極寒における雑感
北海道は厳寒が何日も続いていたが、欧州はもっとすごい極寒のようなことになっていて、ポーランドでは19日でだけで15人も亡くなり多くはホームレスという報道があった。フランスやドイツやオーストリアでも例外でなく深刻な寒さや大雪だったようだ。
北海道でも、この厳寒の中で暮らすホームレスがいる。そういえばマンホールチルドレンというマンホールで暮らす子供たちがロシアにいるということを以前ニュースでやっていた。マンホールの中は暖かいので冬はそこで暮らしているという。もちろん孤児でありホームレスであり、ロシアの混乱時期であったことがそういう状況を招いたのか、それともいまでもわずかにいるのか報道されることだけは無くなった。
話は変わるがいわゆるCOP15国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議が「コペンハーゲン協定」を採択できないまま閉幕したという。温暖化に冷水をかけることもできなかった。
温暖化の根拠データにおいて不都合な理由を隠したと一時マスコミに騒がれたデータ改ざん疑惑が興味深かったが、それが理由と言うことはなかろうが何か政治的な報道の臭いを嗅いだ気がして温暖化問題を冷やそうと言う異図があったのかもしれない。
冷えると言えば鳩山内閣熱は急に冷めたように支持率は47%まで急落した。
温暖化なのか、寒冷化なのかほんと良く解らない数日ではあったが、いつも思うのは”民衆とは熱しやすく冷めやすい”もので、それに一喜一憂する政治もまた大局観が無さ過ぎです。