新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

SuZukiさんに

2022年01月21日 | 政治・経済・労働組合

いやいや、お気になさらず。Suzukiさんの声を聞かせていただけただけで安心しました。ご意見はおありでしょうが、嫌われている自覚はなかったので、あー、なにかしんどいことがあったんだろうなくらいに思っていました。

私も最近寝てばかりです。

仕事で「お元気さまです」という珍妙な言葉に遭遇しました。稲盛和夫が始めたブラック企業用語のようです。元気であること、ポジティブであることを強要する企業社会こそ根絶しなければなりませんね。稲森は子どもの学校行事に出なかったことが自慢だそうですが、結局、日本社会は家族だのみ、男性本位、そして大企業本位で、女性や子どもや中小企業の犠牲の上に成り立ってきたイリュージョンにすぎません。このことに鋭く切り込んだ大沢真理『企業中心社会を超えて 現代日本を〈ジェンダー〉で読む』(岩波現代文庫)は現代日本フェミニズムの最良の知性で、女性解放のみならず、人間解放、男性解放のためにももっと読まれるべき本です。おすすめです。

農業事業では、先日栗の植樹を行いました。日本が日本であるためには、あるいは天皇制を維持するためには、稲作は欠かせないはずですが、いまは与党も野党も農業を守る気なんてゼロですね。いま私が地元の若者たちと取り組むのも高収益の丹波栗の再生事業です。

果樹については、夏はバンバン水を与えないといけませんが、冬は水を与えたらいけないのですね。小春日和の暖かい日に、果樹が「春が来た。よーし、圧倒的成長だ!」と勘違いして水を吸いすぎてしまい、また寒気がぶり戻したときに水分が凍って細胞組織を壊死させる「凍害」の原因になるからです。みかん畑が山の斜面にあるのも、日当たりの良さと同時に、水が下に流れていくからだそうです。

われわれが取得した農地は山のふもとの水源に恵まれた元田んぼで、水持ちがよすぎる土地です。素人の私の目からも土壌改良が必要でした。私の試算では30万円ほどの工費が必要でした。私の指示を地元のスタッフが忙しくて忘れていたのか、たんにお金を惜しんだのかわかりませんが、2週続いた雪で、完全にぬかるみになってしまいました。ユンボもキャタピラが泥にはまって立ち往生する惨状です。独ソ戦でドイツの機甲化部隊がソ連に敗退したのがよくわかりました。さて、排水工事にどれだけ費用がかかることやら。

新年早々、借金が増えそうな幕開けでしたが、Suzukiさんの声が聞けてうれしかったな! 駄文長文失礼。


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