箱根湿生花園は、自然そのままの花園ではありません。今年の特別展は昨年と同じ世界の食虫植物でしたし、売店で売っている苗は、ほとんどが外国産の山野草(真っ赤なサワギキョウとか)です。園内には、外国産の野草も植栽されており、もともと箱根に自生していない野草もかなりの数に上ります。おそらく、なるべくたくさんの種類の花といつ来ても何らかの花が見られるということに主眼をおいてコレクションしたのでしょうが、はっきり言って、ちょっと何考えてるのと思ってしまいます。民間の企業が金儲けのために、なるべく入場者を増やす手段としてそうしているならまだ理解できる。でも、ここは半公営的な施設です。
箱根に自生する植物の増殖と展示ということに絞っても十分なのではないかと。平地では逃げ出す心配もあまりない高地性の外国産の植物でも、箱根なら周囲に帰化する可能性は大いに高まります。また、国産の植物でも、街中とは違います。箱根に分布していない植物が自然のなかに紛れ込む可能性もあります。
というわけで、クロはあまりこの場所は好きでないんですけどね、本音は。
でも、気を取り直して、まずはコオニユリとキンミズヒキから。

箱根に自生する植物の増殖と展示ということに絞っても十分なのではないかと。平地では逃げ出す心配もあまりない高地性の外国産の植物でも、箱根なら周囲に帰化する可能性は大いに高まります。また、国産の植物でも、街中とは違います。箱根に分布していない植物が自然のなかに紛れ込む可能性もあります。
というわけで、クロはあまりこの場所は好きでないんですけどね、本音は。
でも、気を取り直して、まずはコオニユリとキンミズヒキから。

