エビフライのしっぽ

日々のちょっとした発見をときどき紹介します。
ほとんどはなんてことない日記です。

直島―地中美術館とかカボチャとか。

2008年02月29日 | Weblog
●地中美術館


安藤忠雄の設計による、地中に埋もれた美術館。
館内のどこをとってもその特徴が垣間見れます。
作品のないところでも足をとめて、いろんな角度から建物を見てみるのがオススメです!
館内はもちろん撮影禁止ですので写真はこれだけ。
詳細は地中美術館ホームページで見てみてくださいね。

まっしろな空間に飾られたモネの絵もよかったけれど、
なんといってもジェームズ・タレルの作品!!ほんとよかった。
「オープン・スカイ」は立方体の空間の天井に正方形の穴が空いていて、
座って空を見上げるというもの。
刻々と表情を変える空の表情が四角にきっちり切り取られます。
地中美術館の屋根=地上なわけで、
天井の穴の周辺に生えている草の影が壁に映しだされていました。
何時間でもいたい空間です。
新潟の光の館にも行ってみたいなぁ。

●本村アーカイブ&ラウンジ
 



島内を走る100円の循環バスに乗り、本村(ほんむら)エリアに移動。
「本村アーカイブ&ラウンジ」は
直島にまつわるものやまつわらないものを置いているショップ&ラウンジです。
だだっぴろい倉庫のような空間に、
コルビュジエのLC3やジャスパー・モリソンのGLO-BALLなどなどが無造作に置かれてていいかんじ。



本村エリアには、民家をまるごと使ったアートプロジェクトが点在しています。
楽しみにしていたのに、直島上陸が遅かったためにすでに閉館してました。
島の見どころなのに・・・無念。

●草間彌生のパンプキン
 
しかしその無念を晴らしてくれたのがこれ!
草間彌生のパンプキンのオブジェです。
もう、遠くにぽつんとその黄色い物体が見えた時には瞳孔が開きそうでした。
鼻息荒く近づいて、抱きついてみたり写真を撮ってみたり。
通りかかった人にお願いして、一緒にしっかり記念撮影もしてきましたよ(笑)。

●ベネッセハウス
ベネッセハウスは安藤忠雄設計の宿泊施設。
ここに宿泊・・・といきたいところですが、翌日は仕事だったんでフェリーで高松に戻って市内のホテルへ。
併設されたベネッセミュージアムには大竹伸朗の作品などがたくさんありますが、
以前MOTで開催された大竹伸朗展でおなかいっぱいに見ていたこともあり、
こちらはさらりとスルーしてきてしまいました。

●おまけ:ルビー商会
こちらは直島ではなく、高松市内で見つけたかわいい家具&雑貨店。

ちょうど高松発のモノたちの展示をしていて、お気に入りを見つけちゃいました♪
「一和堂工芸株式会社」の「hanabi」です。

なんと、半分に割った花火玉に漆を塗って仕上げてるんですって。
マットな黒のこれが気に入りました!
ここでは展示品のみだったので「一和堂」から直接手に入れられるか調査中。

***

おいしい食べ物があって、自然がいっぱいで。
出張であちこちでかけてみて、
地方のよさに心ひかれてしまってます。
別に東京じゃなくてもいいなぁ、という感じがして。

今回はたった一泊でかなりリフレッシュ。
たまには一人旅に出かけてみたりするのもいいかも。

かにのちうどん、ときどきアート。

2008年02月27日 | Weblog
仕事で行った福井と香川。
なかなか行くことのないところなんで、温泉につかってみたり土地のものを食べてみたり。
仕事:遊び=2:8くらいで楽しんできちゃいました☆

 

なかでもコーフンしたのは香川―高松からフェリーで1時間ほどのところにある「直島」。
ベネッセが島全体を「アートサイト」としてプロデュースしてるんです。



JR高松駅から歩いて5分くらいのフェリー乗り場から出発。
「高松→直島」に乗り遅れ、「高松→宇野→直島」の迂回ルートでなんとか到着。
本数が少ないので、1本乗り逃すとたいへんです。
初めての瀬戸内の海。無愛想な土気色の島がぽかりぽかりと浮かんでおります。


実は仕事前日の朝イチに乗り込んで一日楽しむつもりが、思いっきり寝坊しまして。
飛行機に乗り遅れ(!!)、フェリーに乗り遅れ(!)、上陸したのは15時・・・
綿密に練っていたスケジュールはぐだぐだになってしまいましたが、気を取り直して島内をめぐってきました。
えー、直島上陸後のもようはまたのちほど。