3/16(土)会社有志のボランティア活動で南相馬へ行ってまいりました。
初めてのボランティアです。
『がれき処理』が活動とのこと。『なに?がれき?もうないんじゃない?』
というのが正直なところ。
ところが『南相馬小高区』という行き先は今も水道が一部だけの復旧、
つぶれた家がそのままの場所も。地震で倒れた植木がそのままのものも。
住民の方は今も夜は避難先へ戻るという生活をされているそうです。
そうだった・・原発の影響です。
何度もテレビを見ている、聞いているのに現地へ行って初めて実感しました。
私は津波を目の前にして震災を経験していたばかりにマクロな部分がしか
見えていなかったのです。
作業に向かったのはたんぼ、その側溝の復旧作業でした。
写真の遠くに見えるのは・・・
自動販売機でした。
震災後すぐよく見た風景です。遠方に瓦礫が集められ点在していました。
津波の被害を受け、捜索で赤いスプレーでばってんされた車も残っていました。
おそらく亡くなったかたがいる、という目印だったんでしょう。
震災後半年くらいの光景が今もそのままでとまっていました。
たくさんの写真は撮れませんでした。
津波で運ばれた砂で埋まった側溝はあるのかないのかわからない道路沿い。
アシやススキの根っこが砂を固くしていました。
作業は・・・不慣れなスコップ作業でほとんどお役にたてませんでした・・・
ボランティアセンターへの帰り道、街中を車で移動しましたが、
人の気配がなく、涙がでそうになりました。
震災のこと、知ったようにしてさっぱりわかってなかったんだなぁと実感した日でした。