新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

今日もがんばった

2023年11月04日 | おでかけ
二日酔いで山に登るのは辛いですね(何度同じことを言っているのだろう)。今日もがんばりました。

さて、ハイキングに興味のある方から、登山の装備についてご質問を受けました。

私は人様に助言できるようなレベルではないのですが、以下、初心者は初心者なりに思いついたことを列挙してみます。

ウェアや装備については、リュック、トレッキングシューズ(低山ならスニーカーで大丈夫ですが、足底への衝撃が和らぎます)、アウター、ミディアムウェア、インナー、パンツ、雨合羽、リュック用の防水カバー、タオルなどでしょうか。

アウトドア製品ではモンペルが人気ですが、それなりにお値段もします(私は夏用アウターしか持っていませんが、その分だけモノはいいです)。私の場合、ハイキングと農作業のウェアは共用したいので、コーナンやワークマンで調達することも主です。

ウェアでは、汗だくになる夏はもちろん、インナーやボトムスの着替えやタオルもあると安心です。低体温症を防ぐためにも、汗で濡れたインナーの着替えは必要かもしれません。私はときどき有馬の湯を利用しますが、登山の後の温泉や銭湯は最高です。



モバイルバッテリーは欠かせません。愛娘のれんは、山行のようすをSNSで配信していますが、それだけ電池の減りも早いようです。電波のつながりにくい場所では、携帯が電波を探してバッテリーを消費するので、電池の減りが早くなるともいいます。山で行動中は、機内モードにして節約することも必要でしょう。

デジタルツールが使えない場合に備えて、登山地図や磁石はやはり必要でしょう。昭文社から、主要なハイキングコースの登山マップが出ています。

春夏秋は紫外線よけ、冬は防寒に帽子があったほうがいいですね。しかし帽子に染みた汗を洗濯で落とすのは、地味に大変です。私は汗どめバンドを使用しています。

何よりも大事なのは水分です。個人的な思い出話ですが、若い頃、六甲山に取材を兼ねて登ったとき、途中で水分が切れ、乾きに耐えかねて、渓流の生水を手のひらですくって飲んだことがありました。幸い、からだに何の故障もなく済み、六甲山は山頂近くに一軒茶屋と自販機がありますからなんとかなりましたが、他の山だったら、死んでいたかもしれません。

ハイキングマップには、水場情報もありますが、鵜呑みにするのは危険です。情報が古くなっていることもあるからです。仮に水場があっても、今日は3連休の中日でしたが、摩耶山の掬星台の自販機は半分くらい「売切」「準備中」でした。摩耶山の場合、自販機が売切でも、水道もありますが、冬季は凍結、その他の季節も故障の可能性もゼロではありません。必要な水分は用意して登ることをおすすめします。

必要な水分量は、体重(+リュックの重さ)✕5cc✕行動時間だといわれます(メモメモ)。

ハイキングガイドの目安時間は、「初心者向けコース」と銘打ちながら、実は上級者のタイムであることも少なくありません。山の上では、平地と歩く速度が異なります。初心者は時速1.5~2キロ、上級者は時速3~4キロだそうです。参考タイムの倍くらいに設定すれば、安心なのではないでしょうか。その分、荷物は重くなってしまいますが、水が切れる危険や恐怖に比べたらましです。

おすすめは、乳酸の代謝を促進し、疲労軽減の効果があるらしいリコピンを豊富に含むトマトジュースです。栄養補給ゼリーも、手軽にカロリーを摂取でき、水分も補給できるのでおすすめです。

バナナ、菓子パン、カロリーメイトなどの行動食も欠かせません。

エネルギー切れで行動不能状態になることを、登山用語で「シャリバテ」というそうです。シャブ、じゃなくてシャリが切れて、ガス欠になることですね。このシャリバテを防ぐために、カロリーを補給することは大事です。私は運動で切断された筋肉にたんぱく質を補給するために、ゆで玉子を欠かしません。

ご参考までに、私は一日7000歩~10000歩ウォーキングしていますが、一日の消費カロリー(基礎代謝除く)は、せいぜい200~300kcal台です。標高698メートルの摩耶山に登るだけで、この3倍から4倍のカロリーを消費します。ごはんがおいしすぎて、なかなか痩せないし、血糖値も低下せず、マッチポンプの日々です。

衛生用品としては、これからの季節は不要かもしれませんが、虫除けスプレ(今日もハチは元気に活動していました)、かゆみ止め、絆創膏、ワセリンです。ワセリンは傷口の保湿、顔の乾燥防止などに役立ちます。マダニやヒルに咬まれたとき、ワセリンを塗ると、ポロリと落ちるとも聞きました。

ガムテープも入れています。靴のソールがはがれたときに、補強に役立つのだとか。ガムテープは、捻挫したときにも、ペットボトルなどを巻いて、足首の固定に役立ちそうです。

個人的には園芸用のハサミを持ち歩いています。元々、装備が登山と援農兼用だったので常に持ち歩いているのですが、特定外来種のランタナを見つけたときの駆除に大活躍しています。ハサミは何かあったとき役立ちますから、スペースに余裕があれば、装備に入れておくのも悪くないと思います。

と、いろいろ書いてみましたが、参考になりましたでしょうか。


今日も、一年前の記事にリンクします。最近、ハロウィンの記事にコメントいただいたのも、「しんのすけ」さんでしたね。



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こんにちは…!11月3日は、十三のナナゲイギャラリーさんに行ってきました…はぃ!今日はどんな作品に出会えるかなあ。今日は金沢在住の天才イラストレーター、「しんのすけワールド」......



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