今年もいよいよ息子たちの待ちに待ったリトルリーグの季節がやってきた。先週から2人の息子たちのチームは同時に練習が始まった。
今年は、上の息子は、13歳、14歳混合のパロミノ・リーグで、チームはパイレーツで、下の息子は8歳のファーム・リーグで、チームはインディアンズ。長男は、毎年同じ背番号で、31番(たしか阪神タイガースの掛布からとった)、次男は、インディアンズの日本人メジャーリーガー小林と同じ30番をもらった。
主人は、初めて長男のチーム、パイレーツのアシスタントコーチに就任、バッティングコーチを引き受け、はりきっている。私も初めてビジネス・マネージャーに就任。監督は、ティムという頭脳派の感じの人で、息子マイケルは、去年180人ぐらい参加した息子のサラブレット・リーグの打率No.1のスラッガー。なんと6割2分も打ちまくったらしい。ホームランもかなり打つ驚異的なプレイヤー。
マイケルとうちの息子は、小学5年生のときに同じチームだったから、お互い良く知っていて、同じ長距離バッターなので、意識し合っている。去年、お互いピッチャーもし、打ち合っているライバル同士の仲。息子は、マイケルからホームランを打たれ、息子はマイケルから3塁打を打った。
毎年、監督が去年の記録に基づいてドラフトで選手を引き抜いていき、チーム編成が行われる。ティムの話では、公式記録によると、息子は去年打率5割8分で、リーグ4位だったという。おとどしが、4割4分ぐらいだったと記憶しているから、毎年打率が上がってきている。息子は、小学4年生ぐらいから、ヒットを量産し出し、バッファロ・ーグローブのリトルリーグ、BGRAで、じょじょに頭角をあらわしてきた。
小学5年生ぐらいから、ピッチャーとしても少しづつ機会を与えられ、去年のシーズンは完全にローテーション入りし、波が激しかったけれど、秋のシーズンでは安定したピッチングだった。今年は、間違いなくチームのピッチャーの柱となるだろう。主人の話では、球のきれがよく、手元でグーンとのびてくる。(私も見ていてわかるほど)球のスピードも去年より速くなっているので、かなりの打者が翻弄されるかもしれない。親として、息子の投打の活躍がとても楽しみである。
昨日主人のソフトボールチームMJの野球のNo.1実力者、植田さんが、メールの中で、興味深い言葉をくれたので紹介したい。
「日本の野球は、短所を如何に克服するか。
米国の野球は、短所を補うために、更に長所を伸ばす。」
そして主人が植田さんに送った返信メールも面白いので、紹介したい。
全くその通りだと思います。特にこの地区のパーク・ディストリクト等が主催しているリトルリーグの多くは、毎年所属チームが変わる(監督も変わる)システムになってます。ある意味、毎年子供達に新たなチャンス/機会が与えられる。息子は今年でもう7シーズン目になりますが、最初の2年は、もう完全な”ごまめ”状態。それが余程悔しかったのか、こつこつ練習を重ねて、3年目あたりからまずは打撃でチャンスを与えられ、4年目以降はピッチャーの機会も与えられと。5年目にはチーム打点王となり、6年目だった昨年は殆ど不動の4番&ピッチャーでも20試合以上の登板機会を与えられといった具合に。息子だけでなく、他にも多くの子供が上手く長所(持ち味?)を、毎年毎年フレッシュな環境の中で伸ばして貰いながらステップ・アップしているような気がします。日本のやり方を完全否定することは出来ないと思いますが、短所を徹底的に突き、それを克服できた者のみが次のステップを与えられる(かな?)日本のシステムとは”育て方”が随分違うように思えます。今、親として出来ることは、本人が納得するまで徹底的にやらせてやることではないかと思ってます。
まさに、日本とアメリカの少年野球を知っている主人ならではのコメントである。息子のアメリカでのリトル体験が将来息子の野球キャリアにどのように影響していくか、本当に興味深い。
写真は、去年のバッファロー・グローブのパーク・ディストリクト主催の秋の13歳、14歳混合リーグより
今年は、上の息子は、13歳、14歳混合のパロミノ・リーグで、チームはパイレーツで、下の息子は8歳のファーム・リーグで、チームはインディアンズ。長男は、毎年同じ背番号で、31番(たしか阪神タイガースの掛布からとった)、次男は、インディアンズの日本人メジャーリーガー小林と同じ30番をもらった。
主人は、初めて長男のチーム、パイレーツのアシスタントコーチに就任、バッティングコーチを引き受け、はりきっている。私も初めてビジネス・マネージャーに就任。監督は、ティムという頭脳派の感じの人で、息子マイケルは、去年180人ぐらい参加した息子のサラブレット・リーグの打率No.1のスラッガー。なんと6割2分も打ちまくったらしい。ホームランもかなり打つ驚異的なプレイヤー。
マイケルとうちの息子は、小学5年生のときに同じチームだったから、お互い良く知っていて、同じ長距離バッターなので、意識し合っている。去年、お互いピッチャーもし、打ち合っているライバル同士の仲。息子は、マイケルからホームランを打たれ、息子はマイケルから3塁打を打った。
毎年、監督が去年の記録に基づいてドラフトで選手を引き抜いていき、チーム編成が行われる。ティムの話では、公式記録によると、息子は去年打率5割8分で、リーグ4位だったという。おとどしが、4割4分ぐらいだったと記憶しているから、毎年打率が上がってきている。息子は、小学4年生ぐらいから、ヒットを量産し出し、バッファロ・ーグローブのリトルリーグ、BGRAで、じょじょに頭角をあらわしてきた。
小学5年生ぐらいから、ピッチャーとしても少しづつ機会を与えられ、去年のシーズンは完全にローテーション入りし、波が激しかったけれど、秋のシーズンでは安定したピッチングだった。今年は、間違いなくチームのピッチャーの柱となるだろう。主人の話では、球のきれがよく、手元でグーンとのびてくる。(私も見ていてわかるほど)球のスピードも去年より速くなっているので、かなりの打者が翻弄されるかもしれない。親として、息子の投打の活躍がとても楽しみである。
昨日主人のソフトボールチームMJの野球のNo.1実力者、植田さんが、メールの中で、興味深い言葉をくれたので紹介したい。
「日本の野球は、短所を如何に克服するか。
米国の野球は、短所を補うために、更に長所を伸ばす。」
そして主人が植田さんに送った返信メールも面白いので、紹介したい。
全くその通りだと思います。特にこの地区のパーク・ディストリクト等が主催しているリトルリーグの多くは、毎年所属チームが変わる(監督も変わる)システムになってます。ある意味、毎年子供達に新たなチャンス/機会が与えられる。息子は今年でもう7シーズン目になりますが、最初の2年は、もう完全な”ごまめ”状態。それが余程悔しかったのか、こつこつ練習を重ねて、3年目あたりからまずは打撃でチャンスを与えられ、4年目以降はピッチャーの機会も与えられと。5年目にはチーム打点王となり、6年目だった昨年は殆ど不動の4番&ピッチャーでも20試合以上の登板機会を与えられといった具合に。息子だけでなく、他にも多くの子供が上手く長所(持ち味?)を、毎年毎年フレッシュな環境の中で伸ばして貰いながらステップ・アップしているような気がします。日本のやり方を完全否定することは出来ないと思いますが、短所を徹底的に突き、それを克服できた者のみが次のステップを与えられる(かな?)日本のシステムとは”育て方”が随分違うように思えます。今、親として出来ることは、本人が納得するまで徹底的にやらせてやることではないかと思ってます。
まさに、日本とアメリカの少年野球を知っている主人ならではのコメントである。息子のアメリカでのリトル体験が将来息子の野球キャリアにどのように影響していくか、本当に興味深い。
写真は、去年のバッファロー・グローブのパーク・ディストリクト主催の秋の13歳、14歳混合リーグより
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