詩 小さな夢

2023-01-27 15:11:00 | 
窓越しに舞う雪を
君は掴もうとしている

猫よ
この雪は
いつかの夢のようだね

若い私が
窓に映る


今ふり返ると
夢を掴むことより
その道のりが
愛しいと思う


不意に君と目が合うと
こちらへ
トコトコやってきて
私の足を枕に
眠ってしまった…

こんな夜に
夢は降りてくるのだろう

小さくても
愛のある
夢…





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