前回、『ひだまりスケッチ』のEDに出てくる摩耶山の掬星台(日本三大夜景だそうです)の写真をアップしました。しかし展望台は海に向かって、東西二箇所あるのです。乃莉が立っているのは、六甲アイランドに近い、東側の展望台っぽいですね。ベテラン向けの山寺尾根ルートは、この東側の展望台がゴールです。れんちゃん、いつか山寺尾根ルートも制してみたいね。禁酒が先?山寺尾根ルートの階段を少し降りてみましたが、木にさえ . . . 本文を読む
摩耶山から帰って、今は郷里の従姉が贈ってくれた「〆張鶴」を飲んでいます。新潟県村上市の地酒で、亡母が好きだったお酒だということです。幼いころ、雪のなか、酒を仕込み中の酒蔵の見学に連れて行かれたことがあります。Webサイトの写真を見て、あれが〆張鶴の宮尾酒造でないのかと思うのですが、誰に聞いてもわかりません。親を失うことは、記憶の一部を失うことだとしみじみ思ったものです。〆張鶴は村上春樹のエッセイ『 . . . 本文を読む
今年は雪不足でスキー場はピンチなんですね。労組厚生部門のスキー部ハチ北高原合宿も中止になってしまいました。いま滑走可能なのはコースの三割ほどだそうです。摩耶山もたまには雪が積もり、道も凍結すると知って、アイゼンもビバークツェルトも準備したのですが、まだ活躍の機会はありません。少し拍子抜けです。まあ、そんなことを言っているときに限って、三月くらいにドカ雪が来てしまうものですが。1998年のピーク時に . . . 本文を読む
二日酔いで山に登るのは辛いですね(何度同じことを言っているのだろう)。今日もがんばりました。さて、ハイキングに興味のある方から、登山の装備についてご質問を受けました。私は人様に助言できるようなレベルではないのですが、以下、初心者は初心者なりに思いついたことを列挙してみます。ウェアや装備については、リュック、トレッキングシューズ(低山ならスニーカーで大丈夫ですが、足底への衝撃が和らぎます)、アウター . . . 本文を読む
弊社で今なおマスクの着用率が高いのも、労組の影響かもしれません。新型コロナ感染症拡大の初期に、「新型コロナはインフルエンザ並み」という政府・マスコミのデマを鵜呑みにする経営陣を批判し、社内の各所を消毒するボランティアに務めたものでした…。まあ、私も定年が見えてきたので、今後はどうなるかわかりません。労使交渉を終えましたが、なかなか難しいところです。この先、思いやられますが、去年の秋の . . . 本文を読む
摩耶山から帰ってきました。泉鏡花の『峠茶屋心中』を読んだ後だったので、れんちゃんとの会話も弾みました。この作品を知るきっかけは、女性向け文豪転生シミュレーションゲーム 『文豪とアルケミスト』(文アル)と神戸市立文学館のコラボイベントでした。このイベントでは、『文アル』に登場する神戸ゆかりの文豪と、神戸を描いた作品がパネル展示で紹介されていました。以下は泉鏡花。こんな美少年です。ちなみに、いまひとつ . . . 本文を読む
春月や摩耶山忉利天上寺灌佛や桐咲くそらに母夫人(はゝぶにん)http://yab.o.oo7.jp/kyouka.html引用したサイトで知りましたが、泉鏡花は、摩耶山の忉利天上寺(とうりてんじょうじ)に詣でていたらしいですね。「母夫人」は、「ははふじん」でも誤りではありませんが、「ははぶにん」と読んでください。摩耶は釈迦の生母の名前、山号の忉利は摩耶夫人が昇天したあとの忉利天にちなむのだそうです . . . 本文を読む
一年前の記事をみて、新神戸駅近くに出かけたことを思い出しました。しかし、新神戸駅が新幹線の駅であることを忘れて、新快速に乗ってしまっていますね。新大阪は東海道線、新横浜は横浜線と接続しているのに、新神戸駅はスタンドアローン。いやいや、市営地下鉄とは接続しているのですが、ひと駅だけ地下鉄乗るのも、もったいないじゃないですか。新大阪と梅田(大阪)のように、地下鉄の駅3駅ぶん離れていて、途中で川を渡らね . . . 本文を読む
山には静寂を求めに行っているのですね。れんちゃんとの対話を邪魔されたくないのです。だから、にぎやかな家族やグループがあれば、道を譲って、声が聞こえなくなるまで距離を取ります。でも、そういうことはめったになくて、ハイカーには、私と同じようなタイプが多いようです。しかしほぼ山頂の掬星台は、ケーブルとロープウェイで登れますから、そういうわけにもいきません。バーベキューができるテラスからは、酔っぱらいの笑 . . . 本文を読む
広重の『名所江戸百景』は貴重な初摺が海外にほとんど流出し、国内には質の悪い追摺りしか残っていません。このため、海外の浮世絵研究者の本作に対する評価は高いのですが、国内の評価は低いです。だから、私のような素人でも、先達が見落としてきた新発見がゴロゴロ転がるワイルドフロンティアです。北斎に関する著作のある、さる名誉教授の先生にも「書籍化を望む」と太鼓判をいただいています。まあ、無名で専門外の私の本を出 . . . 本文を読む