■■コメント
○横田利久(関西国際大学 事務局長、元 中央大 総合企画本部担当部長)
・かつて、専門性と言われていたのは、TDK(図書館・電算・国際交流)
・しかし、大半の職員はそれ以外。
・終身雇用制度の中での「専門性」
・「1.特定の分野の専門性を高めていく」というのはあるだろう。
・現時的には「2.事務職員からの発展型」が現実的
・「3.定型的な業務を」から「2」に移っていくことも。
・多様な職員をマネジメントしながらという専門性。
・マネジメントの専門性を強調したい。
しかし、その定義も多様。
・自分は「2」と「3」にこだわりを持ちたい。
◆「1」は?
・20年ほど前の立命、産官学連携。当初はよく分からない状況。
やりながら育てられた。
・大学院進学=専門性 ではないだろう。◆フム
経験→理論化
○山本淳司(京都大学 教育推進・学生支援部次長)
*行政管理学会Webサイトに 専門性の概念図あり。
・スペシャリストとジェネラリスト
後者に専門性がない訳ではない。
マネジメントのレベルが上がると、ジェネラリストの専門性が上がる。
・「高度専門職の導入目的」
10年ほど前と変わらない議論という印象
・「身分・処遇」
ある人を専門職ありと見なしたとして、
・「キャリアパス」
国立大、退職手当の積算。
専門性の確立=流動性の確保 と考えている。
・暗黙知→経験値
専門性を持つ人に求められる。
エンジニアであれば「マニュアルを作る」
■討議
○「専門」という定義。どう理解したらいいのか。
・SDの義務化がいずれ設置基準に。かつての「専門職」を考慮して「高度 専門職」に?
カタカナ職種が「高度」?
・あいまいな定義という現状。現場から実態を作る、提案していくのが大事。
○久保山:「誰でもできる」、組織として、3年定期異動について
・山本: 一定のレベルを持っているから、横に移動にしても通用するという言い方もできる。
一定の業務範囲で「ジェネラルな専門性」を高めていく。
◆図書のシステム→契約などの議論はできず。
・横田: 「誰でもできる」共感する。「高める」ではなく。40年前から思っている。共感はする。
・上杉:職員文化を変えましょう。大学がつぶれますよ。
切磋琢磨するのが肝要。
生き残る努力を。そういう人が大勢いる大学が生き残る。
○「職員文化」。SD義務化。企業向けの法律に、そんなことがあるか。
「カチンとくる」のがあってもいいのではないか。
・横田:「大学改革と職員の役割」で20年以上前から講演。企業向けにはないだろう。
・山本: 上下関係での「中間職」。そこを変えるために、それを使ってもいい。
・上杉:「カチンとくる」としたら、その根拠(ちゃんとやっているなど)を示すのもあり。
○
・上杉:SDは研修だけでなく、広い意味で人材育成。
「事務職員」のあり方を議論してこなかった。
色んな思いがあるだろうが、共通理解を検討。体系化。
・山本:専門職団体が専門性の中味になっていくのはアメリカでも見られた。
・横田:10年ほど前に「教職協働」について、学長理事長アンケート。
究極的には「教員に信頼される職員」、分担したり協働したり。
能力・資質・人間性。
何々や風土をマネジメントできる職員も専門性。
◆できる??
山本さん作成のスキルモデル。
ビジネススキル、基本的な知識 + 所属する大学についての知識 + スペシャリストとしてのスキル
○それぞれの大学の知識云々が大学職員の専門性。電算に強い人を持ってきたら、それでいいのか。
◆それは議論以前の問題ではないか。
○塩川:国際交流の専門家という訳でなく、職員30人ぐらいの大学で15年ほど担当した結果。
それを体系化したく、学位も取った。
専門性があるから、どこかの大学に行って、進められるわけではない。各大学の風土・文化、それまでの蓄積もある。仕事は一人で進むものでもないので、スカンをくらって、うまく行かない。
○山本:教職協働が善という横田さんコメントだったが、パフォーマンスが落ちることもある。
○某府立大では、専門性不要という考えと、何かコアを持つべきという考えがある。
<まとめのひと言>
○上杉: 発信する職員であってほしい。
○横田: 暗黙知の多い世界。定義できないと、埋もれる!?
○山本: 傭兵だけでは戦えない。結局、職員育成(SD)は必要。
文科省の人もアイデア沢山というわけではない。大学から、アイデアをまとめて提案すると喜ばれる。
○横田利久(関西国際大学 事務局長、元 中央大 総合企画本部担当部長)
・かつて、専門性と言われていたのは、TDK(図書館・電算・国際交流)
・しかし、大半の職員はそれ以外。
・終身雇用制度の中での「専門性」
・「1.特定の分野の専門性を高めていく」というのはあるだろう。
・現時的には「2.事務職員からの発展型」が現実的
・「3.定型的な業務を」から「2」に移っていくことも。
・多様な職員をマネジメントしながらという専門性。
・マネジメントの専門性を強調したい。
しかし、その定義も多様。
・自分は「2」と「3」にこだわりを持ちたい。
◆「1」は?
・20年ほど前の立命、産官学連携。当初はよく分からない状況。
やりながら育てられた。
・大学院進学=専門性 ではないだろう。◆フム
経験→理論化
○山本淳司(京都大学 教育推進・学生支援部次長)
*行政管理学会Webサイトに 専門性の概念図あり。
・スペシャリストとジェネラリスト
後者に専門性がない訳ではない。
マネジメントのレベルが上がると、ジェネラリストの専門性が上がる。
・「高度専門職の導入目的」
10年ほど前と変わらない議論という印象
・「身分・処遇」
ある人を専門職ありと見なしたとして、
・「キャリアパス」
国立大、退職手当の積算。
専門性の確立=流動性の確保 と考えている。
・暗黙知→経験値
専門性を持つ人に求められる。
エンジニアであれば「マニュアルを作る」
■討議
○「専門」という定義。どう理解したらいいのか。
・SDの義務化がいずれ設置基準に。かつての「専門職」を考慮して「高度 専門職」に?
カタカナ職種が「高度」?
・あいまいな定義という現状。現場から実態を作る、提案していくのが大事。
○久保山:「誰でもできる」、組織として、3年定期異動について
・山本: 一定のレベルを持っているから、横に移動にしても通用するという言い方もできる。
一定の業務範囲で「ジェネラルな専門性」を高めていく。
◆図書のシステム→契約などの議論はできず。
・横田: 「誰でもできる」共感する。「高める」ではなく。40年前から思っている。共感はする。
・上杉:職員文化を変えましょう。大学がつぶれますよ。
切磋琢磨するのが肝要。
生き残る努力を。そういう人が大勢いる大学が生き残る。
○「職員文化」。SD義務化。企業向けの法律に、そんなことがあるか。
「カチンとくる」のがあってもいいのではないか。
・横田:「大学改革と職員の役割」で20年以上前から講演。企業向けにはないだろう。
・山本: 上下関係での「中間職」。そこを変えるために、それを使ってもいい。
・上杉:「カチンとくる」としたら、その根拠(ちゃんとやっているなど)を示すのもあり。
○
・上杉:SDは研修だけでなく、広い意味で人材育成。
「事務職員」のあり方を議論してこなかった。
色んな思いがあるだろうが、共通理解を検討。体系化。
・山本:専門職団体が専門性の中味になっていくのはアメリカでも見られた。
・横田:10年ほど前に「教職協働」について、学長理事長アンケート。
究極的には「教員に信頼される職員」、分担したり協働したり。
能力・資質・人間性。
何々や風土をマネジメントできる職員も専門性。
◆できる??
山本さん作成のスキルモデル。
ビジネススキル、基本的な知識 + 所属する大学についての知識 + スペシャリストとしてのスキル
○それぞれの大学の知識云々が大学職員の専門性。電算に強い人を持ってきたら、それでいいのか。
◆それは議論以前の問題ではないか。
○塩川:国際交流の専門家という訳でなく、職員30人ぐらいの大学で15年ほど担当した結果。
それを体系化したく、学位も取った。
専門性があるから、どこかの大学に行って、進められるわけではない。各大学の風土・文化、それまでの蓄積もある。仕事は一人で進むものでもないので、スカンをくらって、うまく行かない。
○山本:教職協働が善という横田さんコメントだったが、パフォーマンスが落ちることもある。
○某府立大では、専門性不要という考えと、何かコアを持つべきという考えがある。
<まとめのひと言>
○上杉: 発信する職員であってほしい。
○横田: 暗黙知の多い世界。定義できないと、埋もれる!?
○山本: 傭兵だけでは戦えない。結局、職員育成(SD)は必要。
文科省の人もアイデア沢山というわけではない。大学から、アイデアをまとめて提案すると喜ばれる。
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