花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

歴史的連続豪雨があけて

2015年09月11日 18時47分23秒 | 日記

霧と雲の向こう右奥に富士山が浮かぶ。11日未明

常総市はつくば市の西に接する街で、昔は水海道市と呼ばれた
地域である。
私の所は、その常総市に近い、つくば市の南西部にあるので
一日中報道される被災状況を見ていると、心が痛む。
特に避難所となった豊里交流センターは、家からも近い。

決壊した常総市若宮戸と三坂町は、常総線の石下駅を挟んで
北と南に位置する。
私の所から行くには、小貝川を越え、294号線を超えて
石下駅を過ぎれば鬼怒川だ。

空にはヘリコプターが飛び交い、自衛隊や国土交通省のトラックが
列をなして走っていく。

常総市の中枢である市役所と支所も被害に有って、つくば市役所に
対策本部を設置しているという。
だから、近くの豊里交流センターは700人もの被災者であふれ
一部は、廊下に段ボールを敷いて寝たという。
豊里中学校の体育館なども800人からの被災者が来ているらしい。

そのため、近所のコンビニなどのパンやおむすびは、軒並み売れ切れで
棚が空っぽであった。
着の身着のままで避難した被災者の事を考えれば、これはしょうがない。
これほどの多数の被災者の食料の確保だけでも大変な事である。

生きて行くには衣食住が必要だ
そのすべてを失った人もいる。

今は東北が大雨の最中だという。
岩手の実家もひどい雨降りだと言っていた。
東日本大震災から4年、再びおそわれた東日本。
それでも立ち上がるしかないのだ 勇気を持って。


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今回の線状降水帯と呼ばれる集中豪雨で、たくさんの方に
電話とメールを頂きました。その心に感謝申し上げます。
ありがとうこざいました。

常総市付近の交通規制については、茨城県庁の災害版トップページに
PDFにて掲載されています。





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2 コメント

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Unknown (hanasakuoka)
2015-09-12 10:21:41
一夜明けた昨日、大変なことになっていることを
報道などで、知りましたが、

お近くにお住いのkurikomaさんの発信内容でますます
大変なことになっていることを認識しました。

最近の気象の変化の激しさは、登山者の端くれとして
身に染みています。

時に、無力感に襲われそうになりますが、

>それでも立ち上がるしかないのだ 勇気を持って。

本当にそうであると思います。

現地からどんどん発信していただいて、その為に私たちはどうすればよいのかを

知らしめ、考えさせていただきたいと思っております。



幼い頃、三重県鳥羽市で水害に見舞われ、高台に避難する時、
父の背中から、堤防よりも高い海の高さに圧倒されました。
海水が滝のように、住宅地に流れ込んでくるのです。

潮が引いた後の光景は、子どもとっても息が詰まりそうでした。

あらためて、あの時のそれ以降の、両親の大変さを思い起こしているところです。
ボランティアに行きたいけれど (mino)
2015-09-12 15:33:57
hanasakuokaさん こんにちは
ちょっと無理しすぎて、体調を崩し自宅で休んでいたら
とんでもない集中豪雨で、隣町が大洪水。
過去の経験に頼ったら逃げ遅れるという自然災害の怖さが
また起こってしまいました。
私も幼いころ、キャサリン・アイオンという台風で町の中心地が
壊滅した洪水を経験してます。
足が震えて止まりませんでしたよ。

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