Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

リトルリーグのユニフォームと帽子に名前を入れる~ビジネス・マネージャーの仕事その1

2008-04-19 | リトルリーグ
今日は、上の息子のリトルリーグのチーム、パイレーツのユニフォームと帽子に名前を入れてもらう作業が終わり、まずは、ビジネス・マネージャーとしての仕事第一弾を無事終えた。試合が、今月27日から始まるため、どうしもその前に仕上げなくてはいけなかったので、ほっとした。しかし、こういう仕事も今まで監督が1人でやっていたチームも多く、実際にこの仕事をやってみて、「それを当然として受け取っていた私たちは、監督の大変さをわかっていなかったなあ。」と反省する。できるだけ、雑用は、私たちで補って、監督にはチームの采配に専念してもらわないといけないと思う。

昨日は、PTA総会のため、シカゴ日本人学校の学級委員と学級委員代表の仕事で忙しかったが、今日は一転、アメリカ人の母親としての仕事をアメリカ人と同じようにこなせて、うれしい!やっとこれで、本当に地域の親として根付いてきたような気がする。ハンサムなアメリカ人のお父さんたちから頼りにされ、よいしょされる快感も味わったわ。「もうどんどん何でもやるから言ってちょうだい!」と思わず言いたくなる。

今年は、みんなから集めたチーム・ファンドをマネージメントするにあたって、何に使って、どう収支したかみんなに最後メールで報告しようと思う。去年、ビジネス・マネージャーがいなくて、最後の方はおろおろして、お金がどう使われたか不透明で、不満を言っている人もいたからだ。そのことをチームの監督のティムに言ったら、驚いて、「そうか、そういう人もいるのか。今までBGRAでは、収支をみんなに知らせるチームはなかったけど、それもいいかも。君は、きっとBGRAのビジネス・マネージャー・オブ・ザ・イヤーになるだろう。」と冗談を言っていた。

BGRAは、2000人ぐらいの会員のいるとても大きな組織のリトルリーグで、毎年リーグごとにBGRAに貢献したコーチに贈られる「コーチ・オブ・ザ・イヤー」などという賞もある。それを文字って、ティムは言ったわけだ。

ところで、肝心のユニフォームへの名前と背番号だが、HIGH-5というプリント・ウエア・ショップに先週の土曜日に頼んだら、昨日できたという知らせが入った。背番号、名前、各選手のサイズを全部合わせてチェックする。子供たちが13、14歳とそれなりに体が大きく、横幅があるので、ゴールドで名前を山なりに流れた形にしたため、すごく自然でカッコいい。ティムのアイディアだ。とくに長い名前の子の形が決まっている。子供たちのサイズと背番号のリストと1つの間違いもなく、すべてマッチして、さすが長年BGRAの選手のユニフォームのプリントを受けているプロの仕事と思わせた。帽子も後に赤で名前、横に赤で番号が入り、粋な感じだ。両方の腕の部分に、2人のスポンサーの会社名が入ったパッチもきちんと張られて、(1人は、チームのメンバーのお父さん)私は1人でみんなのユニフォームと帽子を見ながら、悦に入っていた。

HIGH-5は、今がかきいれどきらしく、ひっきりなしに電話が入り、超忙しそうであった。すべての作業を小さなオフィスで行っているという。この時期に、いったい何百あるいは何千のユニフォームや帽子のプリントを行っているのだろうか。スポーツ好きのアメリカだから成り立つビジネスであろう。そのミニ工場のようなオフィスをじっくり眺めながら、感心していると・・・

しかし、しかし、ここで、1つ大きな問題が起こった。なんと、なんと、1人の選手のユニフォームのサイズがないのだ!信じられないのだが、アダルトの2XLでも小さいという。つまり3XLというサイズで注文しなければいけないのだが、どこにもそんな大きさのパイレーツのユニフォームがない!「そっそっそんなにデブな子なの?」と息子に聞いたら、「デブなんてもんじゃないよ!」「100キロ以上あるのかしら?」「そんなの俺に聞かれたって・・・」

さすがの、HIGH-5でも、そんなユニフォームは手に入らないという。「BGRAのユニフォーム担当のフィルが、オンラインかなにかで、なんとかするらしい。」と言う。去年までは、この選手は、2XLでなんとかなっていたのだろう。さすがに巨漢のアメリカ人の子供だ。まだ、14歳だというのに・・・うちの息子が、身長170センチぐらいで、細身の筋肉質だから、アダルトMのサイズ。この子は息子より少し背が高いだけというから、かなりのメタボ君だ。チームの他の選手たちは、みんなアダルトのSかMかLのどれかなので、アメリカ人の子供たちは、同じぐらいの年齢なのに、かなり体の大きさの違いがあるということだ。しかし、175センチの身長の主人でもアダルトのMで、他の大柄のコーチもアダルトのLを注文しているので、3XLというサイズがいったいどのくらいの大きさなのか、想像もつかない。

後、27日まで1週間しかない。ウーン、とても心配だ。


写真は、息子のチーム、パイレーツのメンバーのユニフォームを並べてみた。右下が、ユニフォームが間に合わなかったメンバーの帽子。なんだかさびしいし、かわいそう。なんとかなるといいのだが。







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