*笑む~*の土笛・吹いてぇ~♪

五十路ミセスのオカリナ・ユニット‘笑む~’笑顔と癒しの音色を、お届けするボランティア活動をライフワークに「日々是好日」

ケーナ & ポケット・サックス

2008-10-21 19:22:20 | 芸能・音楽
先日の、素敵なお庭でのコンサート・リハーサルが終わって、メンバーの一人が、唐突に持参のケーナ(写真・下)を取り出し「荒城の月」を吹き始めました。
「あの素敵な庭に佇み、無性に吹いてみたくなってしまった~!」と、吹き終わって大満足の笑顔でした。

実は、私も2年ほど前にオカリナの師匠の紹介で購入してトライしたものの、まず音が出ないと言う壁にぶつかり、ほどなく挫折・・・
そもそも、教室のソロ発表会で聞いたケーナ演奏に魅せられ、トライする気になったのは夫の方が先であった。
男性だから腹式呼吸は、おてのもの?・・・音は、すぐに出たもの音色が繋がらないからと、諦めるのも早く、とうとうケーナはお蔵入り!

今年春の‘オカリナ&ケーナのソロ発表会’で聞いたケーナに再度、魅せられ一念発起!・・・又、日の目を見る事になりました。
上手く吹けてる夢を見て、朝一番、寝起きにに吹き込んで、酸欠状態?で、クラクラ~ッ・・・と、なった事もあります。
まずは、吹き込む事だと毎日、吹いては音を確かめ、練習の連続・・・
どこに行くにも持参して、車に乗る時も、信号停止の度に吹けば赤信号も待ち遠しくありません。
パソコン立ち上げの際も、側に置いて待ち時間に吹いて音出しします。
上手になれば3オクターブは可能ですが、まだまだ2オクターブが限界です。

尺八に似た音色だから・・・と、たまたま、詩吟の伴奏を吹いてみた所、音の高さも合ってて吟詠しやすく、以後、詩吟練習前に音の高さ合わせに利用するようになりました。
これ又、たまたまですがケーナを吹いた後の吟詠は、高音がスムーズに出るようになる事を発見!

ある時、師匠に話すと「先生が入会した20年ほど前、当時の師匠が‘火を熾す竹の筒’で、ウォーミングアップしてた」との事でした。
時代を経て、いつの世も、竹製品と言うツールを使っての吟詠・練習が通用する事にも何だか嬉しくなりましたが、楽器練習の相乗効果も実感出来ました

これまでは、師匠も購入されたと言うボイストレーニング器具を大会前など利用してたが、見た目がべビー用品の‘おしゃぶり’の様でチョット抵抗があるうえ、口にくわえて「あ~あ~」と発声する姿が滑稽でした~・・・
夕飯の支度しながらキッチンで唸っていると、帰宅した娘が驚いて駆けつけた事もあって大笑いでした。

写真、上に重ねてるのがポケット・サックスですが、これも立派なリード楽器で吹き口にリードが張ってあります。
ケーナに挫折した頃、購入したものですが、音はサックスそのものにソックリですが、ケーナ以上に腹式呼吸が要求され、これも又、音出しまでが至難の技でした。
材質は、クラリネットなどと同質の樹脂製品ですが、ポケット・フーン等の名称で竹製品があり、価格は樹脂の2~3倍です。