2008 日本クーラカンリ登山隊

10月1日に起きた雪崩により、今回の登山計画は中止しております。

七回忌

2014-10-01 21:47:26 | インポート

中村進、加藤慶信、有村哲史3名が雪崩で亡くなってから、今日で丸6年となりました。

先日、加藤君のお墓参りに行ってきましたが、雲ひとつない晴天にめぐまれました。

思えば、あの日も抜けるような青空でした。

あれから6年が経ちましたが、やはりまだあの現場にいるような感覚は消えずに残っています。

最近、この登山のことを人前で話す機会が何度かありました。

山の魅力と危険、そして安全登山について、その話をしているさなかに、
御嶽山では、まさに修羅場と化していました。

楽しみにしていた登山だったことと思います。
頂上からの景色も楽しんでいたことと思います。

事故に遭われた方々、そしてそのご家族、関係者のご心中を察すると、本当に胸が苦しくなります

今回亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

そして、今後も登山における安全の啓発に尽力するとともに、自らも3人に恥じないよう、自己の限界に挑戦し続けようと思います。

日本クーラカンリ登山隊 
隊長  高橋和弘

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C1入りする中村進さんに寄り添っていた1匹の蝶
2008年9月30日



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2008年9月25日、クーラカンリABCにて 加藤

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2008年10月1日 C1出発準備中の有村


梶田隊員 七回忌

2014-07-20 21:16:15 | インポート

今日7月20日は、梶田正人隊員が秩父の沢に逝ってから6年目の命日です。

今年は8月初旬に、岐阜の山中にて追悼集会が行われます。

梶田さんのバイタリティは、今も私達の中で生き続けています。


5年目

2013-10-01 22:18:40 | インポート

クーラカンリの雪崩事故から5年目を迎えました。
改めて、加藤慶信さん、有村哲史さん、中村進さんのご冥福をお祈りするとともに、隊員の近況報告を。

高橋は、夏に体力を著しく下げたものの、そこか徐々に回復に向かっているところです。
9月11日に第一子が誕生し、てんやわんやの日々を過ごしております。

桜井は、今まで同様、登山道具店で店員をしながらガイド業を営んでおります。
三戸呂は、日本テレビの番組で、現在マナスルに挑戦中。
志賀ドクターは、在アルジェリア日本大使館で医務官として活躍中

10月1日は、山での安全をより強く意識する日となっています。
今後も安全に登山を楽しめるよう、日々努力したいと思います。
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4年目の鎮魂

2012-10-01 18:39:51 | インポート

今日は、加藤慶信、有村哲史、中村進の3隊員の4回目の命日です。

すっかり更新がご無沙汰していて、今もチェックしてくださっている方には申し訳なく思っております。

この一年、各隊員の様子は以下の通りです。

高橋・・・8月に高校の部活引率で、高校生と共にレーニア山に登頂。新たなザイルパートナーを育成中?

桜井・・・登山道具店で勤務しつつ、山岳ガイドや国立登山研修所での講師として活躍中。

三戸呂・・・登山を追求して、カラコルムや天山山脈などをハシゴ中。たまには連絡しなさい。

Dr.志賀・・・この春より医官として在アルジェリア日本大使館に赴任、地中海やサハラの大自然を堪能中!

これからも各隊員は、この日のことを胸に刻んで、一年後、さらに良い報告ができるように、頑張って生きたいと思います。

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ともに、あの頂へ

2011-11-27 22:25:40 | インポート

加藤慶信登攀隊長の、追悼集

「ともに、あの頂へ」

が出版されました。

編集には、「登頂8000メートル」の著者で、加藤登攀隊長の後輩でもある谷山宏典氏に、ご尽力いただきました。

稀代のヒマラヤニスト加藤慶信の生きざまが、この本にたっぷり詰まっています。

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