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敵はジーラスタ

2023-07-27 18:20:27 | 日記

帰宅後、最初の仕事は梅干し

 

 

今回は帰宅後の体調はかなり楽です。

まあ、どうしても運動量が少ないので筋力の衰えがね~ 

なるべく歩くようにして、廊下や階段をせっせと行き来してたんだけどそれでも普段の生活に比べたら全然少ない。

こういう筋力低下は年取るほどに衰えやすいかもなあ。

それでも食事は後半でしっかり食べてたので体力はまあまあ維持できたと思います。

食べられるってすてき。

 

で、今回の副作用のことをちょっとまとめておきます。

 

吐き気はカルボプラチンより少ないというのも理由でドキタキセルを選択したのだけど

確かに、一回目の投与では断然ドセのほうが楽でした

 

13日に ドセタキセル+サイラムザを4時間かけて点滴 当日はもちろんなんともない。

14日 点滴から24時間後 ジーラスタの注射  

ジーラスタって・・・なんか怪獣みたいな名前w

これはドセタキセルの副作用で必ず骨髄抑制がおきる(白血球が下がる)とわかっている場合に先に投与して白血球を上げる薬。

つまり怪獣というより迎撃ミサイルって感じかな。

 

サイラムザは血管新生阻害剤と呼ばれる薬で、まあ簡単に言えば がんが栄養を取り込むために血管を作っちゃうのを阻害してがんに栄養を送らない!

なので、副作用も血管系に出てくる、高血圧とか出血とか。

どの薬も副作用ってのは山のようにあって、全部気にしたらそれだけで倒れそうになるけど、薬剤師さんが注意すべきことなどしっかり説明に来てくれるので、こちらも聞きたいことは何でも聞いておく。

わたしも最初の頃は何を聞いていいのかさえ分からなかったけど、今は重要なこと、発現頻度とか薬剤師さんの説明する前に次へ次へと聞いてしまって、なんか先走ってごめん てな感じになっちゃいましたw

で、そんなにしっかり説明してもらえるのに

なぜか、ジーラスタについては説明なかったのよね。

わたしも聞かなかった。  「白血球を上げるお薬です。」 「はいそうですか。」 で終わっちゃって。

これが落とし穴。

 

吐き気はほんとに少なくて 投与~3日目くらいから軽く気持ち悪いかな?程度。それより食欲がぱたっとなくなって

口にジッパーついたみたいに、とにかく何も口に入れたくない。

微熱もあるし血圧もいつもより高め。軽い頭痛などもあり水分はとってるけど、本当にただただ食べたくない!という状態。

で、点滴されましたw (点滴されると、もうこれでいいや~な気分になって 食べなきゃいけないという気持ちから解放)

そんな状態から 投与~5日目(7月18日)

朝から軽い頭痛。 背中や肩が痛くて、でもこれは寝過ぎのせいかな? ベッドマットが柔らかいせいかな?

なーんて、看護師さんにも言ってたのだけど

午後、シーツの交換があったので、ベッドから隣のパイプ椅子に座った瞬間、腰? 背骨?どことはっきりわからないけれど今まで経験したことのないような痛みが走り、なんだこりゃ?と・・・

痛みは長くなくて収まったので、トイレにいって今度は便座に座ったら 骨盤???

鈍器で殴られるような激痛が脈打つようにぐわわわわーーーんと・・・・でもしばらく脈打って収まる。

で、ベッドに戻って座って再び・・・・・・・・・  

 

なにこれーーーーー!? 

でも、どこが痛いのかがわからない。 痛いんだけど、骨?筋肉? 骨盤?背骨? 自分で頭押さえて首を横に回す?と、その刺激で背中?肩?

とにかく動かすと激痛~しばらく脈打って収まる。これの繰り返し。

ぎっくり腰になったか?とも考えたw

で、夕方の検温で看護師さんに訴えたのだけど、説明もうまく出来ず「痛み止めいる?」って聞かれても「要るのか?」とか考えちゃって

でも、ちょっと先生に聞いてくださいって頼んだんだけど、その後何もなし!薬くらい来るかな?って思ってたけどそれも無し。

 

で、仕方なく、何の痛み?って自分で調べたいんだけど、とにかくネットが使えない。

ギガも使い切って(←)速度がものすごー――――く遅いけど、かろうじて「もしかしてジーラスタ?」にたどりつきww

ジーラスタの、骨を押し割るような痛み ということを書いてあるのを読んで「これだーーーーーーー!」と。

 

時間はすでに消灯をすぎて、寝返り打つと肋骨全体に ばきばきばきーーーとくる。

従妹とラインして「看護師さん呼んで!!」と言われて、ようやくナースコールを (ナースコールってすごく躊躇してしまう)

それから、しばらくしてカロナール500mgを持ってきてもらって飲んだら、これが速攻で効いてくれてようやく眠れました。

夜10時過ぎてて、家に帰ってしまった主治医のところへ電話して聞いたんだって。

申し訳なかったなーって、ちょっと思ったけど、でも私夕方には訴えてたよね?

 

痛みは翌日もあって、でも痛み止め飲むとすぐ収まる。

回診で「痛かったんですけどジーラスタ?」と聞いたら 「あんまり(痛みがあるとか)聞かないんだけど・・・??」とか。

別の先生の回診の時も聞いたら、やはりジーラスタでそこまで言う人いないみたいな?

 

いーーーーーーーーや! 痛いんじゃ!!!  私の中ではレベル8~9くらいの痛さだよ!!!

 

ジーラスタはそもそも新しめの薬らしくて、でもドキタキセル使うがん患者さんは多く(乳がんなどでも使う)

たまたま、そういう方とお話しする機会があって、ジーラスタのこと聞いたら「痛かったです!!」との証言を!!

 

今回、副作用で一番きつかったのはこれだといってもいい。

で、ずっと退院まで薬剤師さんにも、看護師さんにも、もちろん主治医にも やいやいやいやい言い続けたので

退院時、なぜかカロナールが10錠処方されてんのw

いや、もうぜんぜん痛くないけどな。

 

あとで入院中の血液検査の結果をみたら、白血球が下がった17日~爆上がりした21日 

ばっちりその時に痛みが出たのでした。 

数値でいうと2000→173000に爆上がり。 骨の中で猛烈に働いたらしい。

おそるべしジーラスタ

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