エビフライのしっぽ

日々のちょっとした発見をときどき紹介します。
ほとんどはなんてことない日記です。

LADUREE

2007年08月17日 | Weblog


わたしは初めてですが、
マカロンで超有名なんだそうです、パリの「LADURÉE(ラドゥレ)」。
パリのお土産にいただきました☆

無愛想なのか、すましてるのか。
このワンコの表情がたまりません。
レース生地のような白い模様も絶妙にかわいいのです♪

紙袋も箱も、オトメゴコロをくすぐるデザイン。
もちろん、中身のミルクチョコと白いココナッツ入りのチョコも
おいしゅうございますよ~。

さて、この箱には何を入れようかな~???

島根県・出雲路へ。

2007年08月07日 | Weblog
お仕事で、出雲に行きました。
「飛行機、飛ぶの?」というくらい台風直撃の悪天候でしたが、無事到着。
毎日AM3:00起きの超ハードスケジュールだったけれど、すごくいいところでした~。
何ヶ所かご紹介します。

●松江の堀川めぐり

お堀を、船で周遊します。
低い橋をくぐるときには、船の屋根を油圧でぐぐーっとさげる。
乗客も、腰をかがめてちっちゃくなる。
冬にはこたつでほかほかしながらめぐるそうです。
8月はご覧のとおり深~い緑に囲まれていました。
雪の積もった冬もよさそうですね。

●松江・武家屋敷

江戸時代中期の武家屋敷がそのまま文化財として保存されています。
これは、美術館として開放されている屋敷の一角です。
このロゴと、イスのたたずまいが気に入ってパシャリ。

こちらは、『怪談』の作者として知られる小泉八雲の生家です。
彼はアイルランド人で、本名はラフカディオ=ハーン。
出雲の地に惚れ込み、日本人女性と結婚して帰化し、この地に住みました。

●安部榮四郎記念館

日程のなかで4時間の自由時間が。
紙すきの人間国宝・安部榮四郎氏の記念館があると知り、ひとりバスに乗ってでかけました。
ところが・・・
ものすごい山奥で、バスを乗り継いでいかねばならず。
時間がないのでタクシーに乗り換え、 30分くらいで館内を見てホテルにトンボ帰り。
でも、執念で行ったかいありました!!

工業化と手工業のあいだで悩んでいた安部榮四郎氏に大きな影響を与えたのが、柳宗悦氏。
棟方志功やバーナード・リーチとも親交が深く、
たくさんの手紙や、送られてきた書・絵がざっくざく。
山奥に隠された、宝といったかんじです。

こちらは、出雲の民芸紙を使った記念館の障子。

記念館の奥では、ちびっこたちを集めてちぎり絵教室が開かれてました。
館員さんがみんなそちらにかかりっきりだったので
「あのぅ、お会計おねがいします・・・」とのぞいていると、
ちっちゃな男の子がやってきて「どうしたの?恥ずかしいの?」と。
仲間に入りたくて、モジモジしてるんだと思ったみたいです。
あぁ、なんてピュアで美しいこころなんでしょう。
ちょっと、ホロリとしてしまいました。

特許をとっている出雲雲紙(うんし)と呼ばれる紙のほか、
思わずいろんな種類の紙を買い込んできましたよ~。

●青石畳通り

こちらは、美保関(みほのせき)という漁港にある石畳の通りです。
雨に濡れると青みがかって見えるから、「青石畳」と呼ばれます。
写真に写っている「美保館」は、老舗の宿。
「千と千尋の神隠し」に出てきそうな、なんとも風情のある宿です。
泊まってみたいなぁ。
この港はイカ焼きで有名なんですが、これまた時間がなくて食べられなかった・・・。
残念!!

***
出雲といえば、『風土記』や『日本書紀』にえがかれる神話のくに。
出雲大社をはじめ、たくさんの神社がある地域です。
大国主命(おおくにぬしのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、天照大神(あまてらすおおみかみ)・・・
たくさんの神様をまつる、いろんな由来のある神社をたくさんまわりました。
(神社については、ここでは紹介しませんが・・・)

出雲は、かなり奥深いです。
お出かけのときには、ぜひぜひ神社のことを調べて行かれるといいですよ~。
わたしも、もういちどゆっくり出かけたいと思ってます。