2008年10月1日に発生した雪崩事故から2年の今年も、もうすぐ終わります。
今年は、登山隊長の高橋がラサを再訪し、連絡官のノルブ氏に改めてお礼を言うことができました。
また、上海の森本志天氏には、高橋のラサ行きにおいて言葉に尽くせないほどのご協力をいただきました。
今年も多くの方に励まされて過ごすことができました。
本当に、ありがとうございました。
各隊員は現在、事故を大きな教訓として、再び山に向き合っています。
隊員の桜井は、愛知県の登山用品店「穂高」にて、元気に山と関わり続けています。
三戸呂今年、マッキンリーに登頂し、来年はアコンカグアと再度マッキンリー登山を予定しています。
高橋は、勤務先の部活指導で、登山における事故回避の啓蒙に取り組んでいます。
志賀医師は、日本登山医学会の中心メンバーとして活躍されています。
来年も、3人の山への情熱を胸に、安全に留意して山にかかわっていきたいと思います。