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やわらかな日々~の

面白がって生きてきた

これからも 面白がって 生きていく

梅雨明け?

2025-07-18 11:50:41 | 日記

雨上がり

 

月曜日は5年ぶりの造影剤CT。MRIでは毎回造影剤入れるけど、こちらは何も感じない。

CTのは全身がカーッと熱くなるタイプ。 この前は、自分の腰から背中にかけて血管の中を熱い血が走るのを感じたけど、

今回は背中全体が温かく、そのうち右掌が熱くなって口の中に苦味があふれた。

 

今週はその結果を木曜日の診察で聞く予定だけだったのだけど、月曜日の午前中に大学病院から

「結果が出たのでこれますか?」と電話があって、急遽翌日(火曜日)行くことになった。

 

一回目の血液検査で「(がん細胞が)何も出なかった」と言われた時はこちらの病院で主治医から聞けたから

大学病院に呼び出されるということは、何か出たってことかしら?と思うよね。

前も書いたように、細胞が採れなければ、それはそれでよい。 でも何か変異が見つかったなら検査を受けた意味がある。

何とも、この若干もやる結果 さあ、今回はいかに?

 

待合室にいたら、予約時間ちょうどに待合室に速足で入ってきたドクター。

目が合うなり満面の笑みで「○○さんこんにちは! こんな日にすみませんね、ちょっと待ってて下さいね」

といって診察室に入っていく。

 

くうううううぅ  相変わらずの さわやかイケメンドクターだ~~~~ 

うっとおしい雨空がぱあぁっと晴れるよう。

 

で、すぐに私も呼ばれて あのだだっ広い診察室の奥のやたら広いテーブルを挟んでドクターの前に座る。

「(峠)道どうでした?お天気悪くて大変でしたね~」とか、こんな出だしの会話でさえいちいち上手すぎて

こんなにコミュニケーション能力高い医者もおるんか??と驚くよ。

で、そんな会話しつつテーブルの上に差し出された書類に目を落とすと。

 

「がんゲノムプロファイリング検査 エキスパートパネル報告書」

 

コメント 「国内で治療対象となりうる 遺伝子バリアントを認めませんでした」

 

ええええっと~~~??と目を上げると

ニッコリと「何も出ませんでした」とドクター。

よくわからないので「EGFRも?」ととりあえず聞くと

「何も(にっこり)」  ほほえみ天使かよ。

「つまり、これはジオトリフがまだ効いていて、『よかった』と思えばいいですかね?」 と椅子の背もたれに背を当てる私。

 

「まあ、そうですね」と そこからようやく説明が始まって、

前回会った時に、これからMRI撮ると伝えたことも、ちゃんと覚えてくれて「どうでした?」と聞いてくれて

わたしからは前回のように質問することもなくなって、同じような話を繰り返して10分で終了した。

でも前回の結果を主治医から聞いた時よりもよほどすっきりしたし 何よりも、このドクターの明るさに救われる。

 

全医者にこのコミュニケーション能力を切望! 

 

主治医の診察日が翌々日に迫っているので、結果を郵送するより持って行ってもらった方が早いということで、書類を作ってるのを診察室の前の廊下で待つ。

よほど、その封筒の中に「ほほえみ天使」の爪の垢も入れてくれと言いたかったよ。

 

 

爪の垢の無い書類を持って木曜日、診察室。

安定の無表情。いつもの問診ののち

「CTの結果なんですけどねえ。 ほかへの転移は無いようだし、肺も脳も変わりはないですねえ。

  ただ

マーカーだけ上がり続けてるのが・・・・ちょっと・・・・・」

 

「なので、薬を 元に戻そうかと     思います」

 

あれほど 元の薬(タグリッソ)を押しても「それは~」とか「これがいい(販売中止になったやつ)」とか言てた人が

いよいよタグリッソ・リチャレンジを認めた。

まあ、セカオピからも、腫瘍内科のドクターからも提案はそれだけだったし、それしかないんだよ。

 

ただ、それが「今」がほんとにいいのかどうか、私にはよくわからない。

もっと、ジオトリフで引っ張ってもいいのじゃないか?とか考えてしまう。

大学病院での話を思い出しても、まだこれで(ジオ)行けるのじゃないかって。

そりゃ、ジオトリフは副作用にさんざん悩まされて、ときに「こんな薬嫌だ―」って投げたくなる時もあったけど

いざ変更となると、まだ「次の手」を持っていたいような ぐずぐずな自分になってしまう情けなさはなんだ?

 

この前、主治医にタグリッソじゃダメなのか?と聞いた時

「変えても、効かなければまたジオトリフになりますけどっ」と、やや攻撃的な返答をした主治医。

それに対し「それだっていいですっ!」と強めに言い返した私。

今回はわたしが

「ジオトリフにまだ効き目があるとわかっている今だったら、また使えると思えばいいですよね」とかなり弱気に言うw

 

「そうですね」  と、主治医。

 

この後だったか、違う発言の時だったか。

マスクの下で ほんの一瞬 「ふはっ」  と、投げやりなかんじで、  確かに笑った。

 

 

もうちょっと

上手く笑えよ (怒)

 


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プライド

2025-06-24 11:50:09 | 日記

23日 夕暮れ

 

昨日は朝から雨。 午前中の小やみになった時に夕食の食材を買いに行き

30分ほど後に帰宅したら またものすごい雨ふりに。

 

雷も鳴って、雨どいからあふれ出すほどの豪雨。 畑も見る見る間に海になっていく。

そんな嵐の中「さて、時間だ」と病院へ向かうwww

洗車機の中に入ったみたいに前が見えない。

家から数分のところで、工事車両が止まっていて交通整理で旗振ってる人がいる

何事かと思えば電線を交換している???  どうも雷が落ちたらしい。そういえばさっきものすごい音がしたっけ。

大雨の中で作業している方々に、車内で頭を下げて通り過ぎた。

 

病院へ通う日は今までほとんど「いい天気」だったので、「こんな日に限ってよく晴れて・・」とちょっと文句言ったりしてて

でも通院日は天気が良いほうがいい。

悪天候の日になって、やっとそれに気付く。

それから

この頃、松本との行き来もあったりして、つくづく病院は近くがいいと夫と話したばかりで

自分でももちろんだけど、夫ももう若くはなく送ってもらうのも、やっぱり近くでないと大変なのよ。

娘に頼むこともできるけど、自分たちで出来るほうを選びたい。

 

 

いつもの呼吸器科診察日

 

先週にMRIを撮ってるので、その結果も気になるけれど

それよりも 自信満々で次の薬を決めてそれが無いと知った主治医の反応を チョットだけ楽しみにしているという

超意地悪な気分も嘘じゃない。(爆)

 

まあ、相変わらずの無表情で「こんにちは」からw

最近の状況などをわたしから話してると

主治医はやはり無表情のまま あーはい・・・はい・・・はあ・・・と一応それはカルテに打ち込んでるのかな。

それから「CEAはねー また同じペースでちょっと上がって3桁になっちゃいましたけど・・・

MRIで見たとこ、1月の時とほとんど変わりないんですよね。それとレントゲンでもあまり変わりないですね。」

と、ここまで一気に。

 

わたしも一緒に画像見て、ふーん・・・と、しばしの間。

「じゃあ、ジオトリフで継続ですか?」と聞くと

「そうですね~。来月 造影剤入れてCT撮ってお腹のほうまで見てみようと思います」

なるほど。肝転移あたりを調べるってことね。

 

と、ここで遅れてコーディネーターさんが入ってきて 女子同士の挨拶で場の空気が変わる。

わたしから17日にパネル検査の再採血に行ってきたことなど話して、そういえば主治医にもと

「あ、採血に17日行ってきました!」とか、とってつけたように報告

 

主治医、PCにカルテ打ち込みながら「あ。はい」だけ(前からだけど、これに全く関心無さそうw)

 

あとは、薬の数と次の診察日とCTの予約をいつか~という話をしたら

「じゃ、また」と主治医。

 

え?  終わり? 

 

コーディネーターさんと二人して、ちょっと間をおいてみたけど

主治医からにじむ「もう帰って!」オーラを感じて

 

「じゃ! またよろしくおねがいしますぅ~~~♪」と退出してきた。

 

コーディネーターさんと話しながら一緒に会計に向かい

「次の薬の話に、全然触れなかったね」ってとこで笑う。

たぶん、もうわかってるはず。 どんな風に伝えられたかは分からないけど、全く触れないってどうなんだろうね~

やっぱり、そこは医者としてのプライドなのかなあ?

「あーそうだったんですよ~ あはは~」くらいに笑ってくれたらいいと思うんだけど。

もうかれこれ3年も付き合って一度も笑わないんだから 無理だよねー。

 

庭のラズベリーをジャムにして今日の朝食。 ベリー系ジャムってこれが一番好きかも。

それと毎年言ってるとおもうけど「一番好きな果実」大石早生(李)

どちらも香りがいい。最初の一口か二口しかわからないけど、その一瞬が最高に幸せ♡

 

 

 


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夏至

2025-06-21 13:10:31 | 日記

『ため池は 草原だ』

 

3年前に ため池の護岸耐震工事が始まった。 

夏になると水田への水が必要なために休工しなければならないので工期が長い。

工事が始まる前に、ため池周辺の植物調査が行われて、希少種が掘りあげられて昨年再度植え付けられた。

予定では今年の春に完了するはずが、少し遅れて秋まで延長になった。

 

 

ここのところ思い出話が多い自分で、どうもそういう齢になったというか 

時々、じぶんが80代くらいに感じることがある。 

体力的な問題もあるし、近隣の人たちがそういう年齢層なのでつい交じってしまうのかもw

でもちょっと待てよ?と思って 同年の友人に「60代てまだ若い?」と聞いてしまった。(若いらしい♪)

 

年齢とか、決まりとか、そういうものに縛られやすい。

そもそも生きてきた年数ってだけなんだから、その齢にふさわしいものなんて人それぞれなはず。

そこに「こうである」なんてものは何もない。

 

5年前の今日 病気がわかった。

その時の5年生存率が3%くらいで、おいおい、なんだよそのパーセンテージは・・と思ったっけ。

でもそれは分子標的薬が出る前の数字なので、いまなら相当上がってるのじゃないかな。

すごいね、医療技術は!

 

まあ、その頃はそういうことがわからずに3%を見せつけられて、ずいぶん落ち込んだ。

1年先がどうなっているのか? 考えないようにしてもどこか頭の隅にそれがある。

池の耐震工事完成が3年後と聞いた時も  それはその完成は見れるのか?と思った。

数字が自分を縛ってしまったわけだけど、もう一つ縛った理由がある。

 

「教科書通りに死なないでください」

告知を知った人がラインで、そう励まして?くれて。  え?どういうこと?と固まってしまったw

 

余命を聞くと、いわれた通りにこの世を去る人がいるそうで、だから今のほとんどの医師は余命を言わない。

実際、やってみなけりゃわからないほど医療が進んだこともある。

まだ余命を言われていないのに、そのラインが逆に「余命」を意識づけさせることになってしまった

 

歴史でさえいつでもひっくり返る。明日の天気もわからない。昨日の約束は今日破られる。

世の中に教科書など無いと、わかって何十年と経つのにまだ教科書に縛られるとは・・(真面目だからなw)

 

 

 

『ため池は草原だ』といったのは、市内すべてのため池周辺の植物を調べていた教授の言葉で

ここの工事に入る前にも調査に来られて少し話したことがある

「30年前はここにキキョウもあったんです」とかいうと、とても関心を示してくれて話が弾んだ。

快活で目がキラキラと少年のような人だった。

 

 

今年5月  「日本アルプスで滑落」とニュースが流れた。 

あの教授 まだ50代

 

ほぼ完成に近い堤防に立ちながら「この景色を見るのはあなただったはずでしょ!」 と 何度も思ってしまう。

 

 

人生の長さに 教科書なんてものはない。 

教科書をなぞらう真面目さも 「もう」とか「まだ」とかの言葉も捨てて 6年目を生きてやる。

 

 


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選択の連続

2025-06-13 09:52:18 | 日記

水田を渡る涼風

 

 

自分を納得させることなんか簡単だ・・・みたいに言っといて

その翌日の電話でまたかき乱されるんだから 前言撤回。

 

パネル検査で「血液からがん細胞が出ませんでした」 こういわれたことを人に話すと

ああ、よかったじゃない! と、反応をされて  そうね?そうよね?と、まあ私も思った。

薬が効いてるってことなんだから、確かに「よかった」はずなんだけど。

パネル検査に至らなかったという意味では 単純に損得勘定(高額払ってんのに)してしまう自分もいて

だけど、もともと確率として低いものを検査してみようと思ったこと自体どうだったのか?とか

ずっと、もやもやした気持ちを抱えていた。

 

 

 

電話は大学病院からで、再度検査の採血をしてみないか?という内容だった。

前の採血に行った日、ドクターが一通りの説明をして同意書にサインして、じゃこれから採血に行ってきます

と立ち上がったときに

「薬を飲んでいると、血液に出にくいんですよね。」 の一言に「今それ言うか?」と思ったし

続けて「でも薬止めたら 数値が爆増」とさらっと爆弾発言。 

「リスク」と「10%の確率」の天秤ばかりはこの時出来上がった。

電話ではそこのとこふまえて「薬を続けたままでも結果が出た人がいます。今回は無料です」という。

響きがいいね。「無料」 (爆)

ちょっと気持ちが上がったとこで「そちらに腫瘍内科の先生が出向してますから相談なさってからでも」といわれ

そうだ相談できるチャンス!!と速攻で「そうします!!!」と返事した。

 

相談したかったのは、パネル検査の件は二の次で

先日の「次の治療薬」に関して、どう考えたって販売中止になった薬を提案する主治医がわからない。

でも、わたしからそれを主治医に言う勇気が無い。

こんなに何でも言っちゃうわたしでも、相手の立場ってものがあろうよ・・・と悩むから、黙ってる。

それに、ほっといてもいつか気が付くだろうし(薬剤師さんに 『無いよ』っていわれるから)

だがしかし。 その時に高みの見物してる自分が嫌だ。

無いとわかって、言いわけする主治医を見て「最初から知ってた」って顔 絶対しちゃうw←

ま、その他にも聞きたいことはいくつかある。

 

こちらの病院のコーディネーターさんからも連絡が来て、ちょうど昨日が外来の日だったので相談に出かけた。

あらかじめいくつかの質問事項をメモに書き出して。

矢継ぎ早の質問に流れるように答えるドクター。何を優先して、何を目的とするのか

 

ものすごく明確な意見!!!

 

もちろん厳しい話にもなるわけだけど、終始 目が優しい(にこやか) 医療者としてそこ一番大事なんじゃないか?

 

夫が珍しくとぼけた質問したので、それはわたしが一蹴して終わったw

でもその私のヒト蹴りからも拾って「副作用が大変なんですよね。それはとても大変なことだと思います」

と、患者がなかなか言えずに堪えていることを言葉にして思いやってくれる・・こんなことも初めてかもしれない。

 

販売中止になった問題の薬に関しても

「今回の話の内容は、全部主治医の先生に伝えますから、そのことも僕から話しておきます。」とのこと。

 

 

どんな事象にも考え方にも必ず相反するものがあるのが世の中で

その世で生きてくということはずっと選択の連続なんでしかたがない。

 

最近の体調不良は天候不順のせいだと言い切ってもいいが、ずっと自分の中で矛盾していく気持ちを戦わせながら

選択していくことに疲れていたのかもしれない。

人に頼ってもいい。頼れる人がいるという安心感。

考えなくてもいい。 休むってことはそういうことかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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晴れない

2025-05-30 15:38:55 | 日記

コチドリ

 

1週間があっという間に終わる。5月も終わる。 

なにしてたわけでもないのに 気持ちだけが忙しい。(のんきに鳥写真は撮ってるよ)

 

前回の診察の時にも「言うべきか・・・言うほどでもないか・・・」という身体的不調があって

まあ、そんな迷ってられる程度のことなんだけど、やはり日に日に不調が増す気がする。

そして、毎回の診察時に看護師さんに言われる「いつでもいいから、何かあったら電話してね!」という言葉を思い出し

次の診察までの時間を考えると、やはり今言うべきかと昨日相談センターに電話してみた。

 

誰もそうだろうだけど、これだけ通ってても病院てとこが苦手だ。

予定になってるから行けるけど、予定外ではよっぽど我慢ならない状態でなければ行きたくないのが心情。

ましてや「気がする!」程度はどう考えたって予約日まで「待て!」ってとこだ。

それなのに、昨日は主治医の外来だしな~・・・なんて思って電話してしまった。

 

相談センターのいつもの看護師さんは「それは気になるよ~このまま待ってて!先生に聞いてくる!」と言ってくれて

すぐ折り返しの電話で「明日の朝、もう一度電話してくれます?先生診てくれるって」との返事で

今朝、直接外来へ電話したところ

いつもの看護師さんとは別の人(私は初めて)の対応が・・・・

「その話は聞いてますけど? どんな状態?」と明らかに迷惑そう。そしてこちらの状態伝えると

「は?そんなことで?」 とは言わないが、そう思える言い方に一気に電話したことを後悔する。

こちらも最初から弱気なので、ぐずぐず「昨日はそういう話で・・」とか言い訳めいたこと言ってると

「今日は〇〇先生(主治医)じゃないですけどねっ じゃあ今から来てください! あなたからの希望でって言っておきますから!!!」とつんつん言って電話は切れた。

 

あああああ。もうほんと止めようかと思った。「じゃあいいです!!」って言えばよかった。

と、散々車の中でも愚痴りながら到着。

 

ところが、塩対応を覚悟しながら外来受付に行くと、そこからはテキパキ検査の手配がされていて

心電図とレントゲンに行くように言われどちらもすぐ終わり、診察は割込みだから待つのかと思ったら

これもすぐに番号呼ばれて 「主治医の先生が来られますから」とのこと。

いつもと別の診察室前で待ってると、主治医とほぼ同時にコーディネーターさんもやってきて

「ちょうど今日来てほしかったの!!電話しようと思ったら カルテに来てるってあるじゃない!?」とうれしそうにいう。

先日のゲノム検査のことで話があり、主治医からでないと話せないとのこと。

 

なんの感が働いたのかわからないけど、そうか結局今日は来なくちゃならなかったのか~。 びっくり。

 

ま、それはともかく。ゲノムの件だ。

あれ?その前に不調のほうだ。 まあそっちは様子見ってことで、次回の時に血液検査の項目増やして調べることになり

さらっと終わり・・・・

 

「で、先日の(ゲノム検査の)結果なんですが」

「血液の中にがん細胞がありませんでした」

 

は? 

なんか、そのフレーズこの前も聞いたぞ?

そうだ、2年ほど前に気管支鏡検査で検体採って調べたとき「検体の中にがん細胞がありませんでした」って聞いたやつだ!

 

「だから・・・・検査機関に送れなかったってことですか?」とわたし。

「そうなんです・・・・」と、しょんぼりコーディネーターさん。

 

さすがに2回目ともなれば、じゃあ、私のがん細胞はどこにいるんでしょうねええ?と言いたいわ。知ってるけど。

 

で、この話を急いで持ってきた理由は、検査保障のようなもので6月20日までに再検査が可能。ただし

今飲んでいる薬を2週間程度休薬して採血とのこと。

つまり、血液中のがん細胞がジオトリフで抑えられている状態なので見つけにくいということらしい。

実はこの前採血に行ったときに、ドクターも ちらっとそんなこと言っていて

「ただ、分子標的薬って止めると(数値)爆上がりしてしまうからね~」と。

さらっと怖いこと言うよね医者って。

 

休薬によるリスクと10%の確率・・・

「天秤ばかりだね・・・」 と、主に説明してくれたコーディネーターさんと目を合わせる。

主治医はどっちがいいとは一言も言わない。 ま、そりゃそうだ。決めるのは私だ。

 

ゲノム検査は白紙に戻した。 「まだ、やっぱり~と思ったらいつでも言ってね」とコーディネーターさん

主治医は、次の薬の話をしだして

どうも彼は私の希望する薬に懐疑的らしく、別の薬を提示する。

だけどね。前もその薬の名前出したけどね。 それね「販売中止だから(しかも昨年)」←

と思っても、何も言わなかった。 言えなかった。

頭のどこかで別のことが浮かんでは消え浮かんでは消え・・・

 

なんとなく察してくれてるのか、診察室出た後もコーディネーターさんがしばらく付き合ってくれて

ここのとこ大した不調でもないけど、不調なせいか思ってた本音をぽつぽつ話しているうちに

久し振りに涙が出てきて困ってしまった。

 

外は雨

こころも晴れない

 

 

どーしたもんじゃろのお~(再放送中)


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