いま思うこと

「おひさしぶり」が多いブログです

震災後もうすぐ3か月。

自転車通勤ももうすぐ2か月。はやいなー。

会社では寒くって、電気もLANも狭いエリアでしか使えなかったため、

ひとつの机でくっついて、ちまちまPC作業してました。

「結構あったかいね」

「若かったらときめいただろうに・・・」なんて不謹慎。

最近はエアコンなくって、窓からのさわやかな風がナイスです。

ときどき車が流されたことが悔しくて、ふつふつしながらおります。

家も家族も亡くした方がいるのに、なんて自分って「ちっちゃ」

6月には多賀城市内で合同慰霊祭が予定されているそうです。

当日、津波がおきていることが頭の中でうまく変換されず、ただびっくりしていました。

目の前で亡くなった方になにもできず、どんな思いで私たちをみていたのでしょう。

時々どうしようもない気持ちになることがあります。

せめて一番近くの慰霊祭に参加しようかな、少しそんな気持ちになりました。

生き残った私ができること、なにかしなきゃね。

あせらないで、仕事や家の修理が落ち着くのを今は待っています。

そんなことを考えています。

 

愚痴っていいですか

1か月たちました。前をむくつもりですが今日は愚痴ります。

当日車が流され目の前で起きたことは信じられないこと。

自宅や家族は無事ですが、家を修繕する費用や仕事もどうなるか・・・

今日の復旧作業も余震のせいかなんだかなー。せめての明るいおしゃべりできず・・・

余震も減るどころか、昨夜は1時間おきにゆれゆれ。

余震のたびにメガネをかけるの面倒なんで結局メガネをかけたまま眠りました。

買い物に行くと開いているお店も天井や壁がおちたまま。

余震でたくさんのお皿が割れ、部屋の中がぐちゃぐちゃ。

家を片づけてないことを叱られているよう。

壊れるガラスのコップはあとふたつしかありませんよー。

カレーのお皿ももうありませんから！

 

いやいや、命があるかぎりがんばんなきゃ。

ちょと愚痴りました。

かりんに免じて笑ってすごそう。

暖かい心

 

すでにご存じ方多いと思いますが、どうぞお読みになってください。

地震のあと余震が続き、ヘリコプター、消防車、救急車の音が連日響いていたのに、

知らない人とすれ違っても声を掛け合う毎日に心があったまっていました。

首輪に電話番号を

昨日やっと水道が復旧。まだ飲めませんという条件付きですが、
ほっと一息。
昨日お風呂に汲んだ水は色つきのためとても入る気にはなれませんでしたが、
本日３週間ぶりの自宅風呂。
避難所で不自由な暮らしをしている方には申し訳ないけど、
安心しました。



かりんの記事を投稿したことからくりむの実家のままより電話がありました。
まだまだ余震が続いているので、首輪に電話番号をというアドバイスをいただきました。
余震があってもなくても不気味な日々です。
ちょっとカッコ悪いけど、くりむのかりんの首輪に名前と携帯電話番号をつけました。

あんな大きな地震はもうこないことを願っています。

卒業式

今日は多賀城市内の小学校の卒業式
ご卒業おめでとうございます。

地震当日はご両親の帰宅がなかったおこさんも
おり、心細かったでしょう。
当たり前に学校や会社内へ行き、帰ることが
どんなに素晴らしいことかと思いました。

市内小中学校は避難所となっているため、
先生方は泊まり込みの業務と聞いています。
本当に大変な中のイベント開催、
頭が下がります。

くりむはままのじっかから、くりむ家まで
毎日往復散歩。
夜はぐっすり！

震災から10日

震災から10日が過ぎました。
お亡くなりになられた方、ご家族の方へは申し上げる言葉がございません。

私の住む街も津波に襲われ、会社で1泊翌日夕方の帰宅となりました。
復旧まで自宅待機中です。
自宅や家族は無事で水道がまだ復旧しないため、
ガソリンや燃料も不安なため、
実家へ家族でお世話になっております。

当日のことを書こうかどうか悩みましたが、
ここは『くりむと楽しい毎日♪』
ということで、前を向く記事を書こうと思います。




この写真は市内『桜木公園』の桜です。
私の車が流されたため、車検証を取りに行った際に撮影しました。
車が見つかったと携帯の画像を見せられたら涙がでました。
家族の代表で犠牲になってくれたように思いました。
何度か足を運び、自分で写真を撮る事ができました。
車1台でこんな思いをするのに、ご家族を亡くされた方へ
何を申し上げてよいかわかりません。

でも、桜の花は咲く準備をしていました。


＞＞＞
ただいまの生活は、自転車生活。
食料調達も以前よりできるようになってきています。
ガソリンが流通はじまっているようで、もう少しの辛抱でしょうか。

rikoさんへはご心配をおかけしました。
コメントありがとうございます。

２０世紀少年

先日、昔からよく知っている近所のおじいちゃんが亡くなり、

告別式に行ってきました。

たくさんのお花をいただいたので、ちょっと飾りました。



脇役のように、風のように出演してるのはもしや・・・


つい主役になりたがるやつ・・・









巷では映画『２０世紀少年』が話題ですが、

亡くなったおじいちゃんは私の中の昭和の思い出かなーなんて思いました。

『２０世紀少年』の原作マンガは少し前に職場の友人から借り読みました。

『２０世紀少年』を読んで感じたことは、将来は楽しいことだけと

信じていた夢も希望もいっぱいだったな・・・

でも、いま、子供たちはどんな風に今を感じているのかな？

と、思いました。

その頃の私のように、感じていることに気づかないくらい、

何も考えていないかな？

夢や希望はあるかな・・・

そんな取り留めないことを考えていました。



告別式ではお孫さんのお別れのあいさつ。

『いつもあたりまえにいてくれてありがとう』






心にとまりました。