思ってしまった。
『何が起こるのか教え給え』で、マリアはあんなにジーザスの足にキスしていたとは知らなかった。これは高木マリアだからなのかな?

群衆も、もっともっと激しい勢いを私は以前の公演で感じたことがある気がする。
メイン3人をも凌ぐ圧倒的な群衆達の勢いがあったはず、なんだけどなー。

下村ヘロデは素晴らしかった。200点満点。
やっぱりこの人の持つオーラとキャラは凄いですね。
この5分くらいのヘロデの出番を見るためだけに1万円くらい払って見に来る人もいるかも。いてもおかしくないよなぁ。とにかく、彼が舞台に出ている間、彼の一挙一動に釘付けです。
ヘロデのナンバーの後が、この日一番の拍手でした。

この日のカーテンコールは5、6回くらいだったかな。
そう、決して悪い舞台じゃなかったのです。
私も久しぶりにジーザスの世界に浸れて満足でした。

この日のエルサレムしか見る予定じゃなかったんですが、
芝ジーザスがちょっと気になるなーと思い、
急遽、ジャポネスクのチケットもとってしまいました。はは。社会人って素敵だね。





ジャポネスクバージョン 2012年12月11日 夜公演

<主要キャスト>
ジーザス:神永東吾
ユダ:芝清道
マリア:野村玲子

ピラト:村俊英
ヘロデ:下村尊則


まさかの奇跡キャスト!芝ユダ…!!(感涙)
うわーん気まぐれでチケットとってよかった~
マリアも野村さん!「エビータ」のCDではお馴染みだったけど、生で野村さんを見るのは初めてなのです。村さんも下村さんも今回も出ていて、なんて贅沢なキャストだ~

まず、ジャポネスク演出について。
私は前回の鳥栖公演感想で「一週間中ジャポネスクは1回くらい見ればいい」とか書いてましたが(笑)今回の公演を見た結果、一週間中3回はジャポネスク見たいと思いました!!
凄く面白くて完成した演出だと思いました。一か月前にエルサレムを見ていたのもあって、「あれがこうなるのか~」という違いを実感することができて、それが良かったのだと思います。オリジナルを知っていてこそ、パロディが楽しめるものですね。これは前回も思ったことだけれど、大八車の使い方が見事ですね。時に坂となり、見晴台となり、花道となる。職人芸!いや黒子ならぬ白子芸?
あえて、アシンメトリーな配置。群衆の女性陣もヘロデの傍の女の子達も、ほとんど動かない。これが大和撫子だってことなんでしょね。所々に織り込まれた“和”の感覚が面白い。探せばもっとありそう。

芝ユダには、一番最初に出てきたときのその佇まいだけで落ちました↓
ややややっぱり素敵…もう50歳とは思えないそのはだけた肉体がとてもとても素敵…
芝さんはもちろんですが、ジャポネスクでは男性陣がほとんど上半身裸で、みなさん日頃のダンス等で程よく鍛えられた美しい肉体をされているので、目の保養でした…人間の身体って美しい…見習いたい;
ジャポネスク演出だからなのもあるのか、前回見た芝ユダ(10年くらい前?;)ほど動きは激しくなかったですが、芝さんはちょっと振り向いたり屈んだりするその一つ一つの動作にキレがあって、そこに痺れるんだよなぁ~~~。
そして声は最初「あれ?」と思いました。芝さんってこんなに声高かったっけ?ジーザスを演じていたりして、声域が広がったのでしょうか。これだと、ファントムにぴったりじゃなかろーかと、芝ファントムへの期待が高まりました(笑)
そしてなぜだろう、芝ユダはやっぱりとても萌え心がくすぐられるのだ
なぜ?同じ台詞を喋っているのになぜなのっ
金森さんと芝さんとの、ユダというキャラクターに対する解釈の違いなのか、単に私の好みの問題なのか(^^;
ここでいう萌えとは、ユダ→ジーザスの関係です。ジーザスに対する自分の想いにものすごく苦悩している、ジーザスのことを屈折しながらも本当に愛しているユダに萌えるのです。『ジーザスの神殿』でのシーンのように「見てください、治してください」と言われ苦しむジーザスを、きっとユダは見たくなかったのだろう。彼がただの優しい1人の人間であることを誰よりも知っているから。ユダはジーザスをそういった苦しみから守りたかったのだ。マリアのように、マリア以上に自分はジーザスを想っているのに、ジーザスはマリアの前でのみ安らいでいる。そして、実際にジーザスに十字架を負わせる引き金を引いたのは自分である。…そんなことを悶々と考えてしまう。金森ユダではならなかったけど、芝ユダ見た後だと太宰治の「駆け込み訴え」が読みたくなるんだよな。

野村マリアは、歌い出しの一音が出しにくそうでしたが、やっぱり貫禄がありました。『私はイエスがわからない』も、特に大きな身振り手振りがあるわけでもないのに、マリア自身も自分のジーザスに対する想いに戸惑っている、そして彼を愛するということは今後おそらく試練が待っているだろう、でもそれにも耐えようという強い決意など、マリアの抱えているいろんなことがこの一曲から感じられました。この人も苦悩しているんですよね。

神永ジーザスも一か月前よりも、声の張りが全然良くなっている!マイクの質か、つけ方を変えたんじゃないの?ってぐらい声の出方が違った。本当にそうだったりして(笑)ジャポネスク演出でよく仁王立ちになるから、声が出しやすいとかそういうことか??迫力がすごく増していて良かったんですよー。

下村ヘロデは、うわーやっぱりすごいよー(涙)
鳥栖公演でも、ヘロデは青の爆発ヘアーだったっけか?すごいインパクト。
そしてやっぱり際どい衣装。どこまでいってもフェロモン!!
「かっかっか」とか歌舞伎調の擬音語を挟むのは、下村ヘロデ的演出じゃないかなぁ。うーん、いいですねぇ。もう本当になんて濃密な5分足らずなのかしら。公式で動画アップしてくれないかなぁ(笑)きっと何度見ても飽きないよ。
竹槍ぐるぐる回した時には、「ひー危なくない?」と思いましたが、そういえば彼はバトンチャンピオンでしたね。
下村さんは派手目なお顔といいキャラクターといい、市村正親さんのようにテレビ受けする人のように思うのですが、テレビには出ないのかな?ずっと舞台で活躍してほしい気もするけど、気軽にいつも見ていたい気もする。

そして今回、村ピラトが今まで見たピラトの中で一番迫力を感じた!
ピラトこそ、この作品の中でも代表的な「苦悩する人」なのだと今回改めて思った。ピラトはジーザスが悪人ではないと判りながら、十字架に掛けた。群衆は騒ぐだけで手を汚さず、血で手を汚したのはピラトだけ。こんなにピラトに魅力を感じたのは今回が初めて。

群衆も前回より勢いを感じました。熱くなりました。
この舞台って、自分も群衆に交じって一緒に躍りたくなります(笑)
あの熱狂の渦に巻き込まれるのが、なんとなく楽しそう。

この日のカーテンコールは前回より1~2回多かった気が。
キャストが手を振ってバイバーイってした後にも拍手が止まなかったから、もう1回出てきてくれました。私的にはスタンディングしたいくらいだったけど、周りがしてなかったので…小心者な日本人です;





温故知新フォービート 突然炎のごとく

2010-03-22 | 見た聞いた
『温故知新フォービート 突然炎のごとく』
日時:2010年3月21日(日)19:30開演
場所:STB139(六本木)
料金:6,000円
出演:辻谷耕史、立木文彦、笠原弘子



だいまんぞく
場所も良かったし料理も飲み物も珍しくて美味しかったし
開演前から結構満たされていた(笑)

でもやっぱりライブが素晴らしかった!!
これで6,000円で本当にいいの??てくらい。倍でも全然満足できたかも。
そもそも、あんな至近距離で大好きな人が歌ったり喋ったりする姿を見れるだけで贅沢だわ。これって、御三方ともある程度人気が落ち着いたというか、ファンの年齢層が高くなった(と言いつつ結構10代っぽい女の子もいたなぁ…)今だからこそできる贅沢なのかしらね。

まぁまず
笠原さんの
「そうじゃ、パコパコ
が聞けたに留まらず!(辻谷さんの「アザリンちゃん」もね!)
辻谷さんとデュエットで『銀河の神話』
が聞けたことでもはや感無量でした
私のかしゃはらひろこ追っかけ(?)人生の原点、「タイラー」…。
こんなこんなあの作品にどっぷりハマっていた時から15年(そんなにか!)も経って、社会人になって予定外に上京までした今になって、思い描くことすらしなかった夢が叶って(笑)ホンマありがとう!という気持ちです
このライブの情報を知った時点で、「笠原さんと辻谷さんの共演か~タイラー話出るかなーvついでにデュエットとかしてくれないかなっvvなんてね」と軽~く思ってたら、軽~く実現されてしまった(笑)
このライブでの『銀河の神話』は本当に貴重でしたよっ
だってまず『銀河の神話』自体が、笠原さんのCDにも辻谷さんのCDにも(ですよね??おそらく)収録されてない。そして本来この曲は辻谷さんと笠原さんと天野由梨さんの三人で歌ってる曲なんだけど、昨日は(当たり前だけど)天野さんのパートも笠原さんが歌っているバージョンだったのだ!アザリンちゃんがユリコを押しのけた!(笑)


もちろん『銀河の神話』以外の曲もみんなアレンジも歌声も素敵で「も一回聞きたい!CD化してくれ!」と強く思いました。
“昭和の名曲”目白押しだったのですけど、私には聞いた事ある曲とん~わからん;という曲が半々くらいだったかな。ユーミンの『ベルベット・イースター』は好きな歌だから嬉しかった~(涙)

歌もいいんだけど、トークも良くてもっとお話聞きたかったわん。
辻谷さんはもっと気難しそうな人なのかな~と思ってたら、本当にやわらか~い感じの人でときめいてしまいましたv あれはTV版じゃなくて漫画版のライエルですね(笑)(話それますが、最近アニメの「精霊の守り人」を見ていて辻谷さん演じるタンダと主役のバルサの関係にときめいていましたライサイちっくなんだ~やっぱり辻谷さんのキャラはライエルっぽい感じなんだなとつくづく思ったのでした)
立木さんは正直、碇ゲンドウのイメージしかなくて(笑)あんまり馴染みのない人だったんですが、すっごい素敵なお茶目なオジサマでした!声もすげぇ色気あってしびれた~。「僕はもう笠原弘子無しではいられない体になりました!」発言には心より賛同です(笑)
弘子しゃんは、辻谷さんとのかけあいではなんかウマい事返していて「トークに磨きがかかっている…!」とちょっとびっくりしました(笑)人見知りが激しいお人なのに…。やっぱり相手がタイラーだからかしら。立木さんとは、なんだかまだ間合いが慣れてない感じがしたけど、立木さんは結構、笠原さんが好きなタイプのオジサマだと思う(笑)
真顔でギャグを言う立木さんと、ちょっと照れ屋ぽい感じの辻谷さんのコンビも対照的でいい感じですねぇ。


本当に夢のような一夜でした。
次回はリクエスト?何リクエストしようかしら…
是非また3人でやってほしいな!


J.C.S. ジャポネスク・バージョン

2008-12-27 | 見た聞いた
劇団四季
ジーザス・クライスト=スーパースター
ジャポネスクバージョン
2008年12月12日 鳥栖市民文化会館

<キャスト>
ジーザス・クライスト:金田俊秀
イスカリオテのユダ:金森勝
マグダラのマリア:高木美果

***

さてはて、ミュージカル熱が大人しくなって久しくなり、四季のチケット取るのも相当久しぶりでしたわー。封を開けられてない会報が実家に溜まりつつある今日この頃(^^;、役者さんも有名どころさん(石丸幹二さんや保坂知寿さんとか。下村さんは…?)が次々といつの間にか四季を去っていて、キャストを見ても予想通り知らない人ばかり。さて、若手の活躍を見してもらおう!というのと、ジャポネスクはどないなもんじゃい!という(J.C.S.はこれまで3~4回見てるけど全部エルサレム・バージョンでした)意気込みで、初SAGA☆県内で観劇してみました。

■これがジャポネスクかー
三味線?縦笛?かなんかそんな、いわゆる日本っぽい楽器で演奏されるジーザスの代表的なナンバーは新鮮で、「おおっええやん!」と思いました。白塗りのお顔もそれほど違和感はなかった…が、今回席が舞台から遠かったのもあり、一層、役者さんの表情が読み取り難かったのがちと残念。歌舞伎を意識した振り付けや、砂漠でなく畳みたいな舞台も、なぜか砂漠地帯でのお話に見事にマッチさせられていて面白かった!…かった!!…んですが…んーーー…どうせなら、全編通して、ジャポネスクなノリで統一して編曲・振り付け等してほしかったかなーと個人的には思いました。どうなんだろう、実際、全部ジャポネスクなノリにしたらしつこくなるだけかなー。でも使ってる楽器や曲調がいきなりころっと、いつものロックなノリになるのが、折角作り上げたジャポネスクな雰囲気を壊しちゃってどこか勿体ない気がしたんですな。これは恐らく、観客がエルサレム・バージョンを見てることを前提で上演してるんだろうな。でないと、初めて見るのがジャポネスク・バージョンな人は「んんん?(・・;;」ていう感じじゃなかろーか…。仮に一週間J.S.C.を見る週なんかがあったら(笑)月・火・水・木:エルサレム、金:ジャポ、土・日:エルサレム、で、すごくちょうどいい感じかな私は(笑) て書くと、なんだかジャポの評価が低いみたいですが、そんなことはなくてすごく興味深い演出だったのですが、あくまでエルサレムあってのジャポかなーという気がしました。
まージャポで歌舞伎調なノリで「♪プールの上を~」とか歌われるとそこはどこやねん!と苦笑したくなりましたがね。そもそも、わざわざジャパーンで演出し直す意義とはなんぞや?キリストの生涯と日本の歌舞伎の世界に通じるものがあるのか?ということを考えると、そこは演出家が世界で名を売るために歌舞伎文化を活用してやってみちゃったりしたのかな~とまぁうがった見方を思わずしちゃったりして、それもありうるんじゃないかと思うんですが。それはともかく。実際に、ジャポネスクなキリストの生涯を描いた舞台を見て違和感を感じるどころか「ええやん!」と思う自分がいるわけです。そもそもこのJ.C.S.という舞台は、あの新約聖書をロックでダンス付きでミュージカルにしちまうという、ハチャメチャで掟破りなところがウリでもあるわけですから、それを今更ジャパニーズにしようがチャイニーズにしようが、まあそもそも掟破りだから(笑)合わんこたないんでしょうね。しかし、掟破りながら、どシリアスなんですよね。そこに、歌舞伎がマッチした。歌舞伎を詳しく知らないなりに、なんとな~く思ったのは、歌舞伎とか任侠の世界って、自己犠牲が美徳とされるところがあるじゃないですか(多分)。それに、キリストの背負った十字架のお話は、通じるところがあったのかもしれないなと。

■キャスティングぅ~
むーーん。先にも書きましたが、席が舞台から遠くて、役者さんの顔があまり見えなかった。ので、ので、役者さんの演技を100%感じることができなかった…と思います。それもあって、これまで見たジーザスやユダやマリアに匹敵する役者さんは、残念ながら今回見る事はできなかったですね。今回も姉と一緒に見たのですが、私らのこだわりはなんといってもユダ!!ユダの演技には他の人の何倍も注目!!していたわけですがー、ちと私らのツボにヒットするユダさんではなかったですねー残念。これは太宰治の『かけ込み訴え』みたいな、ジーザスへの狂ったような激しい愛憎は感じられないかなーと。ユダはもうジーザスへの想いで壊れて狂ってないとダメなんだよ!!(笑)やっぱり私らのベスト・ユダは芝清道さんですなー。芝ユダ、また見たい。
今回はヘロデがすんげえ良かった!ヘロデ役は星野光一さん!この人は今後要チェックやわ☆まあ、ヘロデのナンバーはきっちり歌舞伎調で、ジャポネスク・バージョンの中でも面白い見せ場でオイシイ役所だったと思いますけど、いやはや見事だったわ。

ちゃちゃっと10行くらいで書き終わろうと思ってたのに、どうしても長くなってしまいますね(^^;

いい声よ。

2007-11-26 | 見た聞いた
こないだ、人に連れられて桑田佳祐さんのソロライブとやらに行ってきました。
どの曲がサザンでどの曲が桑田さんのソロ曲なのかもよく知らないレベルでぼへっと行ってきてしまいました。しかも隊長(一発変換)があまりよろしくなかったので、割と前の方のスタンド席で途中まで座ってた…途中でもう我慢できなくなって立った…。私、これまでライブってまさよしさんのに一回しか行ったことなかったのですけど、その時はスタンド席のスタンディングが始まったのは後半からだったぞ…?今回は場所が前の方だったせいもあるでしょうけど、桑田さんが出てくるなり、周りみんな立ってました。しかも私の横の人がチョーノリノリってカンジ☆で、私のテリトリーによくはみ出してきてましたよ(笑)同行人も立ちたくてうずうずしてたろうに、私に付き合って座ってくれてて申し訳なかった…。
んで、その後、桑田さんの曲をいっぱい聞いてます。私、『東京』ぐらいしかまともに知らなかったー(笑)「なんでそんなあんまりメジャーじゃない曲だけ知ってるの。」と言われたけど、おそらくそのCDが発売された頃はよくTVを見ていた時期なんじゃないかと思われる。『東京』好きだ。ちょっと似た感じで『月』も好きだーと思っていたら、こないだ発売されたまさよしさんのカバーアルバムでカバーされていた!!わっほう♪素敵v

まさよしさんのカバーアルバム良いです!洋も邦も!→
やっぱこの声には惚れます。
て、あれ、桑田さんのライブの話がいつのまにかまさよしさんのアルバムの話に…?

ライブって良いですね。事前に曲を知っていけばもっと良かったかも…そんな人は普通ライブに行かない)と思いましたが、ライブの印象と供に好きな曲が増えたってのも、良いもんだと思いやす。