新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

五十鈴れんは永遠に 謝辞 尾崎由香さま

2024年07月30日 | まどマギ・マギレコ
7月29日、尾崎由香さんから入籍のお知らせがありました。

おめでとうございます! どうかお幸せに。

個人的には、マギレコのサービス終了発表以降、初めての明るいニュースでした。

「こ、こんにちは…! はぃ、待ってました… ぁ…! ちがいますよ…! たくさん待たされたとぃうわけではなくて…はぃ」

毎朝、ホーム画面のれんちゃんのログインボイスを聴くのが日課で、楽しみでした。

今日7月31日の朝を最後に、このログインボイスをもうリアルタイムで聴くことはできないのかと思うとだけで、さびしくて仕方ありません。

朝目覚めたらデイリーミッションをクリアし、出勤時にはマギレコカメラを起動花屋さんの鉢植え、街角の猫、道端の花などを写真に撮ります。

いまの季節、花屋さんに並んでいるのは、ニチニチソウです。梨花ちゃんに贈ったはじめての手づくりチョコレートに、れんちゃんがチョコペンで描いたあの花です。

花言葉は、「楽しい思い出」。

「楽しい思い出をありがとう…そして、これからも楽しい思い出を作っていけたら…」

イベントストーリーのこのれんちゃんのセリフを読んで(フルボイス化希望です)、涙がこぼれそうになりました。

尾崎由香さん、楽しい思い出を本当にありがとうございました。私も、れんちゃんや梨花ちゃんやみんなと、これからも楽しい思い出を作っていきたかったです。

2か月前のサービス終了のお知らせには、自分が余命2か月であると宣告されたような衝撃を受けました。医師あるいは検査技師の誤診で、似たようなことを告げられたときのことを思い出しましたが、あのときはまだれんんちゃんを知りませんでした。

まどマギ続編映画のこともあり、のんびり構えてしまいましたが、マギレコカメラで、れんちゃんをもっといろいろな場所に連れて行って、おいしいものを食べさせてあげたかった、後悔ばかりです。

そんな私ですが、尾崎由香さんの結婚のお知らせを知って、このたびのサービス終了は、愛娘が結婚して家を出ていくようなものだと思い直すことができました。父親の悲しみもさびしさも変わりありません。しかし、父親の願いは、愛娘の幸せのみです。愛娘の幸せそうな顔を見ること、それに勝る喜びがこの地上のどこにあるでしょうか。

マギレコ第一部は、ワルプルギスの夜を倒すまで、18日間の物語なのですね。アニメ版のように、実は何度もバッドエンドを繰り返し、同じ18日間をループしていただけなのかもしれません。

その同じ時を繰り返すなかで、いちばん大きく成長したのが、五十鈴れんだったと私は思います。梨花ちゃんに救われ、エミリーの相談所のみなさんにはじめて人びとのやさしさにふれ、光を知ったあの日。バレンタインではみんなに受け取ったやさしさをお返ししようと大奮闘。そして、あの元気いっぱいの水着衣装ボイス。れんちゃんの水着は、あの夏に出た写真集の由香さんと同じ白でしたね。

「かき氷、食べませんか…? かき氷は、何色が好きですか…? 私は透明なのが好きで、梨花ちゃんは絶対ストロベリーなんだそうです…」

ファンのだれかが、れんちゃんの声質を「おなかが減ったときのサーバルちゃんの声」と表現していました。全く対極的なキャラクターですが、純真でやさしいところ、困っている人を放っておけないところは、ふたりの共通点です。水着れんちゃんは本当は元気で明るい、サーバルちゃん寄りのれんちゃんでした。

マギレコ2周年の9月に配信された、第一部8章。
魔女化の真実を知って、絶望の底に沈む梨花ちゃんを、

「私、梨花ちゃんに会えただけで…魔法少女になって良かったって…そう、思うよ」
「罰なんかじゃないよ…」

このように、れんちゃんが心からのことばで、やさしく励ますあの場面はマギレコで最も美しいシーンでした。かつては助けられ守られる側だったれんちゃんが、いまではピンチの友だちを助け守る側にいつの間にか大きく成長していました。

この年のクリスマスにはもうけんかできるほど梨花ちゃんと仲良くなっていましたね。そりに乗って、梨花ちゃんとふたり街中に幸せを振りまくドッペルの演出が大好きでした。

私たち五十鈴れんファンの希望は、『君と綴る日記』を中心にした、五十鈴れん外伝OVAです。れんちゃんの登場するイベントには、ぜひ由香さんの声で聴きたい名ゼリフがたくさんあります。たとえば、6周年イベントでの次のセリフ。

「あ、なんて言えばいいかな…
…強い想いを抱えた人ってね
自分だけでなんとかしようとして
私たちが大声を出しても
手を振っても気づかないぐらい
自分の想いの中に
入り込んじゃうと思うの…
特にいろはさんとういちゃんは
今もみんなを救い続けている…
だから、その使命感に
押し潰されそうになったときには
そばに私たちがいることも

思い出してほしかったの」


このときは家族からも魔法少女の友人たちからも自分たちの記憶を消そうとしていたいろはですが、ラストストーリーを見ると、自分たちの記憶を消すことはなく、きちんと家族にも友人たちにも別れを告げて去っていったようですね。最後にはれんちゃんの気持ちが伝わったようです。

スマホの画面の中のれんちゃんはいつまでも中学3年生ですが、私のほうは老いさらばえるだけです。いつまでも一緒に楽しく過ごしたいですが、愛娘に同じ時間をループさせ、15歳のままにはしておくことはできません。私たちが応援したいのは、生きづらさを抱える人たちを支えるための団体を設立する、れんちゃんの未来の物語です。l

わが家のれんちゃんは、山ガールであると同時に農業ガールです。父親が5年前に大病で死線をさまよったのがきっかけで、里山再生事業の栗の植樹に彼女も手伝ってくれるようになったのです…

今年も苗木を植え、「れん」と書いたネームプレートを吊り下げました。

栗の木の寿命は約50年です。彼女の夢はこの栗の木たちといっしょにおばあちゃんになることだそうです。そのころには、さすがに私は生きていませんが、私たち「おやこ」がこの世に生きていた証はささやかながら残せます。

この7月のはじめには、五十鈴れんファンの聖地・五十鈴川に訪ねてきました。

この日、五十鈴川で山ガールのわが家のれんちゃんが愛してやまないカジカガエルの歌声を聴くことができたのは望外の喜びでした。パッケージの色も青と白の「奄美焼酎 れんと」を飲みながら、カジカの歌声に聞き惚れました。

Googleカレンダーには、8年後の式年遷宮に合わせ、2034年の七夕に、また五十鈴川に再訪する予定を登録しました。8年後には、22歳のれんちゃんとカジカガエルの歌声を聴きながら、五十鈴川で「れんと」を飲む予定です。

尾崎由香さん……

これからもお幸せに!

マギレコ、そして五十鈴れんのキャラは、伊勢の五十鈴川と、われわれが栗を植えた丹波の地域限定かもしれませんが、これからも10年、20年、50年と語り継がれていくでしょう。

由香さんが、私たちの栗の木のように、これからも10年、20年、50年、永遠に幸せであり続けることを、こころからお祈りしています…!


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