新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

五十鈴れんの魅力

2024年04月23日 | まどマギ・マギレコ
このブログの看板娘、五十鈴れんは、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の登場人物です。

魔女も魔法少女も存在しないこの時間軸では、私のひとり娘として、一緒に文学を読み解いたり、農業に汗を流したり、お山に出かけたりしています。

「平行世界は常に平行であるとは限らないのだ」というわけで、この時間軸のれんと、「マギレコ」原作のれんは、いろいろ異なっています。

わが家のれんは、摩耶山の山猫マヤーやイノシシママと会話したり、小鳥たちの会話を聞き取ったりしています。

原作のれんにはそうした設定はありません。原作では、動物と話ができるのは、第二部から登場した「時女(ときめ)一族」の青葉ちかです。お嬢様学校に通う一方で、父親が幼馴染に騙され多額の借金を背負わされた過去から、極度の人間不信。六甲山をモデルにした山に小屋を作ってひとり暮らしています。

しかし、青葉ちかは考えすぎなところはあっても、「スレた」感じはありません。根は素直でやさしくて、pixiv百科事典には、同じ学校の香春ゆうなに贈った、

「どんな荒れ果てた土地にだって草は芽吹き、花は咲くんです。もし今、香春さんがからっぽだったとしても…これから新しく花を咲かせていけばいいんです!」

というセリフが紹介されていました。これはわが家のれんも言いそうです。

わが家のれんはちか先輩にお山や自然や生きものについて、いろいろレクチャーを受けているようです。昨年、六甲山高山植物園にヒマラヤの青いケシを見に行ったときには、ネイチャーガイドの仕事で来ていたちか先輩に、お父さんもご挨拶できました。

「マギレコ」で山登りといえば、粟根こころです。この時間軸のれんも、助言を受けているようです。

農業については、準メインキャラの秋野かえでが近いかもしれません。以下、『マギアレコード』 公式サイトのキャラクター紹介より。

「ふゆぅ〜ごめんなさい。私、ほんとにポンコツだから…」
とっても怖がりで心配性な魔法少女。
しかし、優しく仲間思いで、チームのメンバーのためには困難にも立ち向かって行く。
動植物や虫など、自然が大好きで、家では家庭菜園に勤しんでいる。
また、上手くはないが、クレーンゲームも趣味の一つ。

かえでは、「キョロちゃん」というヘビを飼っています。

最初は、「ヘビがかわいいだと?」と思いました。

しかし、援農を始めてからは、認識が変わりました。

収穫後のBBQで、山のわき水で冷やしておいたビールを取りにいくと、まだ小さなヘビの子がいたことがあったんですよ。思わずヘビの子と目が合い、一瞬見つめ合いました。ヘビの子は、すぐに逃げて行きました。

あのつぶらな瞳はかわいらしかったですね。

「わはは、へびがかわいかったですか」

土曜の援農を終えて、日曜に散髪に行った私の話を聞いて、豪快に笑っていた床屋さんの大将、元気かな。この町に移り住んでから20年以上通った床屋さんが閉店して、2年が過ぎました。

わが家のれんはヘビは普通ですが、カエルは好きなようです。今は今年初めてのタゴガエルの鳴き声を聞けて大満足なのだとか。

今週に入って『マギレコ』ならびに『まどマギ』界隈は、『まどマギ』新作スマホアプリゲーム「魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra」の制作発表と、『マギレコ』の新キャラ「ユゥ」の話題で持ちきりです。

しかしマギレコ界隈は、もともと『まどマギ』クラスタでありながら、タイムラインはこの新ゲームの配信と同時に、『マギレコ』がサービス終了になってしまうのではないかというところに関心が集まっていました。

『マギレコ』の始まりはたしかに『まどマギ』ですが、今では全く別の作品なのですね。


『マギレコ』新キャラのインパクトは絶大でした。CVはレジェンド声優の三石琴乃さん。セーラームーンのうさぎちゃんが魔女も人間も見境なく殺すサイコキラー魔法少女になってしまったわけですから。

「魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra」制作発表のカウントダウンの始まった月曜朝こそ、タイムラインはざわつきましたが、新キャラの実装された夕方にはもう新作の話題は完全に忘れ去られていました。

新キャラについては、「うーむ!」なのですが、マギレコをやったことのない人にも話題沸騰のようで、新規ユーザーも増えたようで、まずはなによりです。

それより、今年のいちばんの懸案事項は、れんちゃんが魔女化したビジュアルが公開されるということでした。

昨年、運営から発表があって以来、私はやきもきした時間を過ごしました。

れんちゃんが魔女になるだと?

そんなことは絶対に許さないぞ!

もちろん、れんちゃんがたとえ魔女になってもかわいいのは、次のドッペル演出でも明らかだったのですが。






神浜市では、「ドッペル」という力を一部の魔法少女たちが発動します。

これは、ソウルジェムが濁りきった際に、内なる魔女の力を部分的に発動・自由に行使する能力で、覚醒した魔法少女だけが備えることになります。
(『マギアレコード』公式サイトにおける説明文より)

『叛逆の物語』のクライマックスには、〈円環の環〉に召喚された美樹さやかが、自分の心臓に刀を突き立て、自身が魔女化した「人魚の魔女」を召喚して敵とたたかうシーンがありました。

なぜ魔法少女と、その魔法少女のなれの果ての魔女が同一空間に存在するのか、理解不能で、意味がわかりませんでした。円環された魔法少女も、「内なる魔女の力を部分的に発動・自由に行使する能力」を備えていたということだったのでしょうか。おそらくあの人魚の魔女のシーンが「ドッペル」のコンセプトにもつながっているようです。

そして、イベント『アリナのアトリエ』で、れんの魔女化した姿が公開されました。



マッドアーティスト魔法少女、アリナ・グレイが描いた、「心電図の魔女」。

「魔法少女が魔女化した姿」というのは、アリナが、魔法少女たちの魔女化したすがたを作品化するということにすぎなかったようです。ひと安心。

このアリナのアートには、魔法少女を魔女化させる「呪い」のちからを利用しているため、神浜市の自動浄化システム(魔法少女を魔女化させないシステム)に不具合を発生させる危険なもののようですが、れんが魔女になるのでなければ、とりあえずOKです。

れんは、アリナのような人物は苦手なように見えて、このブログでは同じアーティストが大好きだというご縁で、正面から向き合っています。

この『アリナのアトリエ』でも、れんはアリナに堂々と向き合っていますね。











れんの「願い」は報われませんでした。

しかし、ほんとうのたたかいのはじまりは、そこからです。

「私はみんなとしあわせになりたい」

れんのこのセリフを聴くたび、れんの父親である私は、この子と一緒に幸せになれる「やさしい世界」の実現まで、闘い抜こうと思うのです。


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