*笑む~*の土笛・吹いてぇ~♪

五十路ミセスのオカリナ・ユニット‘笑む~’笑顔と癒しの音色を、お届けするボランティア活動をライフワークに「日々是好日」

小椋 佳・・・歌談の会♪

2008-10-04 23:39:40 | 芸能・音楽
秋の夜長の音楽鑑賞・・・小椋佳のコンサートに行って来ました~♪
半年前に友人が会場のミリカローデンに並んでゲットしてくれたチケット、まだまだ先の事と思っていたが、アッ!と言う間にもう、神無月を迎え今年も残り僅か88日余りになってしまった・・・

開演前の会場を見渡すと明らかに小椋佳と同世代か、それ以上と思える年代が大半でした。
会場が地元である事から、同級生の顔もチラホラ・・・殆んどが仲睦まじく夫婦同伴であった。
それぞれに、昔を懐かしみ青春に浸るひと時を楽しもうと、一つの会場に居合わせた縁に不思議な思いがしました。

予定より5分遅れての開演に、大好きな「しおさいの詩」でのオープニングだった。
『しおさいの浜の 岩かげに立って、
 しおさいの砂に 涙を捨てて
 思いきり呼んでみたい果てしない海へ
 消えた僕の若い力 呼んでみたい

 恋でもいい 何でもいい
 他の全てを捨てられる
 激しいものが 欲しかった・・・

歳を重ねたせいか「消えた僕の若い力 呼んでみたい」のフレーズが、妙にしんみりと心に沁みる。
思えば、私の小椋佳との出会いはラジオの世界であった。
あの素敵な声・詩・メロディー・・・本人を見るまでは空想の世界で色んな想いを巡らせていた。
幸い?銀行マンとの2足のわらじに、なかなかメディアに姿を現す事はなく私が本人を見たのは暫くしてからの事であった。
今日のステージのMCで本人も言ってたが「小椋佳の歌は、顔を見ないで聞いたほうが良い・・・」と言われてるとか?・・・
マスクに反して素敵な詩を作る代表?にサトウハチローさんの紹介があり、短編4作に小椋佳の作曲したものが歌われた。

今回、作詞・作曲=小椋佳でなく、どちらかに拘った曲のみ披露とのコンセプトに
あまり記憶に新しくない曲も多かった。
驚いた事に、作詞・作曲、含めて既に2000曲余りを手がけてるそうです。
残念ながら今日のステージでは、個人的にも私の好きな曲が少なかった。
「めまい」「さらば青春」「ただお前がいい」「ゆれるまなざし」「少しは私に愛を下さい」・・・私の好きなベスト5です~♪

ただ、耳を傾け聞いてるだけで何故かジ~ンとして来て、心がキュンとします。
姿・形は元に戻らなくても、音楽を介して気持ちだけは若かりし頃の当時に戻る事が出来ます。

癌で胃を全摘したと言われながらも、みじんもみせないミュージシャン魂・・・御歳64歳のパワー頂いて幸せな気持ちで会場を後にしました。