最低賃金が生活保護水準を下回る北海道
最低賃金が生活保護水準を下回る北海道を「逆転現象」というらしいですが、生活保護は自立支援のためのものでもあるのですが、職を得て生活保護を脱して生活保護以下の給料ではやっぱり生活保護受給者は減らない一面もあるのかしらんと思ってしまいます。
そんな「逆転現象」の中で、小宮山厚労相は生活保護費の支給水準引き下げを検討する考えを表明したのは、５月のことだった。
つまりこれが、野田政権の最低賃金が生活保護水準を下回る「逆転現象」の解決策というのかもしれいないが恐ろしいほど単純発想の解決策に思えなくも無い。
見直すべきは最低賃金であり、それを政治力でどこまで引き上げられるかが個々の政治家の腕の見せ所であるが、その努力はまったく見えずただただ増税のマラソンコースを与野党が走り続けてる気がする。
ふと、大昔見た
智慧の無い者は力を出せ。
力の無い者は知恵を出せ。
知恵も力も無いものは、去れ。
という標語を思い出したのは、偶然なだけだ。
