kuratakepara

paragliding in Amakusa

Making the Most of the Day

2013-04-30 20:45:38 | Tuesday Tip
Tuestips37
翻訳:Masami Yatsugi
翻訳版:Cross Country Magazine Tuesday TIP

今週のTuesday TIPも、「サーマルフライング」(ブルクハルト・マルテンス著)の新版からです。

一日がまだこれからというときにバレーウインドの中へ降下していくはめになったとしたら、自分に残された選択肢を慎重に吟味する必要があります。

... たいていの場合、ソアリングできる場所が1つや2つはおのずとわかるはずですが、正しい場所を選択することが重要です。

背後にある山といい具合に接続しているリッジを探しましょう。このようなリッジは離脱が簡単です。

よくあるのは、日没までソアリングできるものの上げ切って離脱できない小さなリッジを見つけることです。早い時間にそのようなリッジに取り付くことは、あっけなくランディングするよりも悲しい出来事かもしれません。

望ましいのは、バレーウインドよりも十分高い場所にあるリッジです。強いバレーウインドはサーマルの発達を妨害する作用を及ぼすためです。

サーマルフライング:新版がwww.xcshop.comで購入できます。

1時間で全パイロン

2013-04-27 16:20:00 | フライトログ
今朝TOに上がって、風がおかしくて飛べないと思って、何て藪狩作業を1時間ほどしました。しかし、わずか1時間のフリータイムが残っていた時、風が良くなって飛び出した。びっくりほど今年のベストコンディションでした。ちゃんとしたサーマルに2回しか入っていないのに、アクセル踏みっぱなしのフライトで全パイロンが出来ました。一緒に上がった二人のメンバーもいいフライトで、今日は成功でした。

Zenpylon
非常にクリーンな軌跡。

Kamishima
東に向いて、1600mから教良木地区と上島の東部が見えます。

Swirl
えびすパイロンの上、大潮の激しい潮流に淀まれた海水の渦が見えました。

Finalglide
LZへの長~いファイナルグライド。

Wo
優勝のウィングオーバー。

フライヤー3人




サーマルのトリガ

2013-04-26 11:52:30 | Tuesday Tip

Tuestips36_2
翻訳:Masami Yatsugi

翻訳版:Cross Country Magazine Tuesday TIP


今週のアドバイスは、Dennis Pagen著「Understanding the Sky」からです。


... サーマルの前段階の空気は、成長しながら何十分も地面にとどまることがあります。

これは不安定な状態ですが、サーマルになるには上の冷たい空気を突き抜けて下に空気の流れができなければなりません。

暖かい空気が拡大を続けると、突風ではがされるか、大きくなりすぎて拡大が緩やかになり冷たい空気に側面から押されるまで地面にとどまります。

サーマルが突然解放されるきっかけのことをトリガと呼びます。

サーマルのトリガには、通過する自動車、パラグライダーのランディング行為、牧草地を移動する羊たちなど、様々なものがなり得ます。

傾斜地の上を通過する影さえサーマルのトリガになることがあります。影の影響で太陽による加熱が止まると、傾斜地が数分間で急速に冷やされます。これにより、冷たい空気の塊が急激に形成されて傾斜をすべり降りていきます。これがトリガとなり、途中にあるサーマルの前段階の空気を地面から解放します。

「Understanding the Sky」は、www.xcshop.comで購入できます。