加藤慶信登攀隊長、有村哲史隊員、中村進隊員の3人が、クーラカンリの空に昇ってから、今日で七年です。
年々、月日が流れるのが早く感じられるようになり、7年前の10月1日が、つい先日のように思えます。
今年も、残った各隊員は、場面場面で、「もし有村だったら」「加藤が今ここにいたら」「中村さんだったら」どう判断するか、を思い巡らせながら登山を続けています。
そんな中でも、最年少隊員だった三戸呂拓也は、「イッテQ登山部」のメンバーとして、イモトアヤコさんとともに今年マッキンリーに登頂、さらに現在は西ネパールに聳えるアピ峰の未登ルートを目指して、ネパールに入っています。
三戸呂君の登攀を、空から見守っていることと思います。
10月1日は、彼らが注いだ山への情熱、そして「何があっても生き抜く覚悟」を再確認し、また前に進む決意を新たにする日です。
ラサ、パルコルにて 有村(左)と加藤(右)
ザリ村からBCへの途中 中村
BC直下の氷河湖にて 加藤
C1にて 背後はクーラカンリ主峰 有村