2008 日本クーラカンリ登山隊

10月1日に起きた雪崩により、今回の登山計画は中止しております。

ABC

2009-09-27 21:30:54 | インポート

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標高5350m、ABCの夜明け。2008年9月26日撮影。

頂上に朝日が当たっている山は、クーラカンリ主峰(7538m)です。

早いもので、もうすぐ事故から一年が経とうとしています。

ここ2~3日、当サイトへのアクセスが急増しています。

多くの方が、まだクーラカンリ登山隊を気にかけてくださり、中村・加藤・有村・梶田各隊員を忘れずにいてくださっていることを感じます。

本当にありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

現在、山野井泰史さんが、北壁を登るべく、ここに入られているはずです。

山の状態が良く、完登そして無事下山されますことを、心よりお祈りしています。


千葉へ

2009-09-22 22:42:36 | インポート

今日は、高橋、桜井、三戸呂で、有村隊員のご実家へうかがい、仏前へお焼香をあげてまいりました。

在りし日の有村隊員のお話しをするなかで、山以外にも多岐にわたりその興味、才能をいかんなく発揮した人生であったことを再認識しました。

瀕死の重傷を負っていたところを有村君が助けてきたという子猫は、すっかり大きくなって、元気に部屋を駆けまわっていました。

馬やロバといった動物から、小さな虫まで、命あるものすべてに慈しみの心をもつ彼は、今も多くの人(他の動物も)の心の中で、生きています。

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加藤慶信 一周忌法要

2009-09-13 22:44:22 | インポート

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昨年の今日、9月13日は、クーラカンリ登山隊出発の前日でした。

それから一年後の本日、加藤慶信登攀隊長の一周忌法要および偲ぶ会が、甲府で行われました。

登山隊からは、高橋と志賀ドクターがスピーチを仰せつかり、故人とのエピソードを紹介いたしました。

会の後半には、生前の写真や映像が上映され、今まだ加藤君が生きているのでは、との思いにとらわれる場面もありました。

祭壇には、クーラカンリ三山を思わせる造形が置かれ、そこには、いつもの加藤慶信の笑顔がありました。

登山隊出発から一年、登山隊の結末は、言葉に表せないほどの悲しみが残りますが、隊員一同、今後も妥協のない人生、加藤君に見せても恥ずかしくない生き方をしていこうと思います。